2024 J1第1節 サガン鳥栖vsアルビレックス新潟〜宮本英治について語るばい〜
※このnoteでは試合内容について一切言及しません。宮本についてしか語りません!!
正直最初移籍のリリース見て、いわきのロングハイライト色々見た時は、ん?前にいた8番の選手とは全然違うタイプの選手だけど大丈夫か?と懐疑的でした。
ただ、キャンプの試合のハイライト映像を見るたびに気になっていき、完全に今回の試合で恋に落ちきりました(王道少女漫画パターン)
ってことで今回は宮本選手のうわーここが好きというところが詰まっている1シーンを熱く紹介!!
(良かったらDAZNで20:06〜を宮本だけを追って見返して観てください!)
20:06~ 新潟ビルドアップのシーン
・FWの脇に降りて、マイケルとボールの出し入れをする。
・その際に相手の左サイドハーフの樺山が宮本に食いついてくる。
・松田-藤原-宮本vs丸橋-樺山で3vs2で数的優位を作れていることを宮本は把握。
・なので中央には戻らずバックステップで位置を調整しながらそのまま樺山の近くで待機。
・松田-藤原-宮本vs丸橋-樺山で3vs2で数的優位を作れており、マイケルから藤原にボールを出して前進したいところ。
・マイケルも狙ってはいたが、内側にポジションをとっており、角度的にパスを出せないのでキャンセル。トーマスデンに横パスをして逆サイドに展開する。
・それを見て宮本は自分がマイケルの横に降りて、松田-藤原-宮本vs丸橋-樺山で3vs2の構図で前進しようと試みる。
・トーマスデンがボールを持っている時も両手をあげて、こっちのサイド数的優位だよーとアピール。
・藤原にも高い位置取り続けてとジェスチャー
・トーマスデンから小島にボールが渡りやり直し。
・宮本もマイケルの前に運ぶスペースを空けるために後ろ3枚をやめて、また樺山固定ムーブを開始。
・小島からマイケルにボールが渡った場合のマイケルから藤原へのパスコースを作る。
20:29〜
小島ボール持った時。(後で画像作る)
・樺山ではなくて、ボランチの河原が自分に食いついてきたことを認知。
・それによりMF-DF間のスペースが空くことを把握。鈴木孝司が空いていることを味方に伝える。
20:32〜
マイケルから藤原にボールが移動中。(後で画像作る)
・食いついてきた河原をそのまま引き連れて鳥栖のDF-MF間を広げる。
・自分は死に役(河原釣り出し役)に徹して藤原に鈴木孝司空いてるから使ってと指示。
個人的に思う宮本英治最大の強み
この30秒間のビルドアップの間宮本はワンタッチでマイケルにボール返した以外ボールには触れてないけど、凄く宮本の良さが詰まっていた。
守備の刈り取る部分だったり、走力の部分だったりが表で目立うが、個人的に宮本の最大の強みは観察力と思考スピードの速さ。
先程の攻撃のビルドアップの部分でもよく状況を観察してるなと思ったけどら守備においてもよく相手を観察しており、ただフィジカル的な部分を押し出して狩りに行ってるのではなくて、相手を観察して、状況判断してボールを狩りにいっている。
観察の部分と先を見据えて瞬時に思考して判断するスピードの速さが攻守に渡って宮本を活かしてるベースのように思える。
もはや鳥栖戦とか関係ない好きなシーン①
常に先を見据えてる漢。しっかりとリーダーシップ取ってリスクマネジメントできるところ好き。
このシーンで私は恋に落ちましたね。
もはや鳥栖戦とか関係ない好きなシーン②
TM富山戦の谷口得点シーン。
5:14〜の7秒の間で、味方のボランチに高い位置取るの指示して、相手のボランチ固定して自分がフリーになる状況作って、SBに高い位置取るように指示して相手のWB食いつかせて、CBとWB間にスペースがあることとうちのサイドハーフが裏走ってることを事前に首振って認知していて蹴る瞬間ノールックでワンタッチで出すという。
どんな脳みそしてたらその速さで状況把握から、自分の中の答え導きだして味方への指示しながらプレーできるんだいって。これ1秒ずつ一時停止しながらみてやってること把握した時ビビりました。好きとかじゃなくてもはや恐怖。
最後に
凄く日本代表の守田選手に似ている選手だなと思っていて、常に先を考えながら、相手と味方と自分の関係性をとらえながらプレーしていて、味方も相手も動かせるボランチだなと。
まだまだ伸びしろだらけで、J1の舞台でどんどん学習していって、経験値溜めていって手札が増えて行けば日の丸も遠くないのかなって思っています。
新潟の中心として期待大!!
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