_noteサムネイル画像_1新井和弘

【「eumoの楽屋裏」】eumo note、はじまります!〜eumo代表・新井和宏より〜

こんにちは!
eumoの新井です。

新井さん(丸い)

【プロフィール】
株式会社eumo 代表取締役 新井 和宏
1968年生まれ。東京理科大学卒。1992年住友信託銀行(現・三井住友信託銀行)入社、2000年バークレイズ・グローバル・インベスターズ(現・ブラックロック・ジャパン)入社。公的年金などを中心に、多岐にわたる運用業務に従事。2007~2008年、大病とリーマン・ショックをきっかけに、それまで信奉してきた金融工学、数式に則った投資、金融市場のあり方に疑問を持つようになる。2008年11月、鎌倉投信株式会社を元同僚と創業。2010年3月より運用を開始した投資信託「結い2101」の運用責任者として活躍した。鎌倉投信退職後の2018年9月、株式会社eumo(ユーモ)を設立。

これからnoteをご覧のあなたに「eumoの楽屋裏」をお伝えすることで、eumoのすべての活動が目指している「共感資本社会」に興味を持っていただければと思います。興味が湧いたらぜひeumoに遊びに来てください。

その前に何やら不思議なことをしているeumoについて、改めて代表の私からお伝えさせていただきます。

それでは、少しの間お付き合いいただければ嬉しいです。

eumoの由来はEudaimonia(持続的幸福)の略です

まず「eumo」ですが、読めましたでしょうか?一部では「エーモ」だったり「UUUM(ウーム)」だったり自由に呼ばれています(笑)。正しくは「ユーモ」と読みます。

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これはEudaimonia(ユーダイモニア)の略からきています。ユーダイモニアはギリシア語由来の言葉であり、「持続的幸福」などの意味を持ちます。

私たちも持続的幸福を実現できる存在かつ、覚えていただきたいと願って「eumo(ユーモ)」という社名にしました。頭の片隅に入れていただければ幸いです。

eumoは3つの事業を推進しています

eumoの3つの事業は文化、人財、お金をテーマにしています。

1つ目が、共感資本社会の醸成に向けて、共感を循環させる情報プラットフォームを提供しています。2つ目が課題解決しながら成人発達を促進する教育を推進しています。この文化と人財をテーマにしている活動がeumo Academyです。

eumo Academyロゴ

「共感資本社会」は、文字通り共感をあらゆる活動の基礎として活動していける社会です。でも、「共感」は目に見えにくいですし、ちょっとふわふわした言葉ですよね。私たちも共感は体感するものだと思いましたので、共感資本社会をつくる人財が育つ場とネットワークの提供の場としてeumo Academyを運営しています。

3つ目の事業には、社会貢献性の高い企業への投資を行っています。今は例えば「困っている人をビジネスの力で助けたい」と思っても、「収益は見込めるのか」と思われてなかなかお金や人が集まりません。それでも「確かにお金にはなりにくいかもしれないけど、社会にとっては必要な事業だ」と思える事業にお金や人が集まるように、eumoは積極的に投資します。

(まずいな、話が長くなってきた気がする・・・そろそろ締めますね!)

今、なぜ「共感資本社会が必要なのか

「共感資本社会」とは何かもお話ししないとですよね。eumoが目指しているところですから。

「共感資本社会」とは、共感という見えない・貨幣換算できない価値を大切に育み、それを基礎(資本)として活動していける社会です。

「共感資本社会」の実現には、社会関係資本の増大が大きく影響します。つまり、人と人とが繋がり、人間としての成長が促されることにより、共感資本社会の実現が可能になっていくのです。

実は、この「共感」は世界中で注目を浴びています。例えばマイクロソフトのCEOもこんな言葉を発しています。

AI が普及した社会で 一番希少になるのは、他者に共感する力を持つ人間 だ。
マイクロソフト サティア・ナデラ CEO

ここ日本でも「共感」の価値を再定義する動きが起きています。

家族と共同体の重要性を再認識し、共感力を用いた信頼できる仲間づくりを心掛けるべきだろうと思います。
京都大学総長、日本学術会議会長 山極 寿一氏

これからますますAIや新しい技術が発達する中で、私たち人間に残された力は「共感」であり、それを基礎にした社会をつくりたい。そうすれば、経済やお金の手段に人がされてしまうのではなく、人の幸せや成長を一番の目的にできる社会が来る。

eumoはそう願っています。

お金を再定義しませんか?不思議なお金をつくりました

(そろそろ締めますと言っておきながら、最新の動きである「共感コミュニティ通貨eumo (ë)」の話を最後にさせてください・・・!)

「共感資本社会」をつくるには、お金を再定義する必要があると考えています。今の資本主義社会では経済を成長させたりGDPを伸ばしたりと、お金が目的化して私たち人がそのための手段となっています。そのことで数え切れない問題が起きています。

例えば私は自殺の問題も根本の原因には、「人を手段に使ってお金の増大を目的とする」社会にあると考えています。だから、共感コミュニティ通貨eumoのコンセプトは、お金が目的化しないように「人が幸せになるための手段」としてお金を再定義することです。

ということで、eumo (ë)という実際に使える共感コミュニティ通貨をつくりました。現在、2020年2月29日までの実証実験中で、日本全国20箇所以上で使うことができます。

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日本全国20箇所以上で使うことができるんですが、eumo (ë)は3つの「不思議ポイント」があります。

◆腐るお金(減価するお金)
一定期間をすぎると使えなくなります。つまり、ため込むことができません。
◆面倒くさいお金(行かないと使えないお金)
「WEBでピッと決済」ができません。つまり、お店の人に直接渡すしかできません。
◆お金にカラー(色)を付ける
支払うお金に感情や言葉、背景をつけることができます。そのことで、お店の人との関係がはじまります。

この「決済アプリ大流行」の時代に、不便極まりないですよね(笑)。これは実験なんです。3つの仮説を検証しています。
◆「共感だけでお金は循環するのか?」
◆「気持ち(共感)だけで距離を超えられるか?」
◆「行動した人にコインを再配布したらまた行動するのか?」

私たちは高度に発達した資本主義社会で「効率が良い」ことを目指して生きてきました。その結果、面倒な人間関係はどんどん失われました。

だから、面倒さを復活させる。つまり人間らしさを取り戻そうと思うのです。その面倒な部分、言うならば余白部分に共感でつながる隙間が生まれるはずです。

「面倒なコイン、ちょっとおもしろそう」と思ったら、アプリWEBから試せますのでぜひご覧ください。新しいお金を使うって、ちょっとワクワクしませんか?私は子どもの頃初めてお小遣いをもらって「これで好きなものを買える!」とか「友だちと遊びに行ける!」と高まったことを思い出しました(笑)。

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eumoの人に会いに来てください〜楽屋裏にご招待します〜

ついつい長くなってしまいました・・・少しでもeumoの活動に興味を持っていただければ幸いです。

「共感資本社会」というと何やら抽象度が高くて掴みづらい部分があるでしょう。でも、一度体感していただければ、その意味はうまく言葉にできなくとも「こんな感じか」と理解することができます。そのためには、eumoに、eumoのメンバーに会いに来てほしいです。

なので、メンバーインタビューも楽屋裏の空気を充満させています。「ちょっと書きすぎかな」と不安な部分もあります(笑)。でも、それくらい人間味があるメンバーが私は大好きです。

あなたとお会いできることを楽しみにしております。

さて、ここからは宣伝です(笑)。「eumoに会いに行ってみようかな」と思ってくださったあなたのために、いくつかの方法をご紹介いたします。

1月〜3月は定期的にeumo Academyの座談会を開催しています。

最新イベントは常にこちらにアップしています。

eumoラジオもあります。毎回ゲストが来てお話ししています。YouTubeのチャンネル登録、お待ちしています!

Facebookも更新しています。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

eumoの新井でした。

新井さん(丸い)

あ、本もありますのでぜひ。好評だといいな(笑)。

(書き手:新井和宏/編集:佐野創太/監修:eumo編集部)



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