私は車が趣味です。車そのものが好きだし、体に染み付いた操作、一人の空間、好きな音楽、どこか「危ないものを扱っているから気をつけなきゃ」みたいな集中力を持つこと。頭の中は空っぽに近いけれど少しピリッとしてて好きな時間です。どこへ行くにもまず車で行けないか考えます。

でも私が好きな車は結構古い車種なので、最新の車よりも色々と環境に悪くて。燃費も悪いし、排気ガスの量とか全然違うんじゃないかと思います。だから「せめてもの償い」みたいな気持ちで、なるべく環境によい過ごし方を選ぶようにしている話を書いていきます。

この話では、自分がどうせやること、どうせ必要なものを置き換える感覚を大切にしています。

使いたくなるエコバッグを入手する

正直、スーパーやコンビニの袋が有料になったところで「別にお金払いますよ」と思っちゃう私がいました。

でもそういうことじゃないよね、私個人の合理性じゃないよね、と考えたときに、じゃあちょっと持って行きたいなと思うエコバッグを探して「持って行きたいな」って気持ちで使う。

結局汚れたら手入れしたりも必要だし、私的には年間2000円払った方が安い感覚もありつつも、今はそうしています。

洗剤をまとめる

・キッチンシンク用
・コンロの油汚れ用
・お風呂用
・トイレ用
・フローリング用
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そんなに○○用洗剤があるの？って思いませんか。エコの師匠であるあづささんも「○○用洗剤なんて本来ないよ…」っておっしゃってました。

もう、全部揃えてたら洗面下の収納ぱつぱつですよ。いつどれを使えばいいのか考えるのも、つめかえを何種類も調達するのも、それをちゃんと保管しておくのもすんごいコスト。そのためうちでは全てがウタマロです。

こちら

キッチンも、トイレも、お風呂も、洗面台も、窓やフローリング拭き掃除したいときもすべてこれでいいです。パッケージに「環境にやさしい」って書いてあるから大丈夫。本当は、重曹とかクエン酸とかそういうものを駆使できればいいのかもしれませんが、まだその域には到達できておりません。

ペーパードリップをやめる

コーヒーが好きな方にはおすすめしたいです。ハンドドリップのときに、ペーパーフィルターが当然必要だと思っていたのですが、ステンレスフィルターという素敵なものがこの世の中にはあるんですね。

少しだけコーヒー豆の処理が手間になりますが、フィルターなくなったからコーヒー飲めない…ということがなくなるし、なにより「紙の味こんなに入ってたの！？」とうくらいコーヒーの風味がすっきりしました。素晴らしいアイテム。

フィルターのタイプによっても風味が変わるという噂なので、コーヒー好きの方はもっと色々試されてるのかも…。

セルローススポンジにしてみる

食器用のスポンジ、無印良品や100円ショップで買っていたのですがこれまた衝撃的なことを知り、セルローススポンジに。（詳細はあづささんの以下 note をご覧くださいませ）

単純にスポンジを置き換えるだけなので気楽です。プラスチックスポンジより少し高いけど、なんとなく長持ちしそう、結果コスパ良い可能性がありそう、というのが今の感想です。

むやみに水に流さない

油っぽい汚れの話です。紙で拭き取れるところは拭き取ってから食洗機へ。それがきっと三方良し（環境と、食洗機と、自分）ですよね。

ちなみに、再利用できるキッチンペーパー・ダスター・布巾のようなものは使いません。毎回洗って、ちゃんと乾かして、雑菌予防でたまに煮沸して…というコスト（労力、水や電気の使用量）と、紙を使い捨てること、どっちが環境に悪いのか判断がつかないからです。

UNIQLOで買った服をUNIQLOに返す

UNIQLO か TOKYO BASE で服を揃えるというゆるい決意をしています。理由はいろいろですが、UNIQLOは部屋着とかスポーツウェアとか、気軽なTシャツとか、気兼ねなく着たい服としてすごく重宝している感じ。あとは、たまにやっている外部ブランドとのコラボもすごく素敵。

定番品を気楽に着て、多少着古してきたときに、同じ服をもう一度買いやすいのが本当にありがたい。

買い替える時には UNIQLO 店頭のBOXに手持ちの服を戻すようにしています。古着屋さんに売れるものでもない、誰かに譲れるものでもないような服って出てきてしまうと思うんですが、UNIQLOで買ってさえいれば引き取ってリサイクルやリユースしてくれるのでありがたく使わせてもらっています。

今やっていることはそんな感じです。

初めは自分の車は環境に悪いからせめて…という気持ちで始めていたけれど、よくよく考えてみると「捨てるために買った」みたいなものって少なければ少ないほど自分も嬉しい。なにより、ちゃんと自分の活動を合理化できてる、計算できてる感じもかっこいいなぁと思ったのでした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。