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終わりのむかえ方

QUANTUM GIFT

Therapist OCOさんと、月曜日の朝、8時15分くらいから対話をします。大きなテーマは「感覚をひらく」ということ。 アーカイブは残しません。その時、その場の空気感を尊重します。アーカイブは自分の記録であると同時に、未来で誰かに出会うためのツールです。ですから、アーカイブの代わりに僕のテキストによる記録をつけることにしました。

30.8.2021

今年の夏は急に過ぎ去ったような印象があります。季節の変わり目はあまり得意ではありません。

僕の場合は調子を崩すということはあまりないのですが、楽しい夏が終わってしまうと言う、センチメンタルにも似た心境に陥ってしまいやすいのがこの時期。この日の話の内容はそんな「何かの終わりをどう向かえるか」と言うものでした。

季節の変わり目が苦手と書きましたが、正しくは「終わり」が苦手という方が正直なところです。夏休みの終わり、冬の終わり、大好きな漫画の最終回…。など終わりは概ね苦手。かっぱえびせんが子どもの頃から好きなんですが、一袋の中に小さいスナックがたくさん入っているので、なかなか終わらないんですよね、あれ。だから好きでした。

終わりのむかえ方

さて、よく言われるように終わりは次の何かの始まりでもあります。OCOさんからのアドバイスは「現在進行形のものが終わるまでに、やりたいことをリストアップして順にやっていきましょう」と言うものでした。

これはある意味では終わりのデザインとも言えます。「終わり」と言うネガティブに捉えかねないもの対して、活動することでポジティブなエネルギーを向けて、終わりそいうタイミングをポジティブに捉えるというもの。同時に、終わりと次の始まりの境界を曖昧にすることでもあります。

「夏が終わる〜」と嘆いている間にも終わりは近づいてくるものです。やりたいことをやらないで長い時間を過ごしてしまうと、やらない状態に慣れてしまい、何事もできないと言う状況に陥ってしまいかねません(ギク)。

ちなみに、これはOCOさんの最近の表現で言うと”負債の返済”と言うことになるのですが、詳しくはこちら。イベントの有料アーカイブです。

終わることは美しいこと

本題に戻ると、僕の本心は終わりとは美しいと言うことを知っています。何事も始めるよりも終わることの方が遥かに難しいと思うんです。新しいプロジェクトを立ち上げるよりもそれを完遂することの方が難しいように、華道を始めることは誰にでもできますが、突き詰めるのはとても時間のかかることです。

そして僕の場合の終わりに対する焦燥感の正体は、やるべきことをやっていないという状態にあり、まるで夏休みの宿題をやっていないにも関わらず最終日を迎えてしまい、言い訳をしているような状態だとも言えます。

つまり、終わりの美しさを味わうためにも、やるべきことをしっかりやろうと言うことにつきます。一つが終わらないとできないこともたくさんありますからね。

ちなみに、ここまで全てOCOさんとの対話で導かれたもので、いわば公開セッションという風でしたよ。今回は。

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