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【大人のお絵描き教室特別編】絵画療法体験ワークショップ — 自分を知る、芸術を考える —

「大人のお絵描き教室」と称して表現の場を作ってきました。おかげさまで回を重ねてきまして、そろそろ新しいことにもチャレンジしたいと思い、ゲスト講師を招いて、表現や芸術の周辺にあるものにも目を向けてみようと思います。

今回は臨床心理士の大川ふみさんをお招きして「絵画療法」というものを体験するワークショップを行います。絵画療法というと、絵を描く=デトックス=元気!みたいな結論を想像される方もいらっしゃるかもしれませんが、ここで行うものはまったく別のもので臨床心理学の手法の一つです。

大川ふみさん

・自分のことを知りたい(その手法を知りたい)
・心理学に興味関心がある
・絵画のことを心理学の観点から考えてみたい
・絵を描くことを多角的に捉えたい
・なんかおもしろそう!
みたいな人におすすめ。個人的には誰にでも一度やってみてもらいたいくらい猛烈におすすめ。面白いんですよー。以下詳細です。


「絵画療法」とは絵画表現を用いたカウンセリングの一手法です。クライアントに絵を描いてもらうことにより、心理療法的な効果はもちろん、言葉では表現できない、無意識の顕在化を試みることができます。

ワークショップでは、実際に精神科臨床で使われている「描画テスト技法」を用いて絵を描いていきます。絵の上手い下手はまったく関係ありません。自分の描いた絵に対して臨床心理学的な「解釈」をしたり、絵画療法の基本的な概念を学んだりしながら進めていきます。
また、その体験を通じて、今の自分が心理学的にどのような状態なのかを知るきっかけを与えてくれるはずです。

2019年開催時の様子

後半の講義では、有名な芸術家の作品を例に、病蹟心理学(精神医学や心理学の知識をつかって、芸術家の病理や創造性を研究しようというもの)の観点から「絵画」の中に秘められた作家の姿を紐解いていきます。臨床心理学からみた「芸術」や「芸術家」とはいったい何なのか? 体験を通じて一緒に考えていきましょう。

銅像はフロイト先生!

講師:大川ふみ
公認心理師 / 臨床心理士 / 精神保健福祉士
目白大学大学院 心理学研究科 臨床心理学専攻 博士課程前期修了。精神科クリニックや大学カウンセリングセンターにおいて心理士として勤務。専門分野は芸術療法。特に絵画療法や描画テストの研究と実践をしている。主な論文として「人物二人法の描画表現における対象関係論的検討」などがある。日本芸術療法学会認定の芸術療法士及び学会評評議員。

・日時 12月8日(金) 13:00〜17:00(予定)
・場所 渋谷区神宮前(お申し込みの方へ個別に詳細な住所をお送りします)
・料金 20,000円(銀行振込・振込先はお申し込み後にご連絡します)
・準備物 特になし・こちらで用意します
・定員 14名程度

お申し込み

下記までメールにてお申し込みください。

otonanooekaki@gmail.com

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