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苦手の裏にはなんかある

QUANTUM GIFT

Therapist OCOさんと、月曜日の朝、6時20分くらいから対話をします。大きなテーマは「感覚をひらく」ということ。 アーカイブを残さずにやってきましたが、9月27日以降アーカイブを残しています。ただしアーカイブが残るのは4週間程度。4週を経過すると順次消えて行きます。声と文字とではエネルギーの質が異なるでしょうから、アーカイブと同時に僕はレポートを書くことにしています。

31.1.2022

毎日同じ時間に外にいると、日に日に陽が伸びているのを実感できます。自然は情報に溢れています。春が近い。

春が来る!

僕は春が苦手です。今日はそんな話から。社会人になったあたりから4月の雰囲気があまり好きではありません。世間が一斉にリスタートする雰囲気、新生活、新入学、新入生、そういったいわば強制アップデート感が得意ではないのですよ。だって僕は昨日の延長としての今日にいるのだから。という屁理屈でプンスカしているわけです。

こんなこと言おうものならOCOが放っておいてくれません。対話の先に見えてきたのは、自分が本心で何を望んでいるのかということ。それを無視して見える他者はあたかもアップデートしたてのキラキラした状態に見えて、一人置いて行かれたような気分になりプンスカしているのではないかということ。こういうのを天邪鬼ともいう。

そもそも僕たちの身体は日々目まぐるしい変化を遂げています。昨日までの自分はまるで別人のようだとはよく聞くことです。すでに自分は日々変化しているわけだ。まして強制アップデートなどと言って迷惑そうに語っていますが、そもそもアップデートは良いことです。否定する理由がよくわからん。

どうやら他者や世間の雰囲気のせいにしていますが、自身の中にある変化に対する躊躇や恐れのようなものが見え隠れします。同時に見えてくるものがもう一つあって、それは本当は自分自身も変化を受け入れたいということです。本来的に現状維持を望んでいるのであれば、アップデートする他者をみてプンスカする必要なんてないんです。望み通りの自分なんだから。春に感じるモヤモヤというのは、変化を望む自分の本心の表れでもあります。素直じゃないね。

まずは自分を認めること

このような自分の現状に気づくことが変容の第一歩だとOCOさんは言います。これを自己受容というのでしょう。「変わろう」「変わりたい」という前に、自分を認める、自分の理解を深めること。これが大切だそうです。自分の理解が足りないと変化にも辿りつかないものです。正しく理解できていれば、変化は自ずと起きるものなのに。

本当の自分が望んでいるものをまずはじっくり眺めてみる。その解像度を上げることが変容への第一歩です。自分を理解すること、これ宿題だそうです…。オコ宿題多い?

ちょっとした気づき

ところで、放送終了後、話したことを振り返りながらこの文章を書いていて気づいたことがあります。春のことを想像するとどうも言うほど嫌な気持ちにならないんです。社会人になって、そこからしばらく4月が嫌だという気持ちがあり、その記憶が強く残っているんですが、2022年の僕がこの先の春を想像しても、別にどうってことないらしい。

どうやら気づいていないだけで、それなりにアップデートは進んでいるのかもしれないと言うことに気づいてしまいました。記憶は強い。自然を隠すくらいには強烈なこともありますね。ご注意を。

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