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変化の受け入れ方

QUANTUM GIFT

2021年9月27日から放送時間などに変更があります。Therapist OCOさんと、月曜日の朝、6時20分くらいから対話をします。大きなテーマは「感覚をひらく」ということ。 アーカイブを残さずにやってきましたが、9月27日以降アーカイブを残しています。その時、その場の空気感を大切にしたいのでライブ配信したものをアーカイブしています。声と文字とではエネルギーの質が異なるでしょうから、アーカイブと同時に僕はレポートを書くことにしています。

4.10.2021

毎週やっているラジオ放送ですから、放送ごとに大きな変化があるようなことはないんです。でもそれは逆に言えば日々少しづつ変化し続けているとも言えるのかもしれません。

私ごとですが9月末日をもって、長年所属していた企業から独立をしました。これは大きな変化と言って良いのかもしれません。でもありがたいことに色々と継続的な関係を頂いているので、変化なく過ごせているとも言えます。どちらにせよ一つの節目を迎えたことには間違いなさそうです。

そんな節目を皆さんはどう過ごしていますか?

節目と言っても様々です。卒業、結婚のような大きなものから、季節の移ろいのような身近なものまで、考えてみると沢山の節目が人生にはありそうです。

所属を外れるということは、それまで自分を守ってくれていたものからの独立でもあり、一個人である自分として世界と対峙することになるわけですから、なかなかに刺激的な部分もあります。大袈裟に言えば個人と社会の関係の変化とも言えます。

僕はここで生じた変化を「蝶の変態(metamorphosis)」を引き合いに出して例えました。蝶は蛹を経てイモムシから変態を遂げるわけですが、あの姿形の代わりようはすごいものがあります。そこまで自分が劇的に変化したとは言えないものの、そのくらいの気持ちで日々に向き合いたいなとは思います。やることは一緒でも姿が違えば結果も変わるだろうというわけです。

冒頭で「変わらない日々を過ごしている」と書いているにもかかわらず、蝶々の変態とは大きく言ったものだと感じますが、これはどちらも事実です。節目となるタイミングは一点として存在しているとしても、その点を迎えるまでの時間はそれなりに沢山の時間を費やしました。劇的な変化にも関わらず、それを感じないような時間の使い方をしていたのかもなぁと、振り返ったりもします。

変化を迎えるときに「もっと早くやっていれば…」というようなことを思う場合もあるかもしれません。でもそこにかかった時間は必要なものだったんだろうと思います。変化を受け入れるための時間かもしれませんし、環境を整えるためかもしれない。これは人によって違う時間でしょうね。でもきっと無駄ではないということだけは信じてやまないところです。

ところで、OCOさんいわく季節の変わり目も含めた節目にも呼吸をゆっくりとすると良いそうです。地面にしっかりと根を張るようなイメージで息を吐き、頭頂から天に向かって伸び上がるように吸う。身体の内側から自らにかけている圧力(緊張)を除いてあげるような意識で呼吸をするのだとか。

昔から緊張したらゆっくり深呼吸しますもんね、意識的に呼吸をすれば不確かな自分という存在を感じることができそうです。

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