メルボルンのふ頭でラグビー愛の強いおじさんと話したこと
こんにちは。現在メルボルン大学トリニティカレッジにて学んでおります、イブキです。
前回の投稿を受けて
前回の投稿を読んでくださった方からの感想として、
「全体的にまじめで硬い文章が多かった。」
「そもそもAnzacクッキーが何か知らなかった。」
「オーストラリアに関する情報発信、これからも楽しみ。」
など、とても励みになるお言葉を頂きました。稚拙な文章ながら私の初めてのブログを読んでくださった方、コメントくださった方、本当にありがとうございます!
さて、先週お話ししたオーストラリアの国民の休日「Anzac Day」ですが、個人的に街はとても閑散としていた印象でした。他の留学生の友達と映画を見に街の方へも行ったのですが、映画館の中のあまりの人の少なさに驚きました。。。!実は未だに、オーストラリアの現地人が休日にどのようなことをしているのか、よく自分でも分かっていません。
「俺は家でファミリーとゆっくりとした時間を過ごすんだ」と授業を受け持ってくれているオージーの先生は言っていたけど、そんなものなのかな。。?
メルボルンにある漁船の停泊所に行ってきた
先週末、時間があったのでメルボルンの郊外にあるWilliamstownという観光地にまで出かけてきました。本当はGreat Ocean Roadが続くビーチがある隣町まで電車で行きたかったのですが、なぜか路線がメンテナンス中で停止されていたので(こういう予期せぬトラブル、オーストラリアではあるあるですよね…)、しかたがなく近場のふ頭まで小旅行を決行しました。
メルボルンの良いところは路面電車やバス、電車を乗り継げばかなり自由に街中を動ける点にあります。今回は、メルボルン大学近くから複数の公共交通機関の乗り継いで、1時間ほどで目的地に到着しました。
ふ頭があるWilliamstownは昔ながらの漁港の街並みが今も残っている地域で、家族連れで多くの方が訪れている印象でした(なるほどメルボルンの週末は市内でなく、こうした郊外に人が多い傾向があるみたいですね…笑)。
ふ頭に行った結果、現地のオーストラリアのおじさんと仲良くなる機会に恵まれました。(仲良くなる、と言っても私がご飯食べていたら突然、『ヨーメン、ワッツ ザ テンペラチャー トゥダイ?(なあなあ、今日って気温何度くらい?)』とか言ってすごく話しかけられたことがきっかけだったけど…)
どうやら、そのおじさんはこの町出身の方で、仕事をリタイアしてからというもの、このふ頭に訪れては朝日を見に来たり、のんびりしに来ているとのことです。
おじさんとWilliams Townで話していたこと
おじさんは現地の方ということもあり、Gem Pierとはどのような場所か、船場にある船は何年物で、どのようにして活用されているのか、この場所ではどのようなレジャーが人気なのか、など様々なことを教えてくれました。
話が盛り上がるにつれて、楽しくなったのかおじさんは先日撮影したGem Pierから見える日の出の写真、自分の車の写真など自慢のものを色々とシェアしてくれました。
中でも興味深かったのは、おじさんが見せてくれた、ラグビーリーグ・マスターズの部で勝利した後におじさんやその仲間が円になってみんなで勝利を祝って合唱している動画でした。
自分も中高とスポーツに熱中していた人間だったことから、オーストラリアのスポーツ事情について興味を持ったので、以下のような質問をしてみました。
「おじさんがやっているラグビーってさ、オーストラリアでは一体どれくらい人気なの?」
メルボルンで人気のスポーツって?
オーストラリアではクリケットやラグビー、オーストラリアン・フットボールなどが人気です。ですが、今回おじさんと話したことで分かったことは、州によって人気なスポーツは異なるということでした。
今まで考えたことがなかったので面白いなと思ったので調べてみました。するとおじさんが話すように以下のようなスポーツ人気の分布があることが分かりました。
なので、「どれくらい」の程度を図るのは難しいけど、オーストラリアで老若男女問わずラグビーが人気であることは間違いないようです。
なお、オーストラリアには「ラグビー」といっても「ラグビーリーグ」と「ラグビーユニオン」という2つのスポーツがあることにも注意が必要です。
違いとしては、ラグビーリーグが13人でプレイされるのに対してリーグが15人であったり、ラグビー初心者の私からは同じように見えても全く異なるものなんだそうです。
ちなみに、おじさんが熱中しているのはラグビーリーグの方で、ラグビーワールドカップで人気のラグビーユニオンとは異なるものだそうです。
オーストラリアの大学スポーツ
では、大学スポーツの方はどうでしょうか。
私が在籍しているメルボルン大学のスポーツクラブの情報を見てみると、やはり先ほどと同様、クリケットやラグビー、あとはバスケットボールなどが人気であることが分かります。
大学のスポーツクラブ(大学で運動施設を予約するために必要な会員証)に加入する人のうち、65%をアスリートにすることを目指していたり、アスリートに対して奨学金を提供していたりと、大学側もかなりスポーツに力を入れているようにも感じます。
メルボルンの大学や町中ではオーストラリアンフットボール専用のフィールドが沢山あり、男女問わず多くの学生が週末に練習している姿を実際によく見かけます。
私も運動しなきゃなと思って、授業を受けているカレッジでも今学期からはダンス・フィットネスクラブで少し体を動かすようにしました。適度な運動は勉強の良い息抜きになりますね!
フットボールやラグビーはこっちだと体格で負けてしまいそうなので怖いですが…年月が経過して体が大きくなったら、チャレンジしてみたいスポーツです!
たまたま話しかけられたおじさんとの会話の内容からここまで学びが得られるとは思ってもみませんでしたが…
また次回以降のブログでも、新たに現地の方との関わりや学生との会話の中で気が付いたことがあれば共有していきたいと思っています!!
今回のブログも読んでいただき、ありがとうございました!
感想、コメント等ありましたら是非お待ちしております。
では、また!
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