大好きだった人を思い出して病んだこと⑧~完~
前回の続きです。
カフェで、窓際の良い席に案内されました。
"ご友人"ということでたぶん気をつかってくれたのだと思います。
当時の彼から乾杯のシャンパンもいただきました。ノンアルにしました。
飲食でよくある知人にワンドリンクサービスってやつです。
Yさんに、ここに着いてからのこと、何を話したか、どう思ったか、とりあえず全て話しました。
会う前はYさんにも、泣いてしまうかも、なんて話していたので、普通そうでほんとによかったよ〜と言ってくれました。
今までの病んでる期間、ずっと面倒くさがらずに話を聞いてくれたこと、ほんとに感謝しかないです。
持つべきものは友達です。
とにかく久しぶりのリッチなお茶会はほんとに楽しかったです。料理は美味しかったし、Yさんの話もたくさん聞けたし、時間制の席だったけれど最後までいました。
食べ終わるとまた彼が待っていてくれました。
シャンパンごちそうさまでした、めちゃくちゃ良かったとべた褒めしておきました笑
彼が働いてる訳では無いけど繋がりはあるので。
さっき撮った写真逆光だったからまた撮ろ!と言ってせっかくなので季節のオブジェがある前でまた記念撮影しました。
Yさんはさすがなので、テキトーに何枚か撮りまーすといい、めちゃくちゃ撮ってくれました。
わたしは最初から写真は後で送るつもりでしたが、写真送っといてねって言われました。
てかさ、話したいことたくさんあったけどさーって言ったらわまあ、また食べに来てよ笑、なんて言うので、てか普通にご飯いこうよって言いました。
エレベーターまで見送りしてくれて、最後は手を振って別れました。
この日、2人に会えたのが嬉しかったので、今日が終わってしまうのがほんとに辛かったです。
また今日をやり直したいと思いました。
何度でも今日を繰り返したいと。
少し前から色褪せてしまっていた生活。
楽しみが何もなくて、とりあえずこの日に向けて生きてたので、この日彼に会えたのも、Yさんに会って話してお茶会を楽しんだのも、本当にかけがえのない時間でした。
建物を出たあと、おなかいっぱいになった私たちは寄り道しながら2つ先の駅までぶらぶら歩きました。
このためだけに来てくれたYさん、ほんとにありがとうございました。
Yさんと、30過ぎたらほんとに人付き合い変わるよーなんて話をしていたのですがほんとにそうで、自分が変わらなくても、周りが変わってしまったらそれだけで会うきっかけが減ってしまうし、簡単には会えなくなるというのを思い知らされました。
Yさんは来月入籍しますが、地元も東京なのでずっとここにいるよと言ってくれました。
子供は苦手なので、その予定は無いと言っていました。
ほんとに心強い先輩兼友人です。
住んでるところはやや遠いけど、会おうと思えば東京で会えるよ、と。
会える人には会っておきたいし、会いたいと思ったら会いたいと伝えるべきだと思いました。
いつも好きな時に会いたい人に気軽に会えるなんて、せいぜい20代までです。
大人になるって残酷だなって思います。
もうあの頃みたいに毎日何もしなくても会えて、話ができて、行きたいところに行けていた自分はもういないのです。
自分ができても周りがそうじゃない。
男友達なら尚のことです。
時間は有限なのです。
少し話は変わりますが、私的には男女の友情はあり派です。
元彼と言えど、当時の彼も今では友達です。
ちょっと前みたいに病んでると過去の私が彼を想って辛くなっていたけど、今の私には少なからず、東京にいる2人で会っても気まずくないなんでも話せる友人です。
地元には既婚だけど女友達含めて3人でよく会う男友達がいます。
恋人の有無、結婚しているしていないは正直関係ないと思ってます。友人は友人じゃない?と。
まあ子供ができたら少し話は変わってしまうかなーとも思っていますが。
ちょうどタイムリーなドラマが始まって先日1話見たのですが、わたしは圧倒的に多部未華子に共感です。
男友達が結婚しようがしまいが、"ここ(多部未華子と仲野太賀)"はそういうのじゃないじゃん、と。
わかります。
そういうのじゃない。
でも一緒になるパートナーが嫌だと言うからもう会えないなんて、ほんとに寂しすぎます。
泣きます。
もうこれは失恋です。
むしろ失恋より辛いはずです。
どっちかを切るなんて選択肢たぶん私にはないし、縁を切るなら恋人を切ってしまいそうです。
昔あるあるだった男の連絡先消せみたいなタイプはもう論外でしかないです。うっざ!って感じです。今はLINEだしあんまりないのかな。
自分から連絡取らないように自分が進んで連絡先を消すならまだしも、相手に指図される覚えはありません。1mmでも縛られたくはないのです。
というか、いっそ奥さん含めて3人で会えばいいじゃん、て私は思います。私なら多分そうします。
まあ向こうが嫌ならそれに従うしかないのでしょうけど。
とにかく仲野太賀は奥さんを選んだのです。
カラオケはたしかに不味いか…と思いますが、別に普通じゃない?とも思います。
男女で密室にいるというだけで何かが起こるって考えがどうかしてる気がします。
ドラマの見すぎです。
きっと当時の彼も結婚したら会わないタイプだなーと思いました。
それならまだ会えるうちに会っときたい、最後の思い出は友達として残したいと今は思っています。
数々の綺麗な思い出全てを、友達として過ごす時間に上書きするのは無理ですが、友達として遊んだ記憶が当時の彼の最新版にアップデートされたら、きっと思い残すことはなくなるかなーと。
そんなこんなでご飯でも食べに行こうと思ってます。
まだ連絡はしていないけど。
来月誕生日だし、ご飯ぐらい付き合ってくれるといいな、と思ってます。
その時はまたここに綴りたいと思います。
人生で一番病んだ、ほんとに辛い9月でした。
もうパンドラは開けないようにしたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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