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誰に見せるでもなくひっそりと。 恋愛、仕事、書き留めたい言葉たちを綴ります。

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最近の記事

恋愛と音楽と匂い

音楽と匂いは一瞬で時を巻き戻せてしまうから怖いなと思う。 実際、当時の彼を強く思い出すきっかけは、同じ匂いの香水だった。 この匂いどこかで、、 と考えていたら、一瞬で忘れていた記憶がどんどん溢れてしまって止まらなかった。 覚えていたことじゃない些細な日常の描写が脳内を駆け巡って、それはそれは苦しい日々の始まりだった。 音楽もそうだ。 当時の彼との思い出の音楽は幸いにも少ない。 アニソンだし、テレビや街で流れることはほぼない。 ただ、歌詞が自分に重なる曲を支えにした

    • 変わってなくて安心した

      以前書いたこの記事↓の2人にようやく会えた。 先日、同期だったSちゃんと、Tさんが働く職場にランチに行くことができた。 年明けからなかなか予定が合わなかったり、色々あってやっとである。 Tさんの職場の前を毎日通って出勤してるけれど、やっぱりばったり遭遇なんてすることはないし、Tさんを引き抜いた元上司と再会していなければ改めて行ってみようとはならなかっただろうし、これも縁だなと思う。 フルコースで美味しいものを食べることはもちろんだけど、一番は会うことが楽しみだった。

      • Another / 十角館の殺人

        綾辻行人さんの作品に初めて触れたのは アニメ、Anotherからだった。 アニメが気になったら原作がどんなものか気になることもあって漫画や小説を買うことは度々あった。 そうして初めて手に取った綾辻行人さんの小説が、Anotherだった。 アニメを見ていたから"死者"(ミステリーでいう犯人)が誰なのかはわかって読んでいたけれど、どんでん返しというか、そういうことだったのか!という衝撃が、映像で見るより何倍にも大きくて、ああ、これは小説ならではだな、と思った。 小説を読ん

        • 優しさだった

          先日、地元の同級生Nちゃんと厄祓いに行ってきた。 先月Nちゃんに会った時、謎の後押し(?)で当時の彼に対する気持ちがまたぶり返していたのがもはや懐かしい。 とにかく前回会った時に年明けたら厄祓いに行こうと約束していたのだった。 今年は後厄だと思っていたけど、厄祓いしたお寺では満年齢で数えるらしく、そうなると今年も本厄にあたるらしい。 お寺や神社によって違うことを初めて知った。 2年続けて本厄か、と思った。 来年は後厄祓いに来ないとね、と話しながら無事にご祈祷してもら

        恋愛と音楽と匂い

          離れても

          物理的な距離も、心の距離も離れてしまった大親友N 旦那にもNのことは私の大親友ということで通っている。 旦那には電話してみれば?と言われた。 振り返ってみて、きっとこういうところが離れる原因になったのかもしれないと思うことについて、自己満だけど謝りたかった。 長文のLINEを打っている途中、謝るなら文ではなく電話だなと思った。 だからLINEで電話をした。 ずーっと鳴りっぱなしなら放置されてるか仕事中か、と思ったけれど、沢山鳴らしていた訳じゃないけれど、ブツっとコー

          離れても

          大親友からの拒絶

          大親友と思っていたNのことである。 Nは私の身近な人の中で特に自己肯定感が低い子だった。 どちらかと言えばネガティブ思考だったし、他人と自分を比べてしまう子だった。 彼氏がいなくても1人で楽しく趣味に生きる私を羨ましいとよく言っていた。 1/10 LINEは少なくともブロックされてはいなかった。 スタンプをプレゼントする画面でそれは確認済みである。 だから、わたしからのLINEが来た時に長押しで文面を読んでトークを非表示にしている可能性が高いと思う。なんなら読んでいな

          大親友からの拒絶

          知らないうちに他人軸で生きていた私

          私は今、自己肯定感爆下がり中だ。 去年の秋から過去ばかりを思っていたからかもしれないけど、なんで?どうして?と思うことがひとつ、またひとつ湧きあががってきて、それがどこから来るのかも分からなくて、最近は家に帰ると何が悲しいのか寂しいのか、何故なのか分からないけど涙が出てしまうことがある。 自分が分からないのである。 迷子である。 鬱に近いのかもしれない。 相変わらず当時の彼のことは毎日少しは思い出す。 でも前ほど戻りたいと思ったり、そういうのじゃなくなったことは進

          知らないうちに他人軸で生きていた私

          私だけじゃない

          2023年の終わりごろ ひとつ出来事がまたひとつ私を救ってくれた。 救ってくれたというのは大袈裟だなと思うけれど、あ、私だけじゃなかったんだなって、安心したし嬉しくなった出来事だった。 元職場の同期で仲が良かった異性のTさん。 Tさんとは専門学校が同じだったけどクラスは違ったから学生時代の絡みはなかった。 新卒一年目(当時の彼は海外に留学している)、配属された事業所は違ったが事業所自体は近かったし、同じ学校だったこともあってなんとなく親近感もあり仲良くなった。 仕事終

          私だけじゃない

          2023年から2024年へ

          2023年、noteの存在はとても大きかった。 "匿名だからこそ本音を吐き出せる"ということがとてもありがたかった。 私のことを知らない第三者、同じ気持ちを抱えてる誰かが読んで共感してくれるかもしれない、自分だけじゃないんだなって思ってくれたらいいな、そう思ったから当時の彼との出来事をnoteに綴ることにした。 現実にノートや日記に綴ったとしても、それは誰に見せることもないし、知ってる人に見られたくはない。家には旦那もいるから余計にだ。 少しはモヤモヤがマシになるかもし

          2023年から2024年へ

          天使になったあの子

          毎年クリスマスイブには、 天使になったあの子を思う。 あなたはもう覚えてないかもしれないけれど、私がずっと忘れない。 だから大丈夫だよ𓈒𓂂𓏸

          天使になったあの子

          "厄年だから"って思いたい

          思えば今年は本厄でしかも大厄だった。 今の私に起こってる全てのことが全部そこからきてるのかもしれない。 いっそ全部厄年のせいなのかもしれない。 そう思ったら来年は少しはマシになるのかな。 ここまでどん底メンタル味わったのは本当に初めてな気がする。 中学生の頃、付き合った彼と上手くいかなくてボロくそ泣いた時も、高校から専門にかけて付き合った彼と遠距離になって1ヶ月で別れを告げられた時も、私にとって恋のいざこざはこの世の終わりぐらいにいつもしんどかったし、苦しかった。 あ

          "厄年だから"って思いたい

          性懲りもなく

          12月になっても相変わらずメンタルはジェットコースターだ。 先日、地元の同級生Nちゃんと夏ぶりに会った。 夏に会った時は変わらぬ日常だったから、4月に元彼と連絡をとったことは話していなかった。 でも、今の状況を話すにあたって春から今にかけての出来事を全て話した。 Nちゃんも高校を出て上京してきたから、付き合っていた当時のこともよく知っているし、今でも覚えていてくれた。 私がどれだけ彼を好きだったかも。 今は戻りたいとかそういう気持ちも落ち着いたし戻れないのも分かってる

          性懲りもなく

          あの頃の私は可愛かった

          "あの頃"というのはnoteに散々書いてる当時の彼と付き合っていた時の頃である。 高校卒業後に上京して、まだ子供だった私に彼が与えた影響はとても大きいものだったし、今の私の土台になっていると言っても過言では無い。 恋は盲目と言うけれど、あの頃の私は本当に彼さえいればいいと思って過ごしていた。 彼の好みの女の子になりたかったし、彼の好きな物を好きになりたいと思った。 イケメンでみんなから慕われていて、実はオタクな彼。第一印象からは想像つかなかったそんな一面も好きだった。

          あの頃の私は可愛かった

          平気になったと思ったのに(後日談の後日談)

          10年振りの再会からもうすぐで2ヶ月。 まだ2ヶ月も経ってないのか。と思った。 最近は思い出す頻度もだいぶ減ったし、当時の彼のことはいい思い出だなって前向きに思えていたけれど、ちょっとだけ思い出してはちょっと苦しいなって思ったりすることが今でも時々ある。 いつも苦しいなと思うと、ついここに書きたくなって、ちょっと書いては投稿する前に満足してそのままにしちゃうから前回の投稿も書いてたのは11月の最初の頃。 noteは私の寂しい気持ちの備忘録。 とにかくこの約2ヶ月の間

          平気になったと思ったのに(後日談の後日談)

          別れた時から今までを振り返ってみた

          11月の初めに書いてたものです↓ なぜか今思い出して引きずっている"当時の彼"と友達として別れたときのことを改めて振り返る。 最後に新宿で会ってご飯を食べて最後にハグして"ありがとう"ってお別れした彼。 私は正直そのままLINEで別れても平気な気がしてたけど、最後ちゃんと会おうよって、会う機会を設けてくれたことは良かったと思っている。 別れた日、会ったらやっぱり好きかもって思うかもしれないと思っていたけど、会ってみたらそんなことはなくて、私の気持ちはもう整理がついてい

          別れた時から今までを振り返ってみた

          思い出の場所①

          先日友人Yさんと新宿に行ってきました。 お互いに誕生日が11月なので、誕生会という名目でランチ&お茶をすることにしたのです。 先月アフタヌーンティーに同席してくれた後も、Yさんとの連絡は取り続けていて、メンタルジェットコースターの私に付き合ってもらってます。 まじ感謝してます。 新宿にしたのはお互いの中間地点を取った形で、飲食店には困らないだけで、他意はありませんでした。 新宿なんて学生の頃の思い出しかなく、就職して以降ほとんど降り立つことはなくなった私。ライブで訪

          思い出の場所①