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親離れ/子離れ

息子が学校に行っていない時期、普段なかなか引き出せなかった、笑う息子の顔を、海の中で必死に撮り続けました。
親が勝手に絶望を感じていただけで、学校の外に出たらこんなに素敵な笑顔をするんだ、と感じたのを覚えています。

しょっぱく感じたのは海水なのか、目から溢れ出た涙なのかは分かりません。その写真をロゴにしてずっと使ってきました。

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それから6年。久々に海に一緒に行った本人。私を待つこともなく海の中へ入って行きました。え、待ってくれないの?波の確認しないの?

こんな形で感じるとは思わなかった子離れ、ちょっと心地よい。
本人は親離れなんて考えもしていないだろうけど。

あ、きっと彼はこれからもこうして自分の意思で進めていくんだろうなぁ。学校に行く行かないとか、進学するしない、とか心配は尽きないけれど、彼は彼のペースで、前に進む瞬間に立ち会いました。

それが意思ある行動なわけではなく、もちろん根拠なんてありません。でも、あの時と同じ感覚で手元のスマホで必死に後ろ姿を捉えました。

その写真で新しいロゴを作成。これまたちょっと心地よい。

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どっちをこれからのロゴで使うか迷っちゃいます。

生まれてきてくれて、ありがとう。かっこつけていると言われて構わない。本当に世の中のすべての子供は美しい。これからも、家族はもっと幸せになれる。

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