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親のいないところで子は育つ

以前、「出会う大人で子どもは変われる」という話をしました。

教員(教育関係)の子供はグレる、うまくいかない、不登校が多い・・・などという言葉を聞いたことがあります。結構間違っていないような気がする、と感じてしまいます。その根底は何なのか、を考えてみました。※筆者は夫婦で教育関係です。

多くの親は、子供に善悪を教えることがあります。それだけでなく、躾や自分の大切にしていること、時には思想を教えることもあるかもしれません。その中で、知らず知らずのうちに

親が自宅で、我が子の「先生」をしている?

先生が、家でも先生をしてしまっている、ことは割とあるような気がします。そして、すべての親も、子育てをしているときにこの点は盲点かもしれません。親が「先生」でいる必要はないのです。逆に親ができないことを先生がやったらいいんじゃないでしょうか。学校や先生に「任せる」というのはそういうことなんだと思います。時代の流れに翻弄されるかのように、先生の役目というものも変化してきました。このことは賛否がきっとあるでしょうが、今は置いておきます。

学校の先生、習い事の先生、親戚・・・周囲にはたくさんの「大人」がいます。その方々に任せてもいいじゃないですか?親の思いが強すると「エゴ」になってしまいませんか?

親にはできない楽しみ方、親にはできない考え方、親にはできない叱り方・・・周囲の大人はいろいろなことをたくさん知ってます。

ぜひ、お子さんをたくさんの大人の人にぜひ会わせてあげてください。親が嫉妬するくらい仲良くなれるような素敵な大人に出会えた時、子どもは見たこともないような素敵な笑顔を見せているはずです。少なくとも我が家の息子たちはそうだったと勝手に信じ込んでいます。

でも、親のいない場だと、親自身がその素敵な顔を見ることはないんですけどね。

親離れ・・・子離れ・・・、どちらにとっても方法とタイミングが難しい。だからこそ、親のいないとこで我が子は育つ、くらいにかまえていられたら親子お互いハッピーですよ。

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