練馬スレンダー美女

どうせ誰も見てねぇダ。

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どうせ誰も見てねぇダ。

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武蔵野線で始めたよ

「誓約書の書類に不備があったから書きにきてくれ」 バイト先の塾長から連絡があった。 お手数おかけ致します。すぐお伺いさせていただきます。って打ってから2時間後に電車に乗り込んだ。 誓約書なんて、日付と名前書いて印鑑押すだけなのに、不備って何やねん。日付と名前と印鑑でミスっちゃう 人間が社会に出られる訳がないよなぁ。午前中に受けたオンライン面接もzoomの入室の仕方がわからなくて 人事のお姉さんに手間かけたなぁ。って思いながら押した印鑑も、喫煙所に落としてきた。 そんな

    • 句読点

      ちょっと早起きして一駅先まで歩いた。 変な公園を見つけたり、河川敷の水捌けの悪さに気が付いたり。 家から駅まで歩いて10分。 なるべく早く着くように最短の道を歩いて駅まで歩いていたけど、最短は最善ではないことにハッとした。 今まで15分後に出る電車に乗るために急いだ10分でどれだけの発見を見落としたんだろう。 他人の些細な変化とか、ちょっとした気持ちの動きに気がつける人はきっと、こういう生き急ぎ方をしていないんだろうなぁと思ったら、悔しくなった。 ウィットに富んだ文章を

      • クリスマスは緑保留

        年の瀬、年末、師走 直接的な表現を避けたけども今日はあの ロマンチックなクリスマス・イヴだね 24歳、明日18:00アップの動画の編集に追われている。 隣で素朴で健気な彼女がココアでも作ってくれてたら。 ちょっと仕事で遅くなるねって言ったはずの彼女が 期待外れのコンビニの小さいケーキでも 買ってきてくれたら。 クリスマスは混むからって喧騒を避けて26日あたりに お揃いのあったかいニットでも買いに行こうねって 約束があったら。 なんてことを思いながら、クリスマスっぽい色

        • 限界だぜ勘弁してくれって夜あるよね

          もしかしたら、ひょっとすると、驚異的なメンヘラを心に宿しているのかもしれない。しれないというかきっと宿しているんだ。僕がnoteを書くときっていうのは大体そうで、仕事の悩みか人生詰んでねの愚痴か甘い甘い恋バナである。 今日はオヂサンと甘い甘い恋バナでもしようではないか。 子供の時、好きな女の子のことを考えると、ドキドキして心臓がキューッと痛くなった。学校で目があったり、メールをしたり電話をしたりするだけで、心臓が持たないくらい痛くなった。昔好きな女の子からのメールだけ着信

        • 固定された記事

        武蔵野線で始めたよ

          70年代の邦楽最強だよね。

          荒んだ3月にnoteを更新してから、2ヶ月も更新してなかった。誰も見てなかったnoteだったけど、更に誰も見ていないnote。ワイの本当のnoteが完成した頃に更新をしようと思う。 冒頭で荒んだ3月って言った。3月は本当に荒んだ。仕事を始めて最初の月。右も左もわからずに毎日働いた。別に誰かが怖いとか、すごい怒られるってわけじゃあないんだけど、辛かった。何が辛かったかってね。 まず、わからないことをわからないって言うストレス。 あと、自分のせいで自分の身近な人に迷惑をかけ

          70年代の邦楽最強だよね。

          完全なる闇

          暑い暑い炬燵の中雨降ってるけどご飯炊いて泣き鏡に反射したドア見て1人悲喜交々。 3月は新しい事が始まるからって浮かれた自分も恥ずかしい。大人ってのは汚くて汚くて、社会ってのは汚い大人の集まりだから、救いようがない。 汚い中だから泥臭くても、綺麗で居続けないとオカンが泣くね。 1人だったり1人じゃなかったり。同じオカンから産まれてきた人しか信じちゃいけないね。 社会って怖い!!!こんちきしょい!

          思い通りになる事なんかねぇ

          落合南長崎って駅名って、響きがクリーンナップみたいだよね。 3番 ファースト 落合 4番 ライト 南 5番 サード 長崎 3番落合は俺流でおなじみの落合。マジで打撃の神。そして4番ライト南。コイツはマジで架空。早稲田の4番からドラ1とかでパリーグ入ってそうなイメージ。ゴーゴーレッツゴー!ミ!ナ!ミ!!そして5番長崎。コイツも架空。イイ体してる割に動けて、守備もいけるタイプの5番。完全に中村剛也感。ここまで飛ばせ!ナガサキ! 話のネタが全くないから、通過した駅で必死に

          思い通りになる事なんかねぇ

          チプルソは天才

          AM3:00 牛丼が食べたくなった。ベッドから動きたくないという『怠惰』と牛丼が食べたいという『欲望』 僕自身注目の対戦カード『怠惰』VS『欲望』は『欲望』が勝った。マジ僅差。鼻差。大きく括るとどっちも『欲望』なんだけどね。 10月末の深夜はバリ寒い。しぃんと静まりかえった駅前。ポツンと光る松屋が見えてきた時の、安心感たら無い。「もう早く牛丼かきこんで、豚汁で流し込みたい」鼻息ムンムンで自転車に鍵をかけた。食券を買って、待ってる間「霜降りバラエティ」を見ていた。粗品が片手で

          バナナマンかっこいい。

          病的。 そう言ってもいいくらい、他人に嫌われる事が怖い。でも、嫌われるくらいハッキリ生きられたら、カッコいい。そう生きていきたい本当は。 僕は100人友達がいたら、100人によく思われたいと思う人間なんだと思う。でも、到底そんな事は無理で、【普通】98/100【嫌い】1/100【好き】1/100くらいの内訳だと思う。これが、なんというか脆くて脆くて、もう脆脆ノハナシって話題である。今日は。話題というか、吐露。 【普通】0/100【嫌い】99/100【好き】1/100 く

          バナナマンかっこいい。

          本物

          バイトで数ヶ月ぶりにスーツを着ている。家を出るのが少し恥ずかしかった。毎日スーツ着てますよ。みたいな顔で駅まで歩くと、駅には毎日スーツ着てますって感じの人が沢山いた。隣に立とうもんなら、ボクの偽物っぽさが露呈されてしまうから、離れて立って電車を待った。数メートル先の本物クンを見やると、左の手首から銀の時計がチラり。初任給で買ったのかな。はたまた、親からの就職祝いかな。彼女か?本物ってのは、やっぱリア充なのか? 関係ねぇよな。 超強引に結論づけて、考えるのをやめた。自分の偽

          ⚾︎2話 ロッキーズ入団

          小学校4年生。ついに野球を始めることになる。 土曜日の朝。小学生にとって土曜日という日は特別である。おさるのジョージを見ながらママが買ってきたサンドイッチを頬張る。背中にカーテンの隙間から差し込む日差しを受けながら、さて土曜日をどう過ごしてやろうかなぁとニヒルな笑みを浮かべる。土曜日の僕は最強で特別で、お気に入りのマウンテンバイクに乗ってどこへでも行ける気がしていた。 僕はそんな特別な土曜日を少年野球に捧げることになる。 玄関の前で親友のナカジが僕のことを待っている。裸

          ⚾︎2話 ロッキーズ入団

          ⚾︎1話 「伝説のファースト」

          僕は生粋のおじいちゃん子である。 「じいちゃんはね昔すっごいホームランバッターでファースト守ってたんだよ。」このすんごいぼんやりした伝説をばあちゃんから聞いて育った。ファースト守ってたんだよの蛇足感がとんでもない。 伝説のファーストのじいちゃんは大の阪神ファンで、ナイターの試合がある日は必ずテレビで試合を見ていた。勿論、僕もじいちゃんの膝の上で一緒になって見ていた。 野球の試合を生で見たい。暗いじいちゃんの部屋、テレビの光を受けて青く光るじいちゃんの顔を見て、僕はそう言

          ⚾︎1話 「伝説のファースト」

          スポーツマンですからッ!

          最近スラムダンクを一気に見た。THE青春!スポ根!今にもストリートに繰り出したい。コートに荒々しくボールをドリブルしたい。膝でグンッと勢いをつけてリングに飛びたい。そんな衝動に駆られている。 花道やゴリみたいにスラムダンクが決めたすぎて、「ダンク 身長」でググった。バスケのリングが305センチの高さらしい。自分の身長が179センチだから、あと126センチ。イケるんじゃね? そんなこんなで、僕の脳内は青春スポ根で染まりきっている。「君が好きだ〜と叫び〜たい」って高いキーの方

          スポーツマンですからッ!

          魑魅魍魎

          だ!だ!だ!だ!駄!無駄! 今日も就活が終わってない。 ワッシュワッワッワッシュワッ〜 御祈りメールを集めてキーホルダーにしようかしら。なんてことを考えてた。無駄。 なんて冗談ぶっこいてるけど、結構堪えるのがリアル。 成功してる人を見たり聞いたりすると、本当に堪える。「なんでやねん多分自分よりおもんないやろ」「よう見たらクソ腹立つ面しとんなぁ!!」「お前の良さなんつーのはA4か30分の話で収まるカスみたいなもんやねん」ってボールに書いて投げつけたい。フォークの握りで

          サマージャム'20

          今日こそシャンプーの詰め替え買いに行かな って思って8日目くらい。今日も枕を抱いてヨダレたらして屁ぶっこいてる。一人暮らし始めて貧乏学生の肩書きが板についてきた。 「ボタニストの詰め替え1000円する。松屋の牛めし三杯いけるじゃん。タバコ2箱買えるじゃん」 「タバコは一箱20本じゃん。二箱で40本じゃん。松屋は3日の空腹凌げるけど、タバコ2箱は1か月弱の空腹凌げるじゃん。圧倒的にタバコ2箱じゃん。」 なんてよからぬこと思っちゃってね。 いやシャンプーは1ヶ月強、髪の

          サマージャム'20

          阿鼻叫喚

          心が荒んだら、実家に帰るようにしている。      酒を飲んだり、メシを食いまくったりする人がいるけど自分は「実家に帰る」 久しぶりに自分の部屋の扉を開ける。         冷たい鉄の塊のようなものを踏んだ。恐る恐る見た。腹筋ワンダーコアが鎮座していた。こちらを訝しげに見上げる腹筋ワンダーコアが段々と愛おしく思えてきた。クソ健気だ。コイツは僕の帰りをずーーーっとこうして待っていたのだろう。その間、オカンやオトンが可愛がってくれていたのだろう。「ガシャッガシャ!」その度