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緑のトンネルを抜けると無人ビーチ

2018年12月にハワイ カウアイ島をあちこち徘徊してきた備忘録を場所ごとにまとめてます。

今回はDonkey Beachといちおう名前がついてるところです。ここはまったく登山グッズなんかは不要で誰でもいけます。車いすではビーチ近くの真っ青な海が見える丘までは行けるようです。

ただ、道路を走っていても、どこ曲がればいいかとか看板は出てないです。

▼ざっくりの場所

いちおう車を停めるスペースはあって、地元の車が何台かとまってたので、観光地ではなく地元民の知る穴場ビーチのようです。

車をとめる場所から少し道路側に戻ると、すぐに木のトンネルがはじまってます。どのくらいの長さなのか?どこに出るのか?看板とかがないのでよく分かりません。とりあえず入って進みます。

ちょっと話がずれるんですが、自分はトンネルの形状をした空間が大好きです。素材は問いません、石灰岩でできた鍾乳洞、人間が掘った炭鉱、コンクリートでできた排水溝、etc。
それはトンネルは景色が遮断されるという特性から、端と端で景色が一気に変わるので、その先にどんな景色が広がってるのか想像するのがわくわくするからです。
それと、幼少期に大好きで何度も繰り返し読んだ「おしいれのぼうけん」という本の物語の雰囲気を彷彿とさせるからだと思います。


さて、この場所に行った時間はちょうど昼過ぎで、太陽光が強くて暑かったのですが、トンネル内は木漏れ日で風が涼しく気持ちがよかったです。

鳥と虫の声しかしない。


トンネルを抜けて右の小道に進むと、波の音がして、真っ青な海が見えます。

高い波と肌色の砂。

管理されている観光地と違って、サーフガードの人もなく人気がない。

波が高いので、見てるだけでも楽しいです。
海に向かって左側が丘になっているので行ってみます。

丘の上は野生の花畑になってました。

丘を進むと入り江がありました。前回この島に来たときに行ったKalalau trail(リンク)に近い赤土が広がっています。

松系の木がどれも斜めに生えてるのを見ると、ここは年中強い海風が吹いてるんでしょう。だから波が高い。

入り江に小さいビーチがあるのでそっちに行ってみます。


松の木を抜けて、、

誰かの踏み跡をたどります。太陽が直接当たると暑いです。

川を渡ります。この入り江は川の水が流れ込んでるようです。
河口近くの海ではエサを探すサメが出没しやすいと本に書いてあったので、ここでは泳がないことにします。(そもそも泳ぎヘタだし...)

入り江のビーチに出ました。自作のブランコのようなものがあるので、ここは地元の誰かの秘密基地なのかもしれません。

黒っぽい岩が転々と広がってます。下地は黒い岩なのに砂が白いのが不思議です。
中1理科のサイトなどで調べた結果、白い砂だと思ってたのは岩石ではなくサンゴ礁や貝殻である可能性が高いと考えました。

砂をよく観察すると、白い砂と肌色の岩石が混じってる。
白い部分→サンゴ礁や貝殻、肌色→火山岩(チョウ石)という組み合わせでしょうか。

確かに小さな貝殻が散らばってます。

↑星型のやつはフジツボですね。
野生のカカオが落っこちてました。

ごはんを持参して1日中ここでボーッとするのも楽しそうです。

次はたぶんワイメアキャニオンの穴場絶景ポイントについて書きます。

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