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0.10-2 ゲスト

(何をするつもりなのかしら。シルク)

(はぁーい。ピアーナ。今、ボクは、君の心に直接語り掛けている。アヴァリアも聞こえるかい?)

(聞こえてる)

(うん。なら、今から、ボク達で一曲やろう。君たちには、これを歌ってほしい)

(これは!?一体どういうこと)
次々とシルクのペースで進む。
それにピアーナは、疑問を伝える。

(コントラクトってやつだよ。ほら、ボクの特性は、指向性を持って情報を聞かせたい人にだけ伝えることが出来るから)
(そんなことより、やるんだよね?)
時間はないんだ。
そう、告げるシルク

(やる)
短く答えるアヴァリア

(いい返事だ。で、ピアーナ。君はどうする?)

(いいわ!あたしも、やるわ)
投げかけた挑戦をかわされ、明後日の方向からコラボという形で挑戦を挑まれた。
まったくの不意打ち。
しかし

(不利な条件だけど、それは、アヴァリアも同じ)
(なら、この勝負。乗らない選択は、ない!)

(いい顔だね。じゃあ、コントラクトでじょうほを共有するから、それをもとにステージをやる)

(ぶっつけ本番ね)

(そうだよ。だって、ライブだろ?)

(ん、んあー!しょうがないわね。やります。やりきってやるんだから!)

(いいね。その意気)
(アヴァリアも、いいかい)

(うん。問題ない)

(よし)
(ならば、幕をあけるとしようか)

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