0.11-1 Next STEP
「それで、『仕切り直し』したわけね」
ふむふむ。という様子でオズモが頷く。
「そうなんだよっ。オズモさん」
「突然、シルクちゃんが現れてね!」
興奮した様子でエブモスが説明する。
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「この『結末』ここで決着をつけてしまうのは、勿体無いよね?」
語りかけるようにシルクは、会場に言葉を投げかける。
「そこで。第二幕は、『3週間後』コスモス庁舎の大ホールで行うと思うんだけれど、みんなどう?」
「もちろん、ボクも立ち会う」
「みんな来てくれてるよね」
呼びかけに、歓声が