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新型コロナウイルスに感染したら おかんが走る

新型コロナだけじゃなく風邪ひいたときの免疫細胞の働きのお話
そこらへんに飛んでるウイルスは硬ーく守られた壁である皮膚細胞は突破出来ないけど
身体への入口である やわらか~い喉の奥の粘膜や目の中 今回のサーズコロナ系列はその先 腸の粘膜から体内に入ろうと試みます。
ウイルス細胞の侵入経路である各粘膜は免疫細胞とウイルス戦場の最前線
血液の外に出れる自然免疫細胞 白血球の好中球がたーくさん見張ってます。
そこにウイルスが運良く上陸しても異物であるウイルスを好中球が見つけるとボッコボコにしてブッ殺し食べてしまいます。
そして好中球が危険なウイルスと判断すると 警報を出します
身体に現れる症状は喉に感染されたのなら喉がイガイガします
ウイルスの増殖スピードは意外と遅く粘膜に上陸された数が少なければ始めて合うウイルスであっても好中球が簡単にブッ殺して処理します。
しかし粘膜に上陸されたウイルスの数が大いと好中球も取りこぼし遂に体内に侵入されると細胞に感染 次々にコピー増殖していきます。
するとさぁ大変!異常事態!各地 免疫細胞に連絡 !!空襲警報ー!!です。

身体に現れる症状は おかん(おかぁちゃん)ではなく悪寒が走り寒けがきてやがて体温が上がります。
これは これから体温上げるから暖かくしてやーの免疫細胞からのサインです。ウイルスは体温が上がると増殖スピードが遅くなります
なので熱出たからと熱冷ましを飲むのは逆効果。さらに熱冷ましには免疫抑制の物もあります。

そして次は食欲が無くなります。これは物食べると消化にエネルギーを使うので そのエネルギーを免疫細胞に回してちょうだい と言うサインなので
風邪ひいたら栄養あるもんようさん食べ言うのは逆効果。脱水にならんように水分補給だけして このあとは免疫細胞に全力で戦ってもらいましょう。

体内で好中球を始め自然免疫が善戦しますが感染拡大 ウイルス増殖して行きますが 大丈夫
好中球から上陸したウイルスの情報連絡をもらって血の中にいて待機していた対ウイルス戦の主役部隊キラーT細胞が加勢してきます!ウイルス感染した細胞をボッコボコにしていきます!しばらくして大砲と機関銃持ったB細胞も来て一掃!していき無事終戦を向かえます。
戦後は粉々にブッ殺した細胞やウイルスは免疫細胞が食べたり 集めてまとめてくしゃみロケットで鼻水 痰として体外に放出してしまいます。
そうして体内にウイルスが入ってきても免疫細胞のお陰でまた平和な日々を送れるようになりましたとさ。

なので新型なんちゃらだからとか テレビで怖い怖い言うてるから怖いとかでじゃなく どんな敵でも戦ってくれる自分の免疫細胞の言うこと聞いて
しっかり体温上げて水分補給してしばらく安静にする
余計な事せんかったらこれだけで治ってしまうのでした。

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