通販感覚?クラウドファンディングの秘密!
インターネットビジネス活用法の動画撮影を本日実施しました。
その中で、社会貢献活動の資金を集める手法として注目を集めたクラウドファンディングを使ったドライテストの方法を紹介いたしました。
折り畳み式電動バイクなど、世の中に出回っていないものをいち早く入手できる購入型がトレンドですが、本来は商品開発というプロジェクトに資金を提供して支援を募るのが目的です。
通販サイトでショッピングするような感覚で利用する人も多いのでその背景もご紹介したいと思います。
矢野経済研究所の発表資料では、より拡大しているそうです。
こんな市場調査をしています。
支援額ベースでは2017年度が前年比127.5%増の1700億円。
18年度は同20.3%増の2044億円になる見込とのことです。
同研究所は、どの類型の支援額も増加する見込みです。
・映画のエンドロールに名前が出る
・住所も店名も非公開の会員制飲食店の会員になる
・まだ世の中に出回っていない製品を手に入れることができる
これらは購入型のユニークなクラウドファンディングの返礼品の事例です。
もともと、クラウドファンディングは、群衆(crowd)から資金を調達する(funding)という意味の造語です。
ボランティア活動の資金などを幅広い層から募るのに適した手法とされています。日本では2011年の東日本大震災をきっかけに、クラウドファンディングを実施するインターネットサイトが誕生してきました。
現在は、
・寄付型
・購入型
・貸付型(ソーシャルレンディング)
・ファンド型
・株式型
の5つの類型があるそうです。
プロジェクトに対する支援者が最も多いが購入型です。全体の58%(79万人)を占めています。
今や世間の人々に最も親しまれているクラウドファンディングです。そもそも購入型とは、どういう手法でしょうか?
1)購入型は、資金を調達したい人がプロジェクトをサービス事業者のサイトなどを通じて発表します。
2)そのプロジェクトに対して支援者が資金を提供します。
3)プロジェクトを行う側は、支援の見返りに「成果」である製品や権利をリターン(返礼品)として返すという仕組みです
まだ見たことがない製品や、経験したことがないものに出会える高揚感があり、ベネフィットがイメージしやすいのが特徴です。
『便利だな』『いいな』と思えるリターンが早い段階で手に入ることで、自分も関われるワクワク感が重要です。また、消費者の素直な声がわかります。
一般的に通販業界で流行ったドライテストでは、事前にマーケティングを仕掛けて素直ではない(言い方が適切ではないが、やらせ的)お客さまの声になっているケースが沢山あります。
特にネット通販系は、購入型を取り扱うサービス事業者大手の「マクアケ」が良いです。
ユーザーと直接つながることができるという点で、リアルなマーケティングになっています。
購入型でプロジェクトを立てるメリットは、一般消費者の実感により近い反応が探れるということです。
多くのクラウドファンディングのサイトでは、個々のプロジェクトについて、単にリターンのメリットを単に語ってはいません。
自己開示をしながら、そこに携わる人々の想いやサービス力などについて、かなりの情報量でPRをしています。
その多くは、支援者は『モノを買う』感覚だけではなく、同時に『この人(会社)が作っているから買うんだ』というストーリー部が表現されるので潜在顧客の新しいニーズを探る力があります。
詳しくはこちら
「インターネットビジネス活用法」を確認してみてください。
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