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2022年の消費キーワードのPRETTYの背景について

日本人の価値観や消費行動は
コロナ禍でどう変化したのか

流通新聞にも記載記事がありましたが今年の商品は
PRETTYと言われています。
Pは、プレミアム
REは、回帰
TTは、タイパ
Yは円・価格
を指すキーワードになります。

景気の先行きについて悪化するとの見通しが多いものの
生活満足度が高水準を維持していること、

制約ある生活の中でもプレミアム消費
スタイルが増加していること
などが
コロナ禍で変化した生活者の暮らしが明らかになりました。

プレミアム消費層は、高くても良いとお気に入りにこだわる
の2軸の右上にポジショニングされる層になります。

徹底探索消費は、安さを重視とお気に入りにこだわる
の2軸の右下にポジショニングされる層になります。

また、テレワークにより会社への貢献意識や
就業満足度が高まっています。

過去20年にわたる就業価値観の変化を見ると、
会社の発展や出世のために尽くすことよりも、
ワークライフバランスを大切にする意識が高まっています。

直近では副業への意向も高まっています。

コロナ禍で正社員・大企業を中心にテレワークが進展し、
就労者全体の22%にのぼったそうです。
また、テレワークの実施率と実施者あたり
平均日数は、管理職・事務職・専門職で高く、
正社員や従業員規模の大きい会社ほど高い傾向にありました。

テレワーク業務を実施した人は、
会社への貢献意識や余剰時間を活用した資格取得
副業への意向が高く、就業への満足度が高いことも判明しています。

実物を確認せずにインターネットだけで
完結するショッピングが半数に
コロナ禍において、人との付き合いは大きく減少しました。

その結果、自宅で楽しむための活動が増えました。

手の込んだ料理を作って食事を楽しむ人が増え、
デジタル機器を利用したデジタルレジャーは、
有料動画配信やスマホアプリが充実し増加しました。

一方で、外食・グルメ、映画、カラオケ等の
街レジャーは、外出自粛影響を受け減少しました。

REの回帰消費は、こんな流れがありました。

追い風を受けて市場が拡大した品目の一つが、
パックごはんです。
すごもり生活で初めて利用して良さに気づき、
その後の食生活にも定着する流れがあります。

小麦高騰による「米飯回帰」の機運もあり
好循環の加速へ絶好のチャンス到来です。

Z世代のライフスタイルであるTTのタイパは
タイムパフォーマンスの略語です。

費やされた時間に対するパフォーマンス、
つまり能力や効果などの大きさを指す。
例えば、YouTubeの動画視聴の方法には、下記のような方法があります。

・ながら見:別の作業をしながら映像を見る
・倍速視聴:再生速度を倍にして視聴する
・スキップ視聴:興味のないコンテンツを飛ばしながら見る
・ネタバレ視聴:作品を楽しむ前にある程度の内容を把握しておく

Z世代の約半数がコンテンツの「倍速視聴」をしています。
また、80%以上が「ながら見」していることがわかりました。

ちなみに、ゆっくり軍事ニュースを私も倍速視聴して毎日みています。

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