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1ペルソナ1共感マップの原則を守ること

共感マップというフレームワークをご存じですか?

共感マップは、ペルソナ視点で感情や行動を整理することで
ユーザーのニーズを浮き彫りにするフレームワーク
です。

まずは、共感マップの基本的な理解をするために、
どんなフレームワークなのかを解説します。

そもそも、「共感」とは何?
共感とは、同じ感情を感じること
です。

例えば、仕事で悩んでいる同僚の話を聞いているときに、
自分も同じような経験をしたことがあるので
よくわかると感じることがありますよね?

W杯のサッカーの試合をみても感情を揺さぶられるシーンが
あります。

このように共感とは、ある特定の相手が持っている、
嬉しい・楽しい・怒っているなどの
人の感情に対して同じ感情を持つことです。

人は感情でモノを買うと言われるように、
マーケティングにおいてはユーザーの感情を
理解してニーズを見いだすことが重要です。

ユーザーが普段何を考え、どんなものを見ているのか。

共感マップは、このようなユーザー視点で
状況や感情を理解し、サービスの設計や改善に活かすためのものです。

共感マップの6つの基本要素

共感マップは、ある特定のペルソナ
の視点で感情や行動を整理します。

ペルソナが普段見ていることや考えていること、
行動や願望などを、具体性を持って書き出します。

それを一つの図にまとめるという方法で整理していきます。

一目でペルソナの視点を俯瞰できるように
マップ化し、見える化します。

その結果、ペルソナのニーズを発見しやすく
するのが共感マップの優れている点です。

共感マップの要素は、以下の6つが一般的です。

・ペルソナが見ているもの
・ペルソナが聞いていること
・ペルソナが考えていること・感じていること
・ペルソナが言っていること・行動
・ペルソナの痛みやストレス
・ペルソナが得られるもの・欲しいもの

これらを書き出し、整理することで
ペルソナの内面がはっきりとした
輪郭を帯びて見えるようになってきます。

共感マップ使用時の注意点
共感マップを作成する前に、注意すべきことは2つあります。

1つ目は共感マップのカスタマーセグメントに
該当する層は、エバンジェリストカスタマーに絞ると
良いです。

2つ目はグループで作成することです。
共感マップで書き出す要素は多くが感情です。

感情は主観的なものなので、
一人で書き出すと偏りが生じるリスクが高くなります。

少なくとも3名以上のグループで意見を出し合いながら
作成することをおすすめします。

1ペルソナ1共感マップの原則を守ることが大切です。

共感マップは、特定のペルソナに対応する
形で作成しなければなりません。

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