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価値提案(VP:Value Propositions)とは

ビジネスモデルキャンバスの最大の特徴は
「圧倒的な優位性」と「価値提供」にあります。

実際に書いてみるとこの箇所を書けない
よいう人が多いようです。

ビジネスモデルキャンバスは
圧倒的な優位性がある価値提供にあります。

即ち、今は存在していなくても、将来的には圧倒的優位性を
備えるように考えていくべきものもあります。

実際に書いてみる際には当該事業において
何があれば圧倒的優位性が持てるのかという視点で考えてほしいです。

ビジネスモデルキャンバスを埋める作業の中で、
課題に関しては、顧客視点に立って考えることが重要です。

よく事例で使われる本で
「ドリルを買いにきた人が欲しいのはドリルではなく『穴』である」
レビットの著書 『マーケティング発想法』(1968年))。
が有名です。

「なぜなぜ」分析を試してみる。

お客さまはドリルを買う→なぜか→ドリルが欲しいからだ
→なぜ、ドリルが欲しいのか→穴をあけるためだ。
のように「なぜ」を繰り返してみる。

そして代替の解決手段を考えます。
競合他社ではなく、どんな手段があるか。

プレステのライバルはスマートフォン?

どちらも子供の貯金を狙っているから
子供にせがまれる親を狙っている
などが想定できます。

特殊なお客様からユニークなニーズを掴むことができる場合があります。

そこに独自の価値提案のヒントが埋もれていることがあります。
例えば、虫が動かなくなる殺虫剤

ある女性は、殺虫剤を直ぐに使い切ってしまう。
何故なら、虫が動かなくなるまで殺虫剤を噴射し続けるから。
みたいな価値提供の事案もあります。

[Unique Value] 独自の価値提案

お客さまがお金を払ってくれるのはなぜか?
価値を分解して言語化する必要があります。

【何を】
VPは、●●にとって(ターゲット)
△△になるための(ベネフィット)
××のサービス(価値提供を一言でいうと)
という構文に当てはめます。

【誰に】
顧客セグメント
このターゲットは、どんなセグメント層にいるのか?が顧客セグメントになります。
顧客のペルソナを把握するために必要な場所で
価値観や世界観をベースに組み立ててください。

顧客チャネル
チャネルは、顧客セグメントの使用している
顧客がどのようにして自社の製品にアクセスできるかを考え、
SNSでサービスについて知ってもらうのか、
直接製品を触ってもらうのか、様々な販路が存在しています。

顧客との関係
特定の顧客セグメントと、「どのような関係を構築するか」を記述します。
対面、電話、オンラインなどがあり、
フェーズや目的によって適切な関係は異なってきます。

チャネルと混同しやすいですが、チャネルは顧客とのタッチポイント
媒体や場所を指し、関係は手段を指すと考えてください。

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