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【お礼&募集】31文字のお守り企画について

D'amulette de 31 lettres ~31文字のお守り~ という企画を始めてもうすぐ2か月になります。
仲のいいフォロワーさんに始まり、最近ははじめましての方や、短歌にあまり触れることのない友人からも依頼のご連絡をいただくようになり、うれしい限りです。今は12人目の依頼者の方へのお守りを考えています。

今日はそんな企画を進める中で感じたことを忘れないように、記しておこうと思います。

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もともと、この企画は木下さんの「あなたのための短歌」というサービスがきっかけでした。お題をお送りすると、それに即した短歌を送ってくれるというもの。それを購入して送っていただいた短歌がうれしすぎたので、私も真似することにしました。

オリジナリティを出したのは、短歌が「お守り」であるというところ。私の贈る短歌が、受け取る人に寄り添ったり、背中を押したりできたらいいなという思いからでした。

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実際に依頼をいただくようになって気づいたことは、お守りを欲している人はみんな何かしらの不安や悩みを抱えているということ。それはお守りの意義を考えれば当然のことですが、みなさんのエピソードを読んであらためて気づかされました。

会ったこともない見知らぬ人に、自分の不安を打ち明けるというのは、どれだけ勇気のいることだろうと思います。ネガティブな気持ちがあって、それでも前に進みたい、変わりたいというポジティブな気持ちがあって、それでお守りを依頼してくださっているのだと感じました。私に求められているお守りの意義の大きさを実感し、私も同じだけの誠意をもってお贈りしなければと。

それでも、私に与えられたのは31文字と背景色・文字色のみ。それ以上の補足をつけ足してしまうのはご法度だと思い、お守りにすべてを託して1人ずつお贈りしました。

どきどきしながら反応を伺っていたのですが、みなさんお守りを温かく受け取ってくださり、安心しました。ことばにしなかった私の意図や思いを汲み取っていただけることも多く、お守りがお守りの役目を果たせているのは受け取る側のお陰でもあると、強く実感しました。

また、短歌を受け取って涙があふれたと言ってくださる方も何人かいらっしゃいました。それは、創作を始めるようになってからずっと抱いていた私の夢が初めて叶った瞬間でした。

いつか、悲しさではなくあたたかさで人の涙を誘うような言葉を紡ぎたい。

お守りをお贈りしたはずが、図らずもこちらが勇気を頂くかたちになりました。これまで依頼してくださったみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。

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そんなお守り短歌企画、これからも随時募集し続けます。もちろんはじめましての方からも。忙しさによってお届けのスピードには差が生じてしまいますが、丁寧に依頼者の方と、そのエピソードに向き合ってことばを紡がせていただきます。

気になった方はぜひ、お気軽にご連絡いただければ幸いです!よろしくお願いいたします。

🌱おまけ🌱

みなさんからのお礼noteやツイートも頂きました。とってもうれしいです。
これからも短歌がんばろうと思います。

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