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ライフスタイルはデュアルライフ。 40代半ばから「横浜」と「八ヶ岳」での二拠点生活を送…

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ライフスタイルはデュアルライフ。 40代半ばから「横浜」と「八ヶ岳」での二拠点生活を送るとともに、「仕事(経営者)」と「趣味(冒険者)」のデュアルライフを送る。数千人の経営者との出会いで学んだことを伝えて行こうと思います。

最近の記事

出逢いと旅立ちの追憶

2024年3月20日、妻の尚美が天国に旅立ちました。 尚美の「人となり」をお伝えしようと葬儀の前の晩に書き上げた冊子をお配りしたところたくさんのメールやお手紙を頂きました。 また葬儀にお越しいただけなかった方からも「読みたい」とのお話を頂きましたので少し加筆の上でここに掲載することにします。 泉 尚美(旧姓 宮井 尚美)  享年62歳。 出会い・・・・・ 尚美との出会いは1979年に就職した電機メーカー(現・富士通ゼネラル)でした。 私は大卒、尚美は高卒で四歳違いの同期

    • ☆決断力の基...

      お手伝いをさせていただいているワタミ㈱創業者の渡邉美樹氏を塾長とする経営者養成塾“渡美塾”では毎回塾生の皆様からの質問にすべてお答えすることをモットーにしています。 そんな中で毎回必ずされる質問テーマに「決断力」があります。 今回も という質問がありました。 それに対する渡邉さんの回答は というものでした。 私はその回答を聞くたびに納得し共感するのですが その答えだけではピンとこない塾生も沢山いらっしゃるように感じました。 その意味を深掘りしてみたいと思います。

      • ☆OpenHeart..経営Philosophy

        突然ですが私(泉)はガンになりました。 8月末(2023年)にステージⅢの口腔癌で手術が必要との診断が下り、その日の内にFacebookで罹患したことを報告させていただきました。 友人・知人・お客様等々たくさんの皆様から励ましとお見舞いのコメントやメールをいただき感謝しております。 この事務所ニュースがお手元に届く9月末には摘出手術も終わり退院していることと思います。 ご心配をおかけして申し訳ありません。   ◯ OpenHeart・個人の生き方Facebookで罹患を

        • ☆成長の三要素..在り方・やり方・捉え方

          京セラ創業者の稲盛和夫氏の という有名な成功の法則があります。 これを別の切り口から分解してみたときに、経営者として理解しておかなければならない人生・仕事の成果を導き出す三要素があります。 それは「在り方」「やり方」「捉え方」です。 ◯ 成果を導き出す三要素【在り方】とは 「積極的でありたい」「素直でありたい」のようにどういう自分で在りたいのか?自分の人生をどう生き抜きたいのか?という 人生のあるべき姿、つまりゴールであり『ミッション・目的』です。 【やり方】とは

        出逢いと旅立ちの追憶

          夢...未来を創る子供たち

          理事を務めさせていただいている「公益財団法人みんなの夢をかなえる会」 が主催する高校生ビジネスプラン・コンテスト 「第4回:高校生みんなの夢AWARD」 が開催され審査員をさせていただきました。 全国600人を超える応募者から選ばれた10人のファイナリストが熱くプレゼンを繰り広げて猛暑の夏をさらに熱く盛り上げました。 また、三月に開催した大人版の 「第13回みんなの夢AWARD:ソーシャルビジネス・コンテスト」 でも最終ファイナリスト7人の中に なんと大人を押しのけて中学

          夢...未来を創る子供たち

          創業者利益...本質と概念

          創業者利益とは一般的に「創業者がIPOやM&Aを行うことにより経営する会社の株式を譲渡して得られる利益のこと」と定義されています。 私たちがM&Aのお手伝いをする場合にも業種や業態の特性や重点要素を考慮して算定した創業者利益(企業価値評価額)」を前提にして交渉をスタートします。 他社承継(M&A)の場合には個別の要素(例えば取引口座や社員構成や数字には表れない特殊なポイント)を加味して譲渡価額のすり合わせ交渉を行いますが、親族承継の場合には家族の財産として引き継がれるので

          創業者利益...本質と概念

          目標設定の質...マネジメント力の差は?

          私たち経営者が心すべき言葉として 「マネジメント力の差は目標設定の良否により決まる」 という言葉があります。 目標設定の質が組織のモチベーションや風土から実質的な経営の結果まですべての部分に影響するということを指しています。 創業から上場を果たしたある企業の幹部から「ベンチャー企業と中小企業とはまったく性格が異なります。その性格を理解してそれぞれに合った指導をしないと成果は出ないと思います」とアドバイスを受けたことがあります。 その違いとは一言で言うと 「ベンチャーは逆

          目標設定の質...マネジメント力の差は?

          CoreValue...組織の核を創る!

          TEAMyoko-soの新年度は15時間にわたる 「新卒・新人理念研修」からスタートします。 私たちは仕事に向き合うときに 「どうやるか」の前にまず「なぜやるか」の共有を大切にしています。 今年入社した4人の新人に「なぜyoko-soを選んだのか?」と聞いたところ全員が「理念が明確だった」「雰囲気が楽しそう」の二つを挙げ。 「他の会社は条件や仕事内容が主で理念についての説明はほとんどなかった」「特に会計事務所は暗い雰囲気でyoko-soは飛びぬけて明るかった」との意見をも

          CoreValue...組織の核を創る!

          経営幹部育成...組織づくりのキモ!

          先月、経営コンサルタントの戸敷進一先生が博多で主催されている「みらい塾」第二講で講義をさせていただきました。 戸敷先生の言葉をお借りすると「血縁関係にある後継者とは別に、親族外から将来の役員をどのように育てるのか?はここ数年の私がもっとも気にかけてきたことです。異業種や年代を超えた人たちとの討議を通して組織の屋台骨を労を惜しまず自分の役割として担う人材を半年かけて基礎からきちんと育成します」というのが塾の主旨です。 確かに親族経営が主流の中小企業で経営者の片腕となる親族外

          経営幹部育成...組織づくりのキモ!

          DXもどき...DXはデジタル化じゃないよ?

          先日、ある国家ライセンスの受験申し込みをしようとパソコンで申込みサイトにアクセスして必要事項(氏名や年齢、住所、受験資格等々)を入力すると、「この先はスマホに移行しますので表示されたバーコードを読み取ってください」という表示が出てパソコンの画面はクルクルと待ち受け画面に。 スマホでバーコードを読み取ると「指示に従い運転免許証の表裏と45度角度の画像を撮影」「自分の顔写真を自撮り」「画面の枠の変化に合わせて顔を近づけたり離したり」という指示が出てその通りに撮影すると「ではスマ

          DXもどき...DXはデジタル化じゃないよ?

          「結の年代」を生きる...承継後をカッコ良く生きる

          65歳になり同級生のほとんどが定年退職し それぞれがさまざまな人生を歩んでいます。 人生80年を「起承転結」に例えれば 還暦以後は「結の年代」と言えます。 そして「結の年代はすべてが縮小していく年代」であり 経営者にとっては「事業承継の年代」でもあります。 60歳で承継すれば「早すぎる」と言われるかもしれませんが 70歳で経営者を続けていれば必ずどこかで 「いつまでやるの?」と言われます。 経営とは経営者の生き様であり 生き様の締めくくりは死に様なのです。 「終わりよけ

          「結の年代」を生きる...承継後をカッコ良く生きる

          二代目社長の資質...創業者は変態?

          このnoteの「創業者という生き物」というメッセージ読まれたある二代目経営者から 「記事を読んで初めて自分の役割と立ち位置が腑に落ちた」 というお言葉をいただきました。 創業者と二代目、そして三代目以後では それぞれの役割や意識すべきことに違いがあることを認識しておくことが大切です。 二代目経営者の意識すべきことについて考えてみます。 (参考:ワタミ創業者渡邊美樹「渡美塾」より) 〇 二代目が意識すべき三つのコト(1)敵わないことを受け容れる 一から十を作る後継者は1

          二代目社長の資質...創業者は変態?

          創業者という生き物...事業承継のキモ

          先月の第130回yoko-so未来創造塾では関与先のS社の後継者であるM社長とyoko-soの後継者である山本の対談形式で「事業承継と組織化」についての講演会をさせていただきました。 S社は創業者のS社長(現在は代表取締役会長)が個人的にもやりたいことがあり自分よりも少し年長のM社長に経営を承継してやりたいことをしているという珍しい経緯があるので一般的な次世代承継とはひと味違う形態ですがお話を聞く中でいろいろ気づかされ考えさせられたことがありました。 〇 創業者という生き

          創業者という生き物...事業承継のキモ

          緑色の風が吹き抜ける森で...己の生き様

          仕事柄、特に事業承継後(顧問税理士が監査役や役員になることは法的に問題があるため)は事業会社の役員や社団・財団法人の理事や幹事などを依頼されることが増え現在十数社から拝命しています。 単に名前をお貸ししているものもありますが毎月の役員会に参加させていただいているもの...さらに事業活動に積極的に参加させていただいているもの...そのかかわり方は様々です。 このお盆休みの一週間を充てて幹事を拝命させていただいている「一般社団法人北杜山守隊」の活動に参加させていただきました。

          緑色の風が吹き抜ける森で...己の生き様

          “成功”の構成要素は...「ありがとう」

          コロナも落ち着き始めたので2年半ぶりの海外は5年ぶりのカンボジアに行ってきました。 私たち事務所の30周年に日本に招待した里子とも3年ぶりの再会でした。 首都プノンペンは高層ビルが建ち大規模イオンモールができ、国道の舗装も進み13年前には5時間かかった孤児院までの道が3時間ほどになり、それに伴いお菓子や雑貨を売る掘っ立て小屋の隣にセブンイレブンやカフェを併設したガソリンスタンドができて...文明は道路というインフラと共に地方に広がるのだと再確認しました。 ただ、貧富の差

          “成功”の構成要素は...「ありがとう」

          正しい叱られ方...信頼関係を増すために

          先月の『クレームで成長する』に続き、大きなクレームをいただき直接お客様からお𠮟りをいただいた場合の『正しい叱られ方』について書いてみようと思います。 〇 叱られて成長する 私も社会に出てから沢山の失敗やミスを犯して先輩やお客様に叱られてきました。今でも冷や汗と共に思い出すようなお叱りがいくつもあります。 最初に就職した電機メーカーでは量販店の販売員(マネキンと呼ばれるプロ販売員)さんからメーカーの営業マンとしての態度を厳しく注意されたことがありました。 その時に心に刺さっ

          正しい叱られ方...信頼関係を増すために