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Travel Blog vo.3 セルビア・北マケドニア・コソボを3日で巡る

◾️はじめに

独身駐在員の日常を見つけてくださりありがとうございます。

本日ご紹介するのは、バルカン半島にある3カ国。セルビア🇷🇸・北マケドニア🇲🇰・コソボ🇽🇰

2泊3日の弾丸で3ヶ国を周遊してきましたので、おすすめ観光スポットをみなさまにご紹介していければと思います。中々メディアでも取り上げられる回数が少ない観光地かと思いますので、楽しんでいただけますと幸いです。

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セルビア🇷🇸

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セルビアは以前、バルカン半島で巨大な国家として君臨したユーゴスラビアの中心国家。首都のベオグラードはドナウ川とサヴァ川が交わる交通の要所として、多様な文化を取り入れた名所です。テニスプロ選手であるジョコビッチの出身国でもあり、ベオグラードにはジョコビッチがオーナーのレストランもあります。

⚠️ベオグラード(セルビアの首都)の空港から市内へはシャトルバスの利用がお勧めですが、支払いが現地通貨のセルビア・ディナールしか使用出来ないので要注意。タクシーだとクレジットカードも利用可能だが、シャトルバスの約2倍も値段が高くなってしまいます。

ベオグラード(セルビアの首都)の観光スポット&グルメ

※約4時間あれば観光主要箇所は巡ることができます。

①聖サワ大聖堂: 世界でも最大級の正教会の大聖堂で、内装が豪華絢爛で壁画が特徴です。

聖サワ大聖堂

②ベオグラード要塞:  サヴァ川とドナウ川の合流点にある古い城塞で市内を一望出来る名所。

ベオグラード要塞

③ニコラテスラ博物館: 稀代の天才発明家ニコラ・テスラの発明に関する展示がされており、電気実験装置を体験出来るのがお勧め。

ニコラテスラ博物館

 ④NATO空爆ビル: 1990年代に起きたコソボ紛争においてNATO軍の空爆を受けたビルが残されており、歴史を知るという意味で訪問しました。

NATO空爆ビル 

⑤Dva Jelena: 店内は常に予約で満席で外のテラス席のみ空いてれば座れる名店で、美味しいセルビア料理を堪能できるお店です。

Dva Jelena

北マケドニア🇲🇰

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マザー・テレサの出身地としても有名な国。1963年の大地震によって壊滅的な被害を受けたスコピエ(北マケドニアの首都)を日本人建築家の丹下健三氏が地震後の復興の都市計画を策定したので、どこか日本を感じる建造物が多く存在し、また新日国家でもある。

北マケドニアで1番大きな銅像がギリシア北部の古代王国”マケドニア王国”の君主だったアレクサンダー大王像で、その他にも数多くの銅像が街中に乱立されており、観光誘致の為に多くの銅像が建造されたと現地人より聞きました。

スコピエにはパリの凱旋門によく似た門があったり、ロンドンでよく見かける赤色の2階建てバスが街中を走っていたりと、どこか西欧諸国を感じてしまう街。

スコピエ(北マケドニアの首都)の観光スポット&グルメ

※約3時間あれば観光主要箇所は巡ることができます。

①スタラ・チャルシヤ: スコピエ最大のバザールで沢山のレストランやお土産屋が立ち並ぶ市場でどこか一昔前の日本を感じました。

スタラ・チャルシヤ

②BBQ Pcela: スタラ・チャルシヤの中にある美味しいケバブを堪能できるレストランで、また野菜がとにかく新鮮でサラダも絶品。

BBQ Pcela

③Macedonia Square: 巨大で立派なアレクサンダー大王像が広場の中心に君臨しており、広場から見渡す石の橋の夜景は綺麗で、近くにマザーテレサ像もあります。

Macedonia Square

④北マケドニア凱旋門: パリにある凱旋門を小さく小じんまりとして門があり、赤色の2階建てバスがよく通り過ぎるので、まるで西欧諸国にいるような感覚に陥りました。

北マケドニア凱旋門

⑤スコピエ城砦: 市街地が一望出来るが、あまり整備されていないので城砦を歩く際は注意が必要です。

スコピエ城砦

コソボ🇽🇰

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2008年にセルビアから独立宣言をするが、米英独仏、日本は独立を承認したのの、セルビアや同国と関係が近いロシア等は承認せず、コソボは現状国連に加盟できていない。

コソボ紛争後に先ず米国が中心となりインフラ等の復興支援をした影響でビル・クリントンの銅像が街中にあったりと、プリシュティナの街並みはどこかアメリカを感じる。

総人口の7割が若年層と非常に若い国で、またカフェやレストランの店員がとにかく気さくで"こんにちは"とか”可愛い”といった日本語で話かけてくれて街中の治安も良く居心地は良かった。

プリシュティナ(コソボの首都)の観光名所&グルメ

約2時間あれば観光主要箇所を巡れます。

①ニューボーン モニュメント:  2008年にセルビアからコソボが独立した記念として建てられました。

ニューボーン モニュメント

②国立図書館: 多くのルービック・ キューブを組み合わせて、その上にプラネタリウムを思わせるようなドーム屋根を置いたとてもユニークな構造です。

国立図書館

③マザーテレサ大聖堂: マザーテレサに捧げられた大聖堂で、綺麗な外観が特徴。

マザーテレサ大聖堂

④Sarajeva Steak House: とにかく安くて美味しいTボーンステーキが味わえる名店。

Sarajeva Steak House

◾️今回の旅程

ロンドンから早朝フライトでセルビアの首都ベオグラードに到着。そのまま1日観光。

当日の深夜便でスコピエ(北マケドニアの首都)へ約1時間のフライト。到着次第そのままスコピエ市内のホテルに直向し就寝。

翌朝からスコピエ市内を観光し、夕方にAIbusというローカルのバス会社を利用してバスターミナルからプリシュティナ(コソボの首都)へ約2時間で移動。
※北マケドニアからコソボへ陸路で入国する際も、バスでの移動中に通過する入国管理局にパスポートを提示して簡単に入国することが可能で非常に便利でした。

コソボのホテルで宿泊し、翌日コソボを観光。その日の夜便でロンドン行きのフライトで帰宅。

という、中々ハードスケジュールですが、3カ国まわりきりました。観光スポットもぎゅっとまとまっているので、大きな移動がないのもメリットかもしれません。

◾️バルカン半島の治安って?

海外旅行の際に特に気になるのが、”治安の良し悪し”という方も多いと思います。ユーゴスラビア紛争を発端としたセルビアとコソボ間で起きているコソボ紛争や、北マケドニア全土を巻き込んだマケドニア紛争等で、治安が悪い地域のイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

あくまで個人の意見としてご理解いただきたいのですが、実際に3ヶ国を訪問して治安の悪さを感じたことは一度もありませんでした。(特にコソボでは日本人大歓迎のムードで驚きました!)

コソボ紛争の時に欧米に次いで日本がコソボに対して積極的にインフラとかの支援をしたのも好影響を及ぼしており、レストランの店員や空港の職員が積極的に簡単な日本語で話かけてもらいました。

⚠️注意が必要なのはセルビアからコソボへの入国は可能ですが、コソボからセルビアへの入国は昨今の紛争の影響で入国が出来ない可能性があるので、バルカン半島を周遊する際は先ずはセルビアを訪問してからコソボを訪問するルートを推奨いたします。

今回も最後までお読みいただき誠にありがとうございます。


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