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80年代はカラーでした

Instagramで80年代の街の風景を白黒写真で紹介しているアカウントを見つけたのですが、懐かしいけど・・80年代はカラーなんですよね。
ちょっと残念というか、だいぶ残念でした😢
記録だから、カラーで見せてほしかったなという感じがしています。

カラー写真

カラー写真もカラーテレビも1970年代から一般家庭に普及してきたのですよね。それで1980年代は基本的にカラーの時代でした。

うちにある、あの頃のカラー写真のプリントは、良いものはかなり当時の色合いですが、悪いものは色が褪せたり、色数が少ないような感じの絵になっています。

でも、その褪せた感じがまた良かったりして、そこから時代を感じたりもするんですね。白黒にはない味わいです。

サイケ

1960年代にサイケ(サイケデリック)というどぎつい色使いが流行ったらしいですね。
ファッションなのかアートなのかよく分からないのですが。
それで音楽でもロックにそういう流れがあって、それが1980年代でも郷愁として残っていたのかな?知らんけど。(でた!)

サザンオールスターズの「そんなヒロシに騙されて」の歌詞にも「サイケな夏を横須賀で」と歌われていました。

1980年代のカラー

80年代の色も原色系は多かったと思いますが、それは60、70年代の継承でもあったかもしれません。
それとパステルのような淡く上品な色も流行しました。

テレビ受像機やステレオのウッドフレームのイメージかも知れませんが、70年代には茶色(ブラウン)が多かった気がするのですね。
でも80年代にその印象はありません。プラスティックの時代に移行したからかも知れないですね。

やはりテレビや写真がカラーになったことで、日常でカラーのものを見る機会は急激に増えたこともあり、カラフルさに慣れてきたゆえの成熟感はありました。

カラフル

例えば、鈴木英人わたせせいぞうのようなグラフック・アートの色はとても強く鮮やかだったし、多色の色使いも洗練されていて、ハイレベルなものも多かったと思います。

モノトーン

一方で、そうしたカラフルさとは正反対の方向性として、モノクローム、モノトーンというものも流行しました。
例えば「カラス族」や「ディスコの黒服」などが印象的でしたね。黒服は70年代からあったそうですが。

80年代の色はきれいだった

そんなことで、カラーについていろいろ知りたいと思ったら、1980年代のファッションやカルチャー、雑誌などのメディアを見ると、その要素が沢山見られると思います。
1980年代は、色数がとても多くて、中間色も淡色の表現もあって、きれいな色使いが多かったです。そして「ホワイト」の眩しさが際立っていました。
それはシティポップの透明感とも相性が良かったと思うのですね。

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