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S・O・G・O そごうへ行こう♪

JR三ノ宮駅のホームから見た2017年「そごう神戸店」です。
今は「神戸阪急」に変わっています。
タイトルは昔よく聞いたCMの歌です。

百貨店の呼び方

百貨店には違う呼び方があるのが不思議です。
百貨店と言ったり、デパートと言ったり。
そごう神戸店も「神戸そごう」とも呼ばれていました。横浜そごうもそうですよね。
大丸もそうです。大丸神戸店は「神戸大丸」と呼ばれることもありますし、そもそも大丸は「こうべてん」と言わずに「こうべみせ」と言うんですね。

阪急などは正式に「神戸阪急」と名乗っているんですよね。「阪急よ、お前もか!」っていう感じですが、

もうそんなん、なんでもいいやん!

と言いたくなりますが、呼ぶ人にはそれなりの理由(うんちく)があるんでしょうね。

「そごう」の成り立ちと呼び方

ただ、そごう神戸店に関しては、昔から阪神間の人には「そごう」として認識されていましたし、神戸がそごうの最初の店だったんですよね。
Wikipediaによれば・・

大和国十市郡十市村で絹屋として商売を営んでいた十合徳兵衛の息子として生まれた十合伊兵衛(そごう いへえ)が、1830年(天保元年)に坐摩神社(火防陶器神社)の南隣、大坂上難波町に古手屋(古着屋)「大和屋」を開業したのが始まりである[1]。
(中略)
翌1877年(明治10年)には心斎橋筋一丁目に移転すると共に十合呉服店へ改称した[1]。
1901年(明治34年)4月3日には神戸市元町五丁目に神戸支店を開設した[1]。神戸店は順調に売り上げを伸ばし、阪神電気鉄道三宮駅ビルへ出店する形で1933年(昭和8年)10月1日に移転・増床し、百貨店として開業した[1]。この移転以降は「神戸そごう」というひらがな表記を用いており、その後の各店舗での「そごう」表記の第一歩となった[1]。

Wikipedia

ということで、発祥は大阪・難波で、神戸店が百貨店となり「神戸そごう」という名前になったそうです。
なるほどー。それで「〇〇そごう」という言い方だったのですね。

三ノ宮駅から見たそごう

JR三ノ宮駅からそごうは、本当に見慣れた景色でしたし、その感じは今の神戸阪急にも受け継がれています。
昭和初期頃の写真などを見ても、やはり壁面がカーブした独特の外観で、ただその頃は周りに高い建物が全然なかったので三宮にポツンと建っていたんですよね。
今はたくさんのビルに囲まれていますが、横を通るフラワーロードが税関の所まで続いていて、その税関の建物は昔からそのままなので、昔も今も、そごうと税関を臨む風景に変わりはないのです。

まさに神戸・三宮のランドマークですね。

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