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美少女コスプレイヤーのラブコメ

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高校を中退した美少女は天空カフェで色んな人と知り合う。やがてコスプレイヤーとして活動を始める。
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隠れ家の不良美少女 230 恋人

隠れ家の不良美少女 230 恋人

武道館が終わって数日が経過した。
ウイングの事務所では友里香さんと未来ちゃん菜々美ちゃんが電話の対応に追われている。
キナコやココアちゃんの取材の申し込みやC Mのオファーなど大忙しだ。

俺は奏太くんに後のことをお願いして希和と車で出発した。
目的地は横浜、そう桜の所だ。

流石に燃え尽きた感が否めなかった希和もやっと元気を取り戻した。

「友希さん、希和は桜子さんに何て言ったらいいの?」

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隠れ家の不良美少女 229 武道館4

隠れ家の不良美少女 229 武道館4

ソロの間にキナコは衣装を変えて登場した。
短い黄色のシュートパンツにおへそが見えている短いTシャツ、そして可愛い半袖の黄色いジャケットで出てきた、レースのストッキングに太ももには可愛いベルトがついている。

コメントはヒートアップした。

『キナコ激カワ!!』
『足が美しすぎる〜』
『太ももセクシ〜』
『おへそ可愛い〜!!』
『完全にK Oされた〜!』

キナコカラーのマイクスタンドがステージ中央

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隠れ家の不良美少女 228 武道館3

隠れ家の不良美少女 228 武道館3

キナコはみんなに手を振って見送るとステージに一人になった。

「みんな、私がここまで来れたのはある人達のおかげです、私の曲を作ってくれた人がリーダーのあるグループ!そうですロブスターズの皆さんです!」キナコはステージ後ろに手を振った。

スクリーン前のひな壇が競り上がりバンドのセットが現れる。
そしてロブスターズのメンバーが笑顔で登場した。
 
コメントが驚きで一杯になった。

『え〜伝説のバンド

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隠れ家の不良美少女 227 武道館2

隠れ家の不良美少女 227 武道館2

「それではここからコーラスをしてくれるお二人を紹介します、まず影山未来さん」
未来ちゃんが黄色いミニドレスで登場しキナコとハイタッチした。
「そして、レコーディングでもコーラスをしてくれた、キナコママ!」
希美子さんも同じ黄色いミニドレスで登場した。
「キナコママは今日の出演者が来ている全ての衣装を作ってくれました!」しっかり紹介する。

驚きのコメントが次々に上がって来る。

『キナコママ美人だ

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隠れ家の不良美少女 226 武道館

隠れ家の不良美少女 226 武道館

準備は全て調った。
間も無く配信が始まろうとしている。
企業やマスコミも期待して待っている。

花道の付いたステージの後ろには巨大なスクリーンが設置してある。
その両端には少し離れて縦長のスクリーンが設置してある、これはコメントの書き込みを表示させるためのスクリーンだ。さらにその横には中型のスクリーンが縦に2台ずつ設置してある。両サイドで4台のスクリーンは見ている参加者を表示させるためのスクリーン

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隠れ家の不良美少女 225 本番前夜

隠れ家の不良美少女 225 本番前夜

最後のリハーサルが行われた。
キナコ、希美子さん、まなこちゃん、みかりん、未来ちやん、プリンちゃん、コスプレサークル雅のみんな、ロブスターズ、バックバンドのメンバー、ダンサーなど全ての出演者が集まって本番さながらのリハーサルが行われる。音響や照明、舞台スタッフなども参加して全体を確認する。

貸し切った広い会場には本番に近いステージが用意されている。
舞台監督の橘さんが確認しながら進行していく。

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隠れ家の不良美少女 224 間も無く

隠れ家の不良美少女 224 間も無く

ついに武道館まで一週間を切った。
ウイングでステージの最終チェックをしている。

「友希さん友里香さん、これ見てください」奏太くんんは慌ててスマホのニュースを見せる。

『サンライズプロ、東堂社長逮捕!』ニュースが流れた。

奏太くんはモニターをテレビのニュースに切り替える。
マスクをして帽子を深く被った東堂が逮捕され、連行されて行く映像が写しだされる。

「まさか桜子のお父さんが地検特捜部だった

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隠れ家の不良美少女 223 対決

隠れ家の不良美少女 223 対決

長谷川さんと友里香さん、そして俺はサンライズプロダクションのビルの前に来ていた。既に電話で訪問する事を伝えてある。
三人はそれぞれに緊張した表情でビルの中へ入る。

受付で「SONEレコードの長谷川です、東堂社長にお会いしたいのですが」そういうと、受付は確認を取って社長室へ案内した。

俺はひっそりと深呼吸をした。

「中へ入るとおおきな机の後ろで膝を組んで椅子にもたれている東堂が見える。

「久

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隠れ家の不良美少女 222 東堂の魔の手

隠れ家の不良美少女 222 東堂の魔の手

俺は友里香さんとSONEレコードに駆けつける。
長谷川さんは会議室で待っていた。

「突然すみません」俺は頭を下げる。
「非常事態ですから気にしないで下さい、それよりキナコちゃんは無事ですか?」
「今奏太くん達が家まで送っってくれています」
「そうですか………何処か安全な所はありませんか?向こうが手出し出来ないような……」
俺はしばらく考える。
「そうだ、株式会社マサキの社長宅ならいかがですか?」

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隠れ家の不良美少女 221 一本の電話

隠れ家の不良美少女 221 一本の電話

CDは発売すると直ぐに60万枚を超えさらに伸びている。
ダウンロードも驚異的に伸びている。
日に日に伸びる売上に武道館への弾みが付いた。

友希さんと友里香さん、キナコちゃんは彼方此方へと忙しい。
俺はウイングでドキュメンタリーの仕上げを編集している。
良い雰囲気で回っているように思えた。

しかし一本の電話が全てを変えた。

『ルルル……ルルル……』

「はい、ウイングです」未来ちゃんが電話に出

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隠れ家の不良美少女 220 幼馴染

隠れ家の不良美少女 220 幼馴染

「優斗!」私は声をかけた。
優斗は寂しそうにこっちへトボトボと歩いて来る。

「行ってしまうんだな…………」
「また戻って来るよ」
「うん………でもやっぱり遠くに行っちゃうよ…………俺があんな事をしなければ………」
「そうだね……あのメールが無かったらどうなってたんだろう?」
「どうなってたのかなあ?」

「私はあのメールで優斗に告白されるかと思って行ったんだよ」
「えっ!マジ!」
「うん、付き合

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隠れ家の不良美少女 219 希和の下着

隠れ家の不良美少女 219 希和の下着

希和と希美子さんは忙しく引っ越しの準備をしている。
「希和、荷物を詰めた段ボール箱には何を入れたか分かるようにマジックで大きく書いとくのよ!」
「うん、分かった」
俺は希和の部屋で手伝っている。
希和は服などを段ボールに詰め込んでいく。
押入れの下にある白いプラスチックの箱を出して中のものを出そうとして俺を見た。

「友希さん、この箱には下着が入ってるから恥ずかしいの、向こうを向いててよ」
「ああ

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隠れ家の不良美少女 218 後1ヶ月

隠れ家の不良美少女 218 後1ヶ月

武道館の配信まで1ヶ月を切った。
細かいステージセットの図面や進行台本が上がってくる。

ウイングでは東京ステージプランの橘さんと細かい詰めの作業をしていた。
奏太くんも映像設備が配信の内容と不都合がないように確認している。

「友希くん、これだけの機材になると途方もない電力が必要だよ、しかも配信となると電圧変化は命取りになる、不安材料は早く無くしたいよね」
「そうですね、やはり電源車を入れますか

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隠れ家の不良美少女 217 兄が来た

隠れ家の不良美少女 217 兄が来た

俺と希和は本庄早稲田駅まで兄の翔を迎えに行った。
家を建て替えるため福岡から来てもらったのだ。
改札口で迎えて車に乗った。
「兄さん、遠くまで来てもらってご悪いね」
「何言ってんだよ、キナコちゃんの家を建てるんじゃないか、どこまでだって行くさ」笑っている。
「ありがとうございま〜す」希和は嬉しそうに言った。

家に到着すると希美子さんが待っていてくれた。
「遠路はるばるありがとうございます」希美子

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