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「私の物差し」で生きるということ。

先日、Inspire highという13〜19歳を対象にあらゆる分野の第一線で活躍する大人達とのセッションができるオンラインコミュニティーにて、

「伝わるってどういうこと?」をテーマにあっこゴリラさんのライブセッションに参加した。

とにかく熱くて、愛に溢れた方で、あらゆる物事に対する熱量や好奇心が半端じゃなくて、言葉の一つ一つが心に染み込んできた。

今回はこのセッションで学んだこと、感じたことをお伝えしていく。

Inspire highってなんじゃい

先述したように、Inspire High(インスパイア・ハイ)は、クリエイティブな大人たちと答えのない問いに向き合う、13〜19歳のためのオンラインスクールである。隔週日曜日に90分間、全国の同世代の中高生とガイド(ゲスト)が同時に参加し、

・ガイドの思考、価値観、バックグラウンド

・テーマへの視点、知識

をインプットしたのち、自分たちがガイドからの問いに対してアウトプットを投稿し、それらをフィードバックし合う。あらゆる「面白い大人」たち、そして同世代の「仲間」に出会えるこのコミュニティ、刺激的で楽しい場である。

あっこゴリラさんについて

AKKOGORILLA
あっこゴリラ (ラッパー)
ドラマーとしてメジャーデビューを果たし、バンド解散後、ラッパーとしてゼロから下積みを重ねる。
2017年には、日本初のフィメール(女性)のみのMCバトル「CINDERELLA MCBATTLE」で優勝。
その後、さまざまなアーティストとのコラボレーションも行う中、同年末、向井太一とのコラボ曲「ゲリラ」がSpotifyのCMに起用される。
野生のゴリラに会いにルワンダへと旅をした模様を収めた「Back to the Jungle」、永原真夏と共にベトナムで撮影された「ウルトラジェンダー」、そして2018年に"再"メジャーデビューを飾り、台湾で撮影を敢行した「余裕」など、国内に限らず海外で制作したMVも話題に。さらに、同年12月1stフルアルバム「GRRRLISM」をリリース。
女性の無駄毛をテーマにした「エビバディBO」、年齢をテーマにした「グランマ」など、世の中の"普通"を揺るがす楽曲を発表。
その他、クリエイターを巻き込んでのGRRRLISM ZINEの発表や、2019年4月からJ-WAVE「SONAR MUSIC」でメインナビゲーターとして様々な発信をするなど、性別・国籍・年齢・業界の壁を超えた表現活動をしている。
ちなみにゴリラの由来はノリ。

「みんな、クリエイター」

「みんなが自分の物差しをカスタムしていて、もうみんなクリエイターだよね」

「人と違う事を面白がる。自分も自分であるように、相手も相手」

「悩み上等!葛藤上等!資料にして、肥料にして、自分を育てていく。」

自らのアイデンティティに誇りとプライドを持ち、学び続ける事の姿勢を忘れないでという意思を感じた。自分が誰かになれっこないと同時に、誰も自分にはなれない。私は、ただ私であり、私だけの物差しを大切にしてあげる。

このセッションを通して感じたことは、主に3つ

①自分の物差しをカスタムして、自分を生きる。

⇨他人の物差しで物事を測らず、自分だけの自分にしかない物差しを大切にする。そしてそのために、日々受ける刺激を成長の糧にして、日々自分をアップデートさせながら自分の物差しを磨くということ。

「他人の物差しのせいで、視野が狭くなっちゃうのはもったいない」と言ったあっこゴリラさん。同調圧力や、自分が自分でいることが難しい世の中ではあるが、そういったものに囚われるのではなく、自分は自分。相手も相手。一度きりしかない人生だからこそ、常に自問自答を忘れず大切に、成長していくことが大事なのだろう。

②自分も自分らしくあるように、相手も相手らしくある権利がある。

⇨自分の物差しがあるように、相手も相手の物差しがある。だからこそ、自分の物差しで「相手」を罵ったり否定するのではなく、その違いをきちんと受け止め、違いを「楽しむ」。そういった違いが「多様性」であり、みんなが自分を持って生きる事のできる空間作りである。

時には、自分が逆に批判的な意見を受ける時もあるだろう。しかし、その矛先はあなた自身ではなく、あなたの作ったもの、あなたと関係する何かが「気に入らなかった」からであり、その意見を真に受ける必要はない。何事も、受け入れずとも、受け止めることは大切、ということだろう。

③ココロで感じた「違和感」を大切に。

⇨このセッションの中でも、あっこゴリラさんは「全然、私の意見に違和感を持っていいんだからね」ということを何度が仰ってくれた。自分の中で生まれたなぜ?や嫌かも、という感情は自分を守るためにも、自分を理解し相手と対話する上でも、大切。疑問やなぜその疑問が思い浮かんだのかということを振り返っていこう、ということ。

この他にも数々の熱い言葉やトーク内容がたくさん。

是非あっこゴリラさん、そしてInspire highを調べてみてくださいな。ご覧頂きありがとうございます。


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