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【豆知識】とうもろこしの種類

〈目次〉 
1.スイートコーン
2.ポップコーン
3.デントコーン
4.フリントコーン
5.ワキシーコーン(もちとうもろこし)
6. ソフトコーン


1.スイートコーン

一般的に食用として馴染み深い種類スイートコーンです。一番馴染み深い品種です。

一般的に食用として用いられ、「とうもろこし」と呼ばれるのは、このスイートコーンです。

最近は、生で食べられる品種も栽培されるようになり、甘さとみずみずしさ、その皮の柔らかさから、まるで果物のように食べられるとうもろこしとして、注目を浴びています。

2. ポップコーン
お菓子のポップコーンを作る際使用する品種です。粒の皮が非常に硬いのが特徴です。

乾燥させることで硬くなります。他の種類のとうもろこしの粒は乾燥させても、ポップコーンほど硬くなりません。そのため、お菓子のポップコーンにはなりません。

硬い粒を加熱することで、粒の中の水分が水蒸気となって膨張し、皮が圧力に耐え切れず、ほどよい具合に皮が破れて、お菓子のポップコーンになります。

3. デントコーン
主に乾燥させて、牛や豚、鳥などの家畜の飼料として利用される品種です。

成長過程で糖分がデンプンに変わってしまうため、そのまま食べることには向きません。

そのデンプンを利用した「コーンスターチ」は私達の食生活のいろいろな場面で使用されています。


4. フリントコーン
加工食用・家畜用飼料や工業用に使われるとうもろこしです。

角状デンプンと呼ばれる硬いデンプンが粒の全体についているのが特徴です。

メキシコ料理のタコス「トルティーヤ」に使われています。


5.ワキシーコーン(もちとうもろこし)
粒の中のデンプンにもち性があり、色としては、白、黄色、黒、紫など、さまざまなものがあります。

粒の中のデンプンにもち性があり、若いうちに収穫して蒸すと、もちもちとした食感があるのが特徴です。

日本にもともと数種があって白、黄色はもちろんのこと、黒、紫などの色の「もちとうもろこし」として食べられてきました。

完熟させると粒の表面がツルツルになり、ワックスをかけたようで、ワキシーコーンと言われるようになったそうです。 


6.ソフトコーン

粒の大部分がやわらかいデンプンで形作られていて粉にひきやすいとうもろこしです。

主な原産は南米の高原地帯です。

粒の大部分がやわらかいデンプンで形作られていて、実がくだけやすく断面が粉状になるのが特徴です。

ソフトコーンは、デンプンの多くがしなやかで濃度の薄いものであり、粉にひきやすい特徴があります。


以上

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