映画忘備録②

遅れまして2月に観た映画の記録。
2月は4本のみで、あとは途中で寝てしまったりとかしてしまって。。

リリィ・シュシュのすべて
岩井俊二監督の作品。
田舎育ちとしては、映像の色合いや雰囲気が懐かしくてたまらない。けれど、ただ映像が美しいだけの作品ではなくて、学生ならではの、ティーン特有の張り詰めた雰囲気だとか曖昧さ、閉塞感が表現されている。後味が悪いみたいな感想を目にしていたけれど、そんなこともなく。

ギヴァー
2014年フィリップ・ノイス監督によるアメリカ映画。
争いのない全体主義の管理社会に疑問を持つ主人公のお話。
反共産主義みたいな姿勢がアメリカっぽいな〜と思いつつ、極端だなあ、というのが感想。あとはもうちょっと尺を長く取って作ってもよかったんじゃないかなと。ちょっと急ぎ足な印象。
仕事終わりとかにチョロっと見るのには丁度いいかも。

ナチュラル・ボーン・キラーズ
1994年製作、オリバー・ストーン監督。
殺人を続けながら逃避行するカップルのお話。
わたし自身、暴力や恐怖的な映像は苦手だし、現実に存在することが受け入れられないものだけれど、この映画は、徹底して『作りもの』という感じがして、その物語としての強固さは神話にも似ていると感じた。人間と神様、下界と楽園のイメージのバランスが良くて宗教チックな印象を受けた。
エンディングにずんずんと集約していく感覚も気持ちよかった。

LEON
1994年、リュック・ベッソン監督。
言わずと知れた名作ですね。ヒロインのマチルダがすごくかわいい。
切ないけれど笑えるし、殺し屋のレオンは少し子供っぽいというか幼さを内包していてそこがまた。
個人的には、なにがすごいのかって見ててマチルダに苛々しないところなんですよね。12歳の少女、ということをふんだんに利用している。
朝コーヒーのみながら見たいですね。


3月はもう少し色々見れているので、今のところは。
しかし見ても見ても全然おっつかない。


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