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[南米の旅]旅の振り返り-雑感いろいろ

旅から帰ってきて早2週間。
まだ、旅の余韻に浸ることも。
で、ちょっと振り返ってみようかと。

南米、といっても、アルゼンチン・チリ・ボリビア・ペルーの4カ国しか行ってませんが、日記とも被るところはありますが、気づいたこととか、ちょっとまとめてみようかと思います。
国ごとにも事情は違うので、まとまり切らないとは思いますが・・・


食事事情

実は今回は、結構ホテルに含まれていることも多く、観光地的なところが多かったので、地元飯、というのは、あんまり多くは多くはとってないですが、以下のような感じでしょうか。

  • アルゼンチン:肉(carne)、ですかね。ビーフが有名ですが、パタゴニアでは、ラムもおすすめでした(カラファテで食べた)。

  • チリ:プンタアレナス等港町では(プンタアレナスしか行ってないけど)シーフードが美味しかったですね、やはり。
    肉関係だと、ビーフ、チキンも美味しいですが、グアナコをそぼろ、佃煮っぽくしたのも確かあったな、日本人の口に合うと思います。

  • ボリビア:リャマ食べます、ステーキ、それほど固くもなく、結構美味しかった。キヌアが南米とは知らなかったけど、キヌア、サラダでもスープでも美味しいです。

  • ペルー:今回はペルー料理、全然食べなかった、ので、なんとも。セビーチェは食べないと、かな。あとアルパカも食べるそうです。

  • ボリビア、ペルーあたりは結構お米を食べるので、それは良かったです。

    (アルコール関係)

  • ワインは、アルゼンチン、チリは当然ながら、ボリビアでも同じような品種(カルメネール、マルベック、メルローあたり)で作っていて、口当たりよく美味しかったです。

  • 強いお酒は、ピスコ、ですね。だいたいソーダ割(ピスコサワー)でしたが。パタゴニアでは、カラファテ、というベリー系の果物ベースで、リキュールを作っていました。食後酒として良さそうな感じ。

交通事情

今回は、公共の交通機関をほとんど使っておらず、手配した車両やツアーの車両等がほとんどだったので、交通事情、というよりも道路事情ですが、今回行った4カ国のうち、ボリビアは、行った場所で、たまたまなのかもしれませんが、未舗装路が多く、トヨタのランクル、日産のパトロールと二種の日本のオフロードカーが大活躍でしたし、ボリビアのドライバー、ガイドもこの二車種は信頼が高い、と言ってました。
(道路は経済事情ももちろんあると思います)

公共交通は、チリのサンティアゴは、街も道路も綺麗で、地下鉄も走っていました。ボリビアの首都ラパスは、電車の代わりにロープウェー(テレフェリコ)が市民の交通の手段となっていました(空港から見ただけですが)
という、ガイドブック受け売り、ほとんど情報がない感じです、、、

通信事情

行ったところがかなり辺境?だったためか、携帯のシグナルが取れないところも多かったです。
パタゴニア(アルゼンチン、チリ)は、街中は取れますが、一歩山に入るとアウトです。
ボリビアもウユニはじめ山の方が多く、持っていたeSIMの対象にもよりますが、かなり壊滅的でした(流石にウユニの街中は大丈夫でしたが)
逆にペルーは、かなり山奥の方でも携帯通じてました。国の政策的な問題か、経済的な問題か、まあ、色々あるんでしょうが、、、

経済事情

物価は、私が行ったあたりは、観光地価格のところが多く、それほど安くは感じませんでした。アルゼンチンなぞは、パタゴニアよりブエノスアイレスの方が食事等は暮らしやすい、ということも聞きました。ま、うまくすれば、安く上げることもできるのでしょうが。


今回行った4カ国では、経済的にはチリが一番発展しており、安定しているようでした。資源国で、以前はチリ硝石、今では、リチウムがその源泉のようです。中国資本も入ってると。

ボリビアが経済的には他国に比べ弱いかな。銀の産出はあるものの、経済はまだまだのようです。ウユニの近くはリチウムを産出するとのことなので、経済発展に寄与するかもしれませんね。
とはいえ、どこぞの落ちぶれた先進国同様、政治家の腐敗は酷いらしいです。コカインはコロンビアより品質がよいらしく、それで国家経済が潤うのもどうかというのはありますが、一つの資金源ではあるようですが、それも腐敗の要因となっているようです。

アルゼンチンは、インフレがひどいですね。最近はまだ、落ち着いているようにも見えますが、両替しようとすると、日々かなり変わってますし、また、正規レートと闇レートでもかなり違います。普通に闇レートで両替できる、というのも面白いですが。

ペルーはそこそこ安定しているのかな。とはいえ、前回来た時もそうでしたが、クスコでは、市民のデモがありました。前回は、学生のデモでしたが、今回は一般市民のようでした。

言語事情

事情、というか基本はスペイン語。
英語は大学くらいまで行くとできるようになるようです、ま、その後の精進によると思いますが。
今回、ガイドをしてくれた方々は、英語をお願いしてましたので普通に英語でコミュニケーションが取れますし、だいたいポルトガル語もできる、イタリア語もできる人もいる、って感じでした。
元々の現地語もまだ理解できる人たちもいるようですが、街中ではほとんど聞くことはなかったです。

人々

ラテン=明るい、だけではないようですね、当たり前か。アルゼンチンはバリバリラテン気質、ボリビア、ペルーの人たちは概して大人しいようです。

ボリビア、ペルーは現地系の人が多く、小柄ですね。標高も影響してるのかな?ないか。
ただ、ボリビアのガイドのクリスはスペイン系の顔立ちで、メチャ明るかった、本人もボリビア人に見られない、と言ってましたが。

気候

今回訪れた国はエクアドルより南、即ち南半球でしたので、夏!でした。

パタゴニア(アルゼンチン・チリ)は、大陸の南の端、もうちょっと(でもないけど)行ったら、南極だし。とはいえ、標高がそんなでもないので、普通に昼間は暑いです、といっても、暑くても25度くらいかな。時々雨も降るけど、昼夜、過ごしやすかったです。

サンティアゴ、アタカマ(チリ)は普通に30度くらいで、夏、暑かったですね。アタカマは2000mを超える感じですが、昼間は日差しも強く暑かったですね。

ビジャマール、ウユニ(ボリビア)は、標高が4000mにもなり、昼は日差しは強いものの過ごしやすかったです。
とはいえ、この時期は雨季(雨季だからこそ、ウユニ塩湖で、あの鏡のような湖面(塩面)が現れるのです)。ゲリラ豪雨、雷雨がそこかしこに来ていました、特に夕方が。私がいた3日間は運良く、雨が降った翌日で、綺麗な鏡面ができていました。

クスコ(ペルー)も標高が富士山くらいなので、夏でも過ごしやすかったです。といっても、昼間は5000mのレインボーマウンテンに行ってたので、実感なし、、、
15年前に行った時は、9月頃でしたが、その時もそこまで寒くなかったな、と思い、ちょっと見てみると、1年通じて、あんまり変わらないですね、、、

最低気温は差がありますね。後は雨は今の時期多いです。

お土産?

お土産はほとんど買ってないですが、

  • ウユニの空港で買った塩チョコ、甘さと塩加減がよくて美味しかった

  • アルパカのぬいぐるみ、かわいいですw

  • 後は、リャマやアルパカの毛を使った手袋、ソックス等

空港で売ってた塩チョコ
アルパカのぬいぐるみ

最後に

今回の旅、長いと思っていたけど、やっぱり短かった。
どこも素晴らしかった。その中でも、パタゴニアと乾季のウユニに改めて行ってみたいとも感じてるし、他の地域も訪れたいと改めて思うようになった。
パタゴニアは、トレイルがたくさんあり、もっと時間をかけて歩ければ、とか、ウユニは、乾季であれば、水がなくて、塩湖(塩の平原)を渡って、トゥヌバ山やインカワシ島等も訪れることができるとのこと。
時間をかけないと辿り着けない南米という土地で、アルゼンチンもパタゴニアの一部しか行ってないし、ブラジルは足すら踏み入れていない。
ま、南米だけでなくて、行きたいところは、他にもたくさんあるので、これからどこに行こうか、また考えよう。

コロナで海外に行けなかったこの3年が、また旅をして、いろいろなものを見て、感じたい、という欲求を大きくしている気がするし、
アラ還の今、大袈裟だけど元気な間に動こうという意識も強くなっている。

旅行を楽しんで、元気に無事で帰って来れたこと、まずは嬉しく思い、また次の旅を思いながら、ひとまず、この日記は終わりです。

では、また、次の旅まで、アディオス、アスタルエゴ!

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