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2024/4/11不適切にもほどがあるかについての私見

サブスクを利用するようになってめっきりTVを観なくなったえぞひぐまです。サブスク以前はオンタイムで観ながら、裏番組や深夜、放送に帰宅が間に合わない時は録画して観ておりましたが、最近ではテレビの電源を入れるとすぐにyoutubeやサブスクの選択するので、番組表すら見ていません。

先日ようやく『不適切にもほどがある』を一気観しました。
久しぶりに第一話から引き込まれました。
もちろん自分たちの過ごした昭和が出てくる事も理由の一つですし、令和の時代に感じるおじさん思考にも共感する部分があるからです。
さすが宮藤官九郎、そしてさすが舞台俳優たちと思いながらも、若い俳優さんたちの演技も素晴らしく、終始楽しく観させていただきました。

令和の時代への皮肉たっぷり、警告たっぷり。
そして昭和のハチャメチャさや反省と懐古が随所に観られた事で、タイトルに謳っている「不適切さ」をあまり感じられないほど感情や思考とリンクした作りだったと思います。
また、一話毎の豪華なゲストにもドラマにかける意気込みと予算感を感じ、「あれ?景気回復してるの?」と良い時代の再来かと思わずにいられませんでした。

ドラマのコンセプトと、宮藤官九郎の脚本だから言わせる事ができたのだろうと思う台詞がたくさんありました。それこそ昭和には「ドラマのTBS」と言われた時代がありましたが、そんな時代がまた来れば私もテレビを観るようになるかもしれません。