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マイ・キャンプ・スタイル

根っからのインドアタイプなので、外で活発的に動くよりも、できれば本を読んだり、NetflixやHuluを観たり、音楽を聴いていたい。よって、キャンプもテントを張ったらテントの中にこもっていたい!そんな性分の人間がどんなキャンプをしているのか…需要があるのかないのか疑問ですが、己のキャンプとやらを論じてみようと思います。

キャンプの準備

前の日の夜に準備をすべて済ませ、早起きをして朝食をとり、出発するだけ!…な訳もなく。週の後半になると天気予報をチェックして、行けたらいいなと軽い気持ちで。出発当日の午前中からイソイソ準備。といっても、殆どの道具は車に積んでいるので、食料と着替え、アメニティの準備くらい。大抵、当日の準備になってしまう。
気持ちと時間に余裕がある時は、前日に買い物へ行き、食材を刻みジップロックにまとめ、平にして冷凍庫へ。
買っておいたアルコールやドリンク類は前日にジッロックにまとめたカチカチになった食材でまとうように包み込み、シルバーの保冷袋に入れ、なおかつ、保冷エコバッグへ。
凍った食材のおかげでドリンクも冷え冷え。出発直前に持っていこうと、後回しにしてしまうと、忘れて出発してしまうこともしばしば。
クーラーボックスはあったら便利だろうけれど、どうしても嵩張ってしまうものは避けたい。飲み物や食料は一晩なら、レジ袋1袋で収まる。中身がなくなったらコンパクトに収納できる保冷エコバッグを愛用。
準備時に気がついた足りないものや、準備の途中で潰してしまう柔らかくて嵩張る食パン、スナック菓子なども途中のスーパーに寄って調達。ガス缶の補充やライター、電池なども。

無理にBBQはしなくてもいい

夜はBBQ!といきたいところだけれど、それをするには火起こし、調整、焼きの管理、炭の処理と、BBQをするだけで気の遠くなるほどの工程があり、荷物も疲労も倍になり…折角の癒しのキャンプなのに、忙しさに追われるなんて、本末転倒!無理をしないキャンプと決めている。

用意が面倒な場合は

湯を沸かす道具さえあればカップ麺だって、袋麺だっていい。何なら、コンビニのお弁当やパンでも可!といえども、実際そうなってしまうと、平日のお昼と何ら変わらなくなってしまうので、ずぼらといえども湯を沸かし、袋麺くらいはすすりたい。サバイバル感がほしい。袋麺をシェラカップを器に食べるのがすごく好きです。
何日も前から段取りをして用意をするキャンプもステキだけれど、テントと寝袋があればなんとかなるだろう!という行き当たりばったりのキャンプが向いています。

設営後は

コーヒーを飲むことによってキャンプの準備で消費された労力がリセットされる

テントを設営したら、コーヒーを飲みながら本を読んだり、一旦テントに入り、寝袋にもぐり込んで昼寝をしたりと、お腹が空くまで自由気ままに過ごします。キャンプのコーヒーはインスタントでも手軽でおいしい!

日が暮れるまで

iPadはキャンプには欠かせない道具

早く到着したり、ご飯まで時間がある時はNetflixやHuluで映画やドラマを観ます。テントの外ではすでにBBQをしたり、薪を割る音や、子どもたちのはじゃぐ声などが聞こえてきて、各々好きに過ごしている街の雑踏感ではない〝キャンプの雑踏感〟を感じる、夕暮れまでのふわふわしたこの時間が好きです。

ずぼらキャンプ飯

〆のはずのうどんを最初から入れるスタイルの鍋

わが家のキャンプ飯はもっぱら鍋派!鍋だと煙も出ず、テント内でできるし準備がとても楽。もちろん、換気をしつつ。映画を観たりラジオをきいたり、同行者と話しながら鍋をつつき、うどんをすすります。
ドリンク用にスタンレーのボトルに氷を入れて持っていくのだけれど、夏キャンプといえども、ここ北海道は川や山付近だと夜はとても寒いのであまり出番がありません。

夜の過ごし方

片付けをした後は、おやつを食べたり、お酒を飲んだり、本を読んだり寝るまでの間、自由に過ごします。準備に余裕があったり、逆に心に余裕がない時は炎に癒されるべく、焚き火をします。焚き火こそ労力をつかうのだけれど、焚き火が成功したらその労力も吹き飛びます。マシュマロを焼いたり、炎を眺めたり。

この時の焚き火は薪がしけっていたのか、炎が定着せず束の間のマシュマロだった

木が燃えている様子を眺めていると、人間の文明を感じます。動物の中で火を扱うことが出来たのが、人間でそこから文明が栄え…と人類の古代を感じ、果てしない思想が炎とともに広がり夜がふけていきます。

満月時のキャンプ

※焚き火をする時は、火を扱うのでアルコール類は控えます。酔いながらの火の取り扱いはとても危険!

朝食の定番

キャンプの朝は人々の生活音から始まります。目が覚めても陽が上がるまでが寒いので、その音をききながら二度寝をします。
トイレに行きたいけど寒くて行きたくない〜でも行きたい〜という時は、ガスで湯を沸かします。湯を沸かすと一気にテント内が温まります。

中身はハムや、チーズ。パウチのハンバーグを入れることも。

心おきなく寝袋で過ごした後は、朝食の準備をします。わが家の朝の定番は、ホットサンドとコーンスープ。朝は焼きたてのパンが食べたい!という当時の思いから、バウルーを手に入れました。今はキャンプブーム到来で品薄となっております。シングルタイプも欲しいですが、こちらも入手困難。

後片付け

チェックアウトがないサイトを利用すると、いつまでもだらだらしてしまいがち。あったらあったで、時間に追われてしまう。根がずぼらなのでこれはもうしょうがないとあきらめの境地。
テントが小さい分、荷物も少ないので使ったものは直ぐ片付けるを徹底すれば、撤収は20分もかかりません。
帰りに時間に余裕があり、天気が良ければ寝室で敷いてたラグやテントを天日干しをしながら本を読んだりします。帰りの道中の道の駅や温泉などに寄り、のんびり帰宅。安全に自宅に到着したら、キャンプは終了です。

改めて見ると寝室とシートをばらして干せば天日効率が良かったかも

まとめ

キャンプ事情を知人に話すと、キャンプに行って肉を焼かないなんて…テントに引きこもる?外で遊ばないの?テントは寝る時以外入らない、そんなキャンプはキャンプじゃないと、やや批判的なことを言われます。悲しい。
キャンプのやり方に正解や、不正解はないので人様に迷惑をかけず、マナーを守って各々のやり方で好きに過ごせばいいかと思います。
2020年はコロナの影響でキャンプ場は混雑していたとか。毎年、合間を縫って3〜5回ほど行きますが、様子を見て対策をしつつ、行きたかったキャンプ場には行けませんでしたが、それでも近場には2回行けました。
2021年のキャンプ情勢はどうでしょう。来シーズンからキャンプを始めるという友人もちらほら。わたしたちはこのインドアキャンプはこれからも続くかと思います。今後も、ふりかえりキャンプや、キャンプにまつわるetcなどを更新できればと思います。

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