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325 2030年までは「LVMHアルノー一家」の時代が来る。ラグジュアリーは何よりも強い

大前研一さんが今週の「プレジデント」で書いていましたが、
2020年代は本当の意味で「アルノー家」の10年になると思います。
イーロンマスク、ベゾス、ビルゲイツ、
みんなアメリカのIT長者ですが一代限りで終わると思います。
ベルナールアルノー ももう74歳ですから
元マッキンゼーの長女が経営を引き継ぐことでしょう。  

そうなれば、10年以内に最も世界で富裕の女性経営者が誕生する、ということは世界の希望ですね。


ライバル会社ケリング(グッチが中核のグループ)は、フランソワ・アンリピロー。
こちらも天才ブランドポートフォリオ経営者ですが、若干学者っぽい人だったりもする。やっぱり事業買収と売却の連続で巨大にさせた。

考えてみれば、日本で、ハイエンドのコム・デギャルソンやイッセイミヤケに
国民が熱心に守ったり、愛したりするようなことは少し考えにくい。

日本でも絶対にLVMHやケリングに負けないラグジュアリーコングロマリッドを必ず作らなければいけないんです。
世界最大のラグジュアリーコングロマリッドを作らなければ日本は絶対に生き残れない。

そのためには、長期的な資産形成・ブランドとモダンアーカイブの活用です。

「ロンドンオリンピック」を下敷きに、
日本の栄光的なコンテンツ、とくに「手塚・黒澤・三船」を今一度リバイバルさせ、再活用していくことが重要だ。

「失われた東京オリンピック2020開会式」がテーマになる何かをプレゼンしてみたい。くやしい・・・。

・七人の侍

・東京物語BY 小津安二郎

・火の鳥BY 手塚治虫
・ゴジラ
・ウルトラマン
・仮面ライダー
・マルサの女・タンポポBY 伊丹十三
・夏目漱石
・谷崎潤一郎
・セーラームーン

凄まじい「かっこよさ」になる。

私の全生命・全資本・全キャッシュを注ぎ込んでいきたい。


最後に・・・
テクノロジー商品は再来年には飽きられます。
でもリベラルアーツ、美、人文知に満ち溢れた商品は
商品というよりは、あまりにも人生の感動、意義深く高付加価値だから
必ず顧客の人生の側に置かれることになるのです。
コンサルタント会社のいう「耐久消費財」というには
あまりに素晴らしい商品財なのです。









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