私の体の中にある石

      

私は10年前に、突然左脇の激痛に襲われました。
救急病院に運ばれて、即入院になりました。

レントゲンには膵臓に石が写っていました。
たった、3ミリほどの小さな石でした。
小さな石で膵臓の管が塞がれて
急性膵炎を起こしていました。

以後、私の膵臓には石ができたり
いつの間にか自然消滅したり
2個に増えたりしています。

遡ること30年前
私の体に初めて石が発見されました。
その時は、唾液腺でした。

唾液が貯まるところに7個の石があり
唾液腺を塞ぎ、耳の下、下の裏に激痛が
走りました。

石の痛みは、経験者だったら理解できると思いますが
脂汗が流れ、息が詰まるほどの痛みでした。

一週間前に、定期検査がありました。
残念なことに、膵臓に石が2個写っていました。
血液検査に異常がなく、自覚症状もなく
今回は様子観察となりました。

実は、私の中では
石について感じていることがあります。
私に限ってのことです。

深い悲しみ、必要以上の我慢を自分に強要した時
石ができているのです。
石は私の「もう、いやだ〜!!」という
心の叫びの結晶だと思うのです。

自分の気持ちを隠すのが得意な私ですが
体は、ちゃんと受け取っていたのだと思います。
私の体、ありがとう。
自分を誤魔化すことは出来ないようです。

私のことを全て知っている、私の体。
今は感謝を込めて、手当てをして、体に優しい食事をしています。
石が今後どうなるのかは分かりません。
でも、今できる限りのことをしようと思っています。

東城百合子さんの手当てを参考に
こんにゃく湿布、琵琶の葉のお灸をしています。
「いつも、頑張ってくれてありがとう」と共に。

膵臓に増えた石から学んだことのシェアでした。

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。またの訪問をお待ちしています : )