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本当は暴力だったこと

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「あれはホントは暴力だった」「あれはホントは抑圧だった」「あれはホントは優しさじゃなかった」 ようやく気づけた色々なこと。
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記事一覧

言葉が通じない男達、あるいは人間ではなかったわたし。

*性売買、性風俗における性暴力行為の描写を含みます。 「でも、やっぱり本番したいなぁ」 …

わたしたちの現在地

*性風俗、性売買、性暴力に関する記述があります。 幹線道路沿いのソープ街でお茶ばかり挽い…

普通の男が女を買っている

*性暴力を含む性風俗の内容が書かれています。 性風俗を利用する客がどんな人間か、知ってい…

ブス呼ばわりされたので粗チンと言い返したら問題になった話

Googleドライブを掃除していたら、はてなブログかどこかにアップしようと思って書いたらしい記…

「我慢するのが偉い」という呪い

この通知久しぶりにもらいました。 ありがとうございます。 当該記事はこれ↓ またも耳下腺が…

拒否する自由と限界までの距離

いつも、限界の少し手前まで行ってみてはじめて気づくのだ。 「ああ、わたし、これが嫌だった…

醜悪な現実のパロディとしてのアンチマンと、タクシードライバーのこと

アンチマンという漫画がTwitterで流れてきた。 がっつりネタバレがあるので、未読の方はリンクからどうぞ。 孤独な男の妄想と現実が交錯する漫画「アンチマン」 読んでみてすぐに思い出したのは、マーティン・スコセッシが監督した1976年のアメリカ映画「タクシードライバー」だ。 いまだに「有害な男性性」「孤立感から他害に飛躍する男性の思考」などを語る際に俎上に上がる作品である。 主人公トラビスの社会的孤立感、女性に対する無礼なふるまい、根拠なく打抱く万能感…と、120分に

12年前、男に殺された彼女へ

やっぱり今年も無理だった。 12年経っても、 なぜあなたが殺されなきゃいけなかったのか いま…

たまたま行き会った大人として

区役所に行った帰り、バス停で列に並んでいた。 目の前には小学生とおぼしき制服姿の男の子と…

安全な“セックスワーク”などない

客の持ち物をすべて検査してから接客にあたらせたとしても、やろうと思えば客の男は素手で女性…

女が殺されても性風俗を守り続ける社会

勘違いして従業員の女を殺す客が、1店舗の営業20年の間に2人も発生する、それが性風俗だ。 客…

化粧をやめた女のモノローグ

学生の頃はまったく化粧などしなかったのだけど、就職するとなった段階で突如として化粧をしな…

生き続けるための共感

ものすごく悲しい映像を見てしまって、動揺している。 色々書きたいことがあったけど、今日は…

秩序を乱す"被害者"への敵意

Twitterで「辞めジュ」を検索すると、元ジャニーズジュニアだった男性へのセカンドレイプ的発言がたくさん出てくる。 ファン文化の中に住まうひとりとして本当に不思議でならないが、同時に見慣れた景色でもある。 最近見かけたのは、とあるバンドマンの不誠実な行動を告発した交際相手の女性に対する、強烈な敵意。 曰く「売名」「示談金目的」「ハニトラ」「やべえ女に引っかかったバンドマンのほうが可哀想」など。 現実ではここまで口汚くないものの、同じような言い分を聞くことは多い。 そういっ