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生保受給者の部屋探し

現在わたしが暮らしている部屋は、生保を受給するようになってから借りたものだ。
今夏のはじめに2年契約の更新が無事完了し、今も恙なく暮らせている。
1月に書いた住まいについての記事はわたしのnoteの中でも評判がよく、とてもたくさん読んでいただいてる。

今回はこの部屋を探した時のことを、少し詳しく書いていこうと思う。
生保受給者がどんなふうにして部屋を探したのか、ひとつの事例として見ていただけるとありがたい。

わたしが新しい住まいを探すためにしたことをざっとまとめると、次のようになる。

  1. 住みたい部屋の条件を洗い出す

  2. 福祉課に地域の不動産屋を紹介してもらう

  3. 住みたい部屋の条件を不動産屋に共有する

  4. 賃貸情報サイトを片っ端から閲覧する

  5. 見つけた物件は不動産屋に伝えて、現状を確認してもらう

  6. 内見は遠慮しない


1.住みたい部屋の条件を洗い出す

元々、理想の部屋はこうで、こんな暮らしが理想だという想像をするのが好きだったので、その空想を家賃と地域を指定して具体化していった。
住宅扶助53,700円以内(生活扶助から追加しても60,000円くらいまで)の家賃で借りられる物件という制約はあるが、自分がどんなふうに暮らしたいか、部屋の設備はなにを優先したいかを考えることはできる。
風呂とトイレは別であってほしい、キッチンはある程度の広さが欲しい、洗濯機置き場は室内がいい、等々。
これらの条件は、賃貸情報サイトである程度絞り込むことができる。
たとえばSUUMOで検索する場合はこんな感じだ。

画像引用:SUUMO(https://suumo.jp/)より
画像引用:SUUMO(https://suumo.jp/)より

わたしが考え出した優先したい条件は、
「2階以上にある部屋」
「2口コンロが置けるキッチンであること」
「収納設備があること」

だった。

逆に、あまり気にしないなと思った条件は、
「洗濯機置き場が室内にあること」
「広くて使い勝手のいい風呂であること」
だった。

わたしは長風呂が大好きで、脚を伸ばして入れる湯舟が欲しかったが、それ以上に快適に料理ができるキッチンが必要だと考えた。
洗濯機は室内のほうがいいに決まっているが、防犯に支障がないなら外置きでも気にしないなと思った。
収納がないと部屋が散らかってしまう。それは絶対に困るので、少なくとも押入れかクローゼットがひとつ備わっていることは譲れなかった。

結論をいえば、最終的に「地上3階」で「2口コンロが置けるキッチン」の「洋室1K」を見つけ出すことができた。
洗濯機置き場はベランダだが、防犯的に(多分)問題ないし、不便に感じることもない。
浴室は昔ながらのタイル張りにバランス釜だ。この浴室の使い勝手の悪さは極まっていて、入居以来一度も湯舟にお湯を張ったことがないくらいだが、キッチンと居室の快適さを選んだのだから仕方ないと、自分の中で納得している。友達が泊まりに来た時はちょっとだけ申し訳なくなるが、それもまあ仕方がない。

日々の暮らしで自分がなにを一番大切にしたいのか、それを分析し把握することができるのは自分だけだ。
わたしがキッチンを重視したのは、キッチンが不便だと自炊がおろそかになり、外食や買い食いの頻度が増えて結果的に散財に繋がりそうだったからだ。電気コンロ1つのコンパクトなキッチンでも器用に自炊するひとはもちろんいるのだけど、わたしにはそのスキルがないので、ある程度広さがあって使い勝手のいいキッチンは譲れなかった。
わたし自身がその条件について理解していれば、いざという時に不動産屋や福祉課に説明ができる。その条件に適う物件を探すことに協力してもらえるし、なにより、自分がなにを大切にしているか確認することは、単純に面白いことだと思う。
歩くのが好きだから駅から遠くても気にしない、それよりも排気ガスや騒音がイヤだから駅前の物件は避けたい、とか。
部屋が暗いと落ち込んでしまうから日当たりは絶対に確保したい、とか。
実現可能かどうかはとりあえず脇に置いておいて、どんな風に暮らしていきたいか、そのための条件はなにか、を、考える。
それはなんというか、自分自身と向き合うことだと思う。

どんなに狭くても不便でも気にしない、とにかく安い物件にしたい、というのも当然ありだろう。
でも人間の心身は想像以上にストレスに弱く、しかも自分がストレスを受けているということに気づきにくいので、できるだけ我慢しないですむ暮らしに寄せていったほうがいいとわたしは思う。
どちらにせよ住宅扶助は家賃分しか出ないのだから。



もっとコンパクトな記事にするつもりだったのに予想以上にたくさん書きたくなったので、今日はこのへんにします。
続きはまた明日。




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