まだ生きてる（挨拶）。

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　えー、検査結果が出ました。
　何の検査結果かと言うと、こちらの記事の続きです。

　いきなり余談なんですけれども、僕、まあ本名で活動してるのもあったり、TwitterとかFacebookで記事をシェアしているので、CT検査受けた日記とか書いた時、普通にリアル知人にも共有されてるんですね。で、リアル知人だけじゃなく、親族にももちろんシェアされているので、上記の日記書いてしばらくしたら、両親から「大丈夫？」というような連絡が来ました。
　心配されているうちが花！
　まあ、筆不精というか、個人間の連絡をあまりマメに取らないタイプの人間なので、こんな風に日記という形で人生を報告出来ているならこれ幸い、という感じです。
　さておき、あんまりしっかり家族に共有するのも変な感じだし、かと言って心配させるのもなんだな……ということで、書いたまま溜めている日記は別で何本かあるんですけれども、緊急的に検査結果について書いておこうと思い、日記を書いています。前回検査をしてから、都合1週間が経過しての検査結果のお披露目。
　触診して、エコーして、レントゲンして、血液検査して、CT検査して……果たして僕の体はどうだったのでしょうか！？

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　結論から言うと、引っかかったのは血液検査でした。
　あのー……要はまだ臓器は大丈夫らしい。目に見える変化というんですかね。例えば肝硬変とか、そういう「目に見えて臓器がダメになっている」というレベルにはまだ至ってない、らしい。らしい、というのも、血液検査の結果が相当に悪かったんですね。
　まあ酒浸りの生活をしていたり、偏食を極めていたり、仕事が忙しくてあんまりちゃんと眠れてなかったり、思い当たる節はあるので「なんでこんなことに！？」という感覚はなくて、なるべくしてなったというか、「原因が見つかって良かったー！　しかも心当たりのある結果で良かったー！」という感じではあるんですが、その結果の悪さたるや、「なんでこんなに結果が悪いのに、臓器がまだ無事なの？」というレベルらしいです。お医者様も不思議がっていました。「なんでこんなに数値が悪いんだ？」って言っていたので、裏を返すと「この数値で臓器が無事なのはおかしい」ってことのようです。すみません。僕が全部悪いです。
　ちなみに悪かった箇所は『尿酸値』『LDLコレステロール』『AST』『ALT』の値。べらぼうに悪かった。いわゆる「基準値」というものがあるんですけれども、どれも2倍以上高い数値を出しているようでした。
　こりゃやべえと。
　ググってみると、どうやら「肝炎」という状態に近いのではないかという感じ。これが進行すると、肝硬変になったり、肝臓ガンになったりするそうです。幸いにしてまだ肝硬変フェーズまでは至っていないようなので、今のうちに気付けて良かったね……という感じでしょうか。

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　まずは『AST』と『ALT』についてですが、これらは肝臓の中に含まれる酵素のことらしいです。つまり、本来は血液中に流れ出ることはなくて、肝臓の中だけで大人しくしている酵素らしい。なんですが、肝臓がダメージを食らうと、本来肝臓の中にだけあるはずの酵素が漏れ出てしまって、血液中を漂っている状態だと。
　イメージとしては「羊が牧場の外にいるということは……牧場の柵が壊されているぞ！」という診断みたいですね。
　さらに、『AST』については肝臓以外にも含まれているものらしいので、検査の仕方としては『AST』と『ALT』の両方の値が高いということは肝臓だ、みたいな見方をするようです。仮に『AST』だけが高い場合、肝臓以外の臓器……例えば心臓とか、腎臓なんかが疑われるようです。『心臓牧場』では「牛と羊」だけを育てていて、『肝臓牧場』では「羊」だけを育てている。仮に「牛」だけが放牧されていたら心臓が疑われるんですが、「羊が大量に出回っているぞ！」ということになったので、肝臓牧場が疑われている、というのが今回の検査結果みたいです。メェー。
　そんな感じで、僕の場合は両方の数値が高かったから肝臓だろう、ということになりました。お酒も大量に飲んでいたので、頷ける結果です。
　で、この数値が高まる原因として挙げらるのが以下の4点。

• アルコールの過剰摂取

• 肥満体である

• サプリメントの過剰摂取

• 運動不足

　まあ当たり前と言えば当たり前なんですが、結構どれも心当たりがある。もちろん、今年に入ってからアルコールの量が格段に減ったり、運動もそこそこしてはいるものの……そこに至るまでの負債がめちゃくちゃにでかかったので、ちょっとやそっとの期間では改善しないだろうな、という気がしています。
　これらの改善方法としては、とにかく食習慣を見直すこと、運動すること、が挙げられるようです。意外だったのは「サプリメント」なんですが、サプリメントの摂取は結構肝臓にダメージを与えるんですね。これはあんまりよくわかってませんでした。
　酒を飲みすぎて体調を崩し始めた頃から、健康促進、的なつもりでビタミン剤とかを飲んでいたんですけれど、どうやら逆効果だったようです。要は僕は、「酒飲み」「中年太り」「サプリ摂取」「運動不足」というフルコンボ状態だったので、この結果は本当、なるべくしてなった、という感じです。
　しばらくは食生活を厳格化して、1ヶ月単位で血液検査を受けながら、異常値が基準値に戻るまで質素な暮らしを進めたいところです。

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　で、次に『尿酸値』なんですが。
　これもなるべくしてなったとしか言いようがないですね。お酒を飲みまくっていたし、運動不足で太ってきたし。特に一時期は酒のつまみに肉ばかり食べていたので、こうなるのも致し方なし、という感じ。
　あと、最近はあんまり飲んでいなかったですけれども、元々甘い飲み物が好きだったので（リプトンミルクティーとか）若い頃のツケが回ってきた感じなのかもな、と思っています。
　幸い、ヨーグルトとか牛乳とかはプリン体が低いらしく、コーヒー（ブラック）や水を大量に摂取して排出することで尿酸値を下げる効果が期待出来るようでして、これは今年に入ってから実践していることだったので、このまま継続しようかと思っています。
　特にヨーグルトですね……飲むヨーグルトとか、最近はプロテインを販売しているSAVASが「プロテイン10g入り！」みたいなヨーグルトを出しているので、間食をしたくなったりしたらそれを食べようかなと思いました。あとは朝食用に小さいヨーグルトとかを常備しておくと良いかもしれません。

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　最後に『LDLコレステロール』です。
　いわゆる「悪玉菌コレステロール」ですね。中年太りしているおっさんが一番気を使わなければならない厄介なやつ。
　これも全然ダメでした。糖質と脂質の過剰摂取が直接の原因で、これを下げるのはなかなか骨が折れそうです。が、まあ……どうでしょう、果物とか大豆とか、そういうものを多く摂取することで改善が見込めるそうですので、食生活を見直せばまだ引き返せるのではないか、という気もしています。
　もともと、酒を飲んでダメな生活をしていなければ、ごくごく少量の食事をして、適当に暮らしていけるタイプの人間ではあると思いますので、豆腐とか、納豆とか、ヨーグルトとか、そういうものを食べて生活していこうかな、と。あとはなんだろう、どちらかと言うと「食べ物」よりも「飲み物」の方に重きを置いて生きている人間なので、そこさえ贅沢出来れば半年くらい掛けて改善出来るんじゃないかな、と目論んでいます。
　飲み物にお金をかける、と言っても、なんかスタバで新作フラペチーノを買うとか、美味しいワインを飲むとかそういうのじゃ全然ありません。スーパーに行って、サントリーの烏龍茶を買うとか、コンビニでブラックコーヒーを買うとか、そういうレベルです。実際、仕事中とかは会社で毎日自販機でブラックコーヒーを買っていますが、これさえ担保出来れば意外と大丈夫なんじゃねえの、という気がしています。

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　あとはまあ……コーヒー飲んで大丈夫なら、喫茶店に行ったり、コーヒーショップで豆を買ったりも良いかもしれませんね。あとは牛乳とかヨーグルトも飲み物として摂取出来ますから……砂糖の入らないコーヒー牛乳くらいなら、ガンガン飲んでも大丈夫なのでは？　と思っています。
　とにもかくにも、「原因わかってよかったー！」というのが本当のところです。僕は医学には全然明るくないんですけれども、なんとなく、自分の体が痛む原因について、「臓器がいかれているというよりは、血流に問題があるんじゃないか」という気がしていたので、予感が当たってホッとしている感じ。痛み方というか、痛む範囲というかが……こう、なんでしょう、「同じ場所がズキズキ痛む」とかじゃなく、「なんか痛いところが流動的で、血液の循環に沿っている気がする」という印象があったので、多分そうっぽいというところに落ち着きまして、これにて一件落着です。
　高い治療費を払って入院する必要もなくなりましたし、お医者様からちゃんと「食生活を見直せ」と言われたら「わかりました」となるので、今後は張り切って健康改善に邁進したいと思います！
　……とは言え、備蓄してある食材は使い切っておかねばもったいないですから、米とかパスタは、健康的に食して行きたいところです。キャベツのパスタとか、ペペロンチーノとか、そういう感じなら大丈夫ですかね。まあ、控えめな感じで食管理をして行こうと思います。間違っても明太子パスタとか食べないようにしないと。

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　そんなわけで、まだ大事には至っていない、という報告でした。
　いや、一歩間違えたら大病を患って死ぬレベルの数値ですから、「良かった良かった」では全然ないんですけれども。まだ引き返せるレベルの悪さで良かったね、ということで。本当、半年前くらいまでは暴れるような粗悪な生活をしていましたから、この程度で済んで良かったなと思います。元々の基盤が健康だったから、多少の無理でもリカバリが効きそうです。
　というわけで以上、まだ生きられそうです日記でした。
　最後に本日のお夕飯の写真をあげて締めたいと思います。賞味期限間近の食パンと卵を処理しなきゃならなかったので、夕飯なのに朝食っぽくなりました。まあ、人生に甘えて牛丼食いに行くよりはいくらかマシな食事じゃないでしょうか。
　そんなこんなでまた次回！　今度の報告は1ヶ月後くらいの血液検査で。
　さようなら！