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みかんバイト


昨日は都会と田舎について書くつもりが自分史の部分が多くなってしまった。続きで本題に戻っていこうと思う。今日は日記を書いてみることにする。

昨日朝久々にコーヒーを飲んだのと文章を書いていたのとで目が冴えて昨夜は全然眠れなかった。コーヒーはもう飲みたくない。というくらいに私にとって寝付きの良し悪しは重要だ。

今日はいつものみかんのバイトだった。早稲、いしじ、はれひめという柑橘の収穫が終わり今はせとかという柑橘にサンテという目の細かい網を被せる作業をしている。

集合はいつも大体朝の7時過ぎくらいだが、1時間前の6時には起きる。直前に起きてバタバタ出て行くのは性に合わないし、ふとんに入っていると出たくなくなるのでもう早めにさっと起きてしまう。

外に出るといつも最高に気分が良くなり元気が出る。そして心の中で瀬戸田おはよう!と快活に挨拶をする。

今は収穫の時と違いハウスの中での作業だ。今日は初めて一人で作業することになった。毎度毎度作業始めはエンジンが入らず動きもゆったりだ。調子が出ず一人私は何をやっているんだろうという気分になった。そして又いつも通り一度目の休憩のあとから調子が出始めて、今日は最後の最後までいい波にのって楽しく作業出来た。最後の方は鼻歌を歌いながらもテキパキと手早く手も動いた。

帰り道雇い主であるNさんに自分は動植物には自然と心を開けるが人間には開けない、という話というかちょっとした相談の様なものをした。心が開けないならそれならそれでいいんじゃない、意識して無理して頑張らない方がいいよ。自分はそういうものだと思っていればいいよ。と言われ、自分は結構意外にありのままの自分というのをそんなに認めていないんだな、と気がついた。

楽しく作業出来たおかげでいい気分で帰宅し、仕事終わりでもコンポストトイレに溜まった尿を畑に撒いたり、野菜くずをコンポストに入れたりも出来た。こんなに一所懸命に仕事に打ち込めるのは生まれて初めてのことだ。ここに来て確実に私は元気と健康を取り戻している。長かった絶望の日々はもう完全に過ぎ去ったみたいだ。明日はどんな日になるだろう?ゆっくり休んで明日も頑張ろう。

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