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ライスワークからも学びはある

こんにちは、とーまです。
noteの投稿がだいぶ久しくなっていました。
もし心配してくれていた方がいらしたら感謝です。生きてます。

先月"休学"をnoteにて発表させていただきましたが、あれから慌ただしい日々を送っていました。
考える時間も、心を落ち着ける余裕もなく10月は過ぎ去っていったな~という感じです。
これから毎月、月の振り返りとしてnoteを投稿していこうと思います!お楽しみに^^

◆10月のリゾバ生活について


リゾートバイトを始めた理由は、資金集めをしたかったからです。金目です(笑)
"ハンドパンを担いで自転車で旅をしたい"を実現するために最短最速の方法をとりました。

舞台は秋田県の温泉旅館。
周りは森、川、空という自然いっぱいの場所です。

ハンドパンの練習場所としてはもってこいの場所だと思ってやってきたんです。
中抜けして、曲を作るために散歩しに行くスローライフを想像していました。
しかし、現実は僕の理想を一瞬にして消し去りました。
初日から労働。次の日は10時間労働。その次も10時間労働。
45時間の残業に引っかからない程度にこき使われるという具合です。

実はこの温泉旅館、多いときで300名のお客さんが来ます。Go to トラベルを使っていらっしゃるお客様がこんなにたくさんいるんだなと思いました。
たくさんのお客さんに対して今まで通りのサービスを提供するために、とにかくスピードを意識する必要があります。
僕はそんな環境が大嫌いだと分かりました。
館内が広いので歩く量が半端ないんです。
屋内にいるのにこれだけ歩いてたw

温泉に浸かったところで取れる疲れでもなく、労働後はベッドにバタンっ!
僕の部屋(派遣仲間は皆寮を刑務所と呼んでいます)


そんな働き方をしているから本当に考える時間が取れないくらい、忙殺されていた。
社会人になったらもしかしたら毎日残業2時間はあるかもしれないって思うと、肉体労働をされている方々にとても感謝したくなりました。

毎日10時間働いているから、仕事はすぐ覚えることができました。
だけど一週間くらいで仕事には飽きていました。
単純作業が辛い、動いていないと仕事をしていないという風に思われることがムカつく。
だけど、一個発見があって、辛いときに無心になると逆に辛い。意識が足の痛みや業務のつまらなさに向くからです。
今はどこに意識を向けようかと考えている。正直、お客様のために!とかは今のところ思えない。そのくらい自分はまだまだなんだなって気づかされました。
癌の予防に来る人、家族で楽しみに来る人、岩盤浴をしに来る人、いろいろな人がいる。
「料理おいしいですね」
と言われたところで、僕は食べたことがないし、作ってもいないので「伝えておきます」としか言えない。
ものすごく"働かされている"という感覚が強い。
同じ派遣仲間にそれを言ったら「働くってそういうものじゃない?」と言っていた。
僕は違う"働く"を知っているからその発言にがっかりした。話しても話が広がりそうにないなと。
自分の"やりたい"から遠ざかったのが10日間くらいあったのだけれども、たった10日間でも自分の"やりたい"がよくわかんなくなったりします。末期です。
あと一ヶ月金のために頑張る労働は僕にとってはかなり酷なものだけど、不快だからこそ乗り越え方を工夫してどうにか充実した一ヶ月半を過ごそうと思っています。
(これは10月初期に書いたものです)

◆仲間っていいな、コーチングっていいな

安定的に10時間勤務をしています。
加えて家庭教師のアルバイト、オンラインインターンも始まりました。
いよいよ忙しさが増してきた。休みも仕事しているという感覚。
『忙しい』=『充実』ではないのが俺の中で残念に思っています。

だけどこの忙しさも『派遣の仲間』がいるからなんとか乗り越えることができているなと強く感じます。
僕と同じ98年世代の友達が二人、心強くてギャグセンがある先輩が一人、癖が強い後輩が一人、名探偵のおじさんが一人というチーム構成です。

派遣先の社員さんからは
「今まで派遣同士で一緒にご飯を食べる光景は見たことない」
というくらいまで親睦は深まっている。だからこそ仕事もやりやすい。

僕は疲れが出ると途端に無口になる。
疲れていなくても正直口数は少ないのですが。
今働いている環境では『ツッコミを入れる担当』か『時々とんでもないボケをかます担当』という風な位置づけになりつつあるなと思います。
最近ようやく社員さんとも打ち解ける機会が増え、その瞬間から業務コミュニケーションをもっと気楽に取りたいなと思うようになりました。
僕が"ありのままである"ための条件には、周りとの関係性を滑らかにすることが必須だと改めて分かりました。
だからこそ、約一年間学んでいるコーチングを初めとした『人との関係性を豊かにするスキル』は今後も育てていきたいと強く思わされました。

◆忙しいときに出てくるモンスター

僕はやっぱり、忙しさを理由に"交友関係"を絶ってしまいます。
今回も一ヶ月の間に友達とは5回ほどしか電話をしていないくらいです。
話をしたり聴いたりする機会が大幅に減りました。自分の話をする機会が今働いている環境にはあんまりないと思っています。
よく言っているのは「はい」と「分かりました」。
多くのことを語り合える仲間は宝物であると同時に大事にしたいよね。

◆愚痴とかモヤモヤ欄(自分が辛いときに書きました)

僕の中でここで働いていて、「働く環境」にアンテナが立っている。
派遣ですら10時間という法に触れそうなラインで働いている。社員さんは計り知れない。
食べ物の味を感じない社員さんすらいる。それを「またか~」と笑っている社員さんもいる。


最近社員さんが倒れた。
その事実があるにも関わらず、何も変わらない毎日。


それがここでの"普通"になっている。
だから誰もおかしいと思わないし、外部から来た人はおかしさにすぐ気づくんだけど言う人はまずいないよね。
"だからこの会社はダメなんだ"という批判や"変わらない"という諦めをよく口にする社内の方々。

なんでここにいるの?ってめちゃくちゃ思う。
いるなら変えるよう少しでも動こうよって思う。
でも思うのは、そういう改善をする時間も取れないくらい売上や利益重視の経営になっているってこと。
今しか見てないんだなって思う。(何も学んでない僕だけど言わせて)
本当に経営方針によって会社の方向性が大きく変わるな現場で見ていて感じた


経営陣も"コロナのGo toキャンペーンで人が増えるから"という不謹慎な波に乗って毎日300人超えのお客様をレストランに出迎えている。
この会社のサービスの質が落ちているのは誰しも気づいているのに、毎日たくさんのお客さんを出迎え、クレームを言われている。


「もう来ないでください」と自分から言っているようなものだと思った。
これはとある田舎の会社なので、全ての会社が当てはまる訳ではないだろうが、誰が幸せになっているのか?という問いに対して「誰も幸せじゃない」という答えが返ってきそうだ。


僕にとって、この温泉旅館で働いた経験は僕の『働くとは』に大きく影響を与えて貰った気がする。
たくさんの違和感を頂いた。
この違和感を言葉にして大切にしまっておきたい。
それが自分であり、幸せへの道だからだ。

"もの"で釣られたと思った時点で僕はその人を信頼していない。


僕はこの温泉旅館で働くおばちゃんやおじちゃんに"もの"をよく貰う。
だけど、本当にありがたいって思うときとそうじゃないときがある。


本当にありがたいって思うときは、もちろん"ものを貰えた"という事実に喜びを感じるが、それ以上に"その人から認めて貰えた、信頼してもらえている"という喜びが湧くんだ。


手なずけようとしている人はすぐに分かる。
そういう人は大抵、僕が「いらないです」と言うとイライラする。本当の意味で相手を思いやっていない証拠だ。


僕は社畜じゃないし、意志のある人間だ。自分で考えて自分で動きたい。
だから命令されるのが嫌いだ。
お願いをされてもそれを命令だと思っている瞬間だってたまにある。
そう感じるときは大抵その人のことを信頼していないから。


信用と信頼って違うよね。


信頼の方が"仲間"とか"共に"というイメージがある。
信用は"心がない"気がする。ちゃんとやる人だから任せるって感じ。その人に任せたい!という"その人"の魅力に惹かれているのではなく、自分にとって都合がいいからミス無くやってほしいからというニュアンスを感じる。

僕は信頼されたい。
共に仲間として何かを成し遂げたいのであるよ。

◆時間の大切さ『コントローラー福士』

休学が始まって早一ヶ月というところだが、最近自分の中に変化が起きていることに気づきました。
ものすごく時間を大切に使おうとしているということです。
正直一秒たりとも無駄にしたくないという気持ちが強くて、休み時間に一人になると駆け足になります。(バイト中は足を貯めているw)
今僕は、人生の限りを強く感じて生きています。
そのおかげで、段取を考えて動くようになった。
「これは今やるべきことじゃないな、まずこれを片付けてからだな。休みの時間は完全に休みたいから仕事っぽいことはやめて好きなことをする時間に出来るよいにしよう」
的なことを考えて生きている。
最短最速思考に入っています。これまでは最短最速から離れた世界にいたので、そっち側の人の気持ちも分徐々に分かってきているのかな?
一人でやりたいって気持ちがめちゃくちゃ出てくる。
人とやることが必要であれば人とやるって感じ。僕の中にもコントローラー福士が存在していたことにすこし嬉しさを感じました。


◆考えごと『リーダーになりたいな』

ふと休みの日に散歩したんです。
そのとき、リーダーについて考えていました
僕は昔から人の先頭に立つのが苦手です。
小学生の当時は先生からリーダーを務める機会を多くいただけたものの、「勉強が得意ってだけでもっと班長とかが適任な人がいるのに」と思いながら生きてきました。
実際やっているときはイキイキしていたと思います。
だけど自分の中でずっと"自分なんか"と思っていたからそういった機会は中学に入った時点でなくなりました。
今思うと中学の時から、自分のことをあんまり知らない人達がいる環境に身を置き始めてから"自分を出していく"ということを怠っていたと思います。怖くて。

だけど、僕の中には今は小さくともこんな願いがあるんです。
"自分が中心としてみんなが幸せになれる環境を作りたい"

僕は他の人に比べてめっちゃ気持ちが弱いんだなって思っていたのですが、それと同時に人の痛みに寄り添えるという強みがあるとたくさんの人と関わる中で思えてきたからこそ、そんな僕だからこそ優しい空間を作りたいなと思っています。
それを実現するためにリーダーシップは絶対必要。
保育園で小学生への指導に当たった際にもリーダーシップというワードはものすごく自分に引っかかった。

あ~、休学期間はリーダーシップがテーマになりそうだなと最近強く思います。
別に休学しなくてもできることなんじゃないかな?と思うけど、"自分の人生に責任を持つ"ということでまずは自分を引き上げることがリーダーとして大事なことだと思うのでここはあんまり考えないです。

僕はどんなリーダーになりたいんだろうか。

僕が使う"リーダーシップ"という言葉には、『泥臭さ』『みんなの幸せ』『チームを引き上げる』という3つの要素が含まれています。

宇宙兄弟「完璧なリーダーは、もういらない。」という本を一年くらい前に読んでそこからムッタに憧れているから、ムッタ要素が結構あるんじゃないか?とも思う。
「この人がいたらなんか分かんないけど上手くいく」って感じのリーダー。

『泥臭さ』
・失敗を恐れず行動→スピード面、初速
他の人が飛び込まない世界に不安を抱えながらも飛び込んでく回数は増やす必要があると思うんです。
こっちは40点くらいかな。大学入って少し磨かれた気がする
・やり抜く力(gritさっそく買いました)→継続

『みんなの幸せ』
・適切な判断力や決断力
・場作りとかコーチングがここに入ってきそう

『チームを引き上げる』
・みんながキツいときに一歩目を踏み出せるかどうか

とりあえずこんな要素が一人で考えて出てきました。
とりあえずこれで進んでいきます。
もっとリーダー像はクリアにしたいから経験を通してクリアにしていきます。

◆おわりに


この10月期間は自分が一番したくない働き方をしていたわけですが、その中でもたくさんの気づきがありました。金目の10月にする予定でしたが、それだけじゃ満足できないと思うのもやっぱり僕だなと思います。

11月の予定は
前半:これまで通りリゾバ
後半:友達と息抜き、軌道修正、旅支度
こんな感じです。

ダラダラ長ったらしい文章を読んでくれてありがとうございました。
これを読んだ感想を貰えると、とーまは喜びます。
今後ともよろしくお願いします。

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