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【電子書籍新発売】行政書士試験合格体験記:試験突破のための思考術

私自身6冊目(英語版を含めると7冊目)の電子書籍、「行政書士試験合格体験記:試験突破のための思考術」の発売がスタートしました。

本書は、一見すると行政書士試験の受験生向けに見えますが、他の資格試験に挑戦されている方や、仕事との兼ね合いでスポーツ活動に励んでいる方など、より多くの人にとって参考になるであろうスタイルで記しています(特に2章以降)。

※補足情報
Amazon Kindle Unlimitedの対象本です。

下記は本書の「はじめに」と「目次」です。同様の情報はAmazonの商品ページからも閲覧できます。

はじめに


私は、研究者として数十本の学術論文を執筆してきました。加えてここ数年は、学術論文以外の出版物(専門書の共著、雑誌の記事、電子書籍、レポート、コラム等)を執筆する機会にも恵まれ、日本語もしくは英語で情報発信活動をしています。今回は、これまでの原稿とは全くジャンルが違う、『行政書士試験合格体験記:試験突破のための思考術』と題した電子書籍の執筆にトライしてみました。

令和5年11月12日、私は行政書士試験を受験しました。この試験は、主に法律や行政手続きに関わる専門的知識を問うもので、合格を目指す場合、必要な勉強時間の目安は600~1000時間といわれています。また、その合格率の低さ(令和元年度~5年度の合格率の範囲:10.72~13.98%)から、数回の受験を経て合格を手にした人も多くいます。ところが私の場合、約半年、316時間の勉強時間で一発合格することができました。

正直なところ、私が1回で合格することができたのは、運に恵まれた部分もあります。ただ、運だけでは行政書士試験を合格できないのも明白で、試験に向けた取り組みが自分にとって効率的だったからだとも思っています。

本書では、私が行政書士試験対策として実践した勉強法、意欲を保つテクニック、体調管理法、試験当日に実力を最大限に発揮するピーキングと称したアプローチを取り上げました。また、終盤には、短期間かつ短時間の勉強でなぜ合格することができたのか、自分なりに考察してみました。

ところで、一口に一発合格といっても、出身大学の学部、職歴といったバックグラウンドによって合格への難易度は大きく異なります。そのため、読者が本書をより深く理解できるように、自己紹介をします。

私は高等学校を卒業後、専門学校で2年間アスレティックトレーナーを専攻し、その後大学に編入学して2年間健康行動科学を専攻しました。大学院では、修士課程で2年間体育学、博士後期課程で3年間体育科学を専攻しました。大学院修了後は、博士後期課程3年時に採用された日本学術振興会の特別研究員として約1年間従事し、その後民間の研究機関で2年間働きました。研究者としての専門はスポーツ科学と健康科学です。

現在は研究活動を控えめにして、持久系アスリートへの競技力向上・コンディショニングサポート、一般の方々への健康維持・増進サポート、論文以外の執筆活動などにも取り組んでいます。一見すると「何をしているのかよくわからない人」です。

いずれにしても、私は法律・法務と直接的には強く関係しない世界で過ごしてきました。ただ最近は、仕事・活動の幅を広げていく過程で、士業の先生方と継続的にコミュニケーションをとったり、クライアントと契約書の締結をしたりする機会が幾度となくあり、法律・法務に触れる機会が増えていました。また、法律・法務に関するテレビドラマが好きで、子供の頃から法律には興味を持っていました。

行政書士試験の合格を目指した理由の1つは、すぐに行政書士として働くのかは未確定でも、行政書士試験の法令等科目である基礎法学、憲法、行政法(行政法の一般的な法理論、行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法及び地方自治法)、民法、商法・会社法を学び、合格レベルの知識を持っておくことが将来的にプラスになると思ったからです。

本書が行政書士試験合格を目指す方々の試験対策上の一助になれば幸いです。また、どれだけ他の層の方が読まれるのかはわかりませんが、行政書士試験を受けない人であっても、役に立つ要素が少なからずあると思って書きました。貴重な時間を割いていただけることに感謝し、本書が少しでもお役に立てることを願っています。

髙山史徳

目次

はじめに
1章:勉強
 使用教材
 勉強時間
 勉強内容(~7月)
 勉強内容(~11月)
 試験結果
2章:意欲を保つテクニック
 勉強の強度を工夫する
 信頼関係のある人に宣言する
3章:コンディショニング
 活用データ
 データの活用例
 データを活用する際の注意点
4章:ピーキング
 ピーキングの実践例
 メンタル疲労のマネジメント
5章:なぜ短期間・短時間の勉強で合格できたのか?
 当て感
 研究者としての経験、交流関係
 おわりに
おまけ
著者プロフィール
奥付


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