そんな大人になりたくない

今日は休み。といいますか、休みを取って病院へ行ってきました。3年前の健康診断で脂肪肝を指摘され、コレステロールを下げる薬を処方されており、内科病院へ6週間おきに行っています。
診察自体は前回までとほぼ変わらず、
https://note.com/f_yoshihiro/n/n6ea9aa6bb992

「お変わりないですか」「はい」
「じゃあ、また薬を6週間出します」「はい」
「それから、月末に健康診断を受けます」「結果を知らせてください」
「次回も6週間後でいいですか」「はい」

その程度でおしまい。下半身の筋力を鍛えて肝機能と腰痛を改善する運動を続けているものの、献血後の通知を見る限りはALT値が80前後で上がりも下がりもせず、どこまで効果が出ているのかわからない状況が続いています。揚げ物を食べても胃もたれしなくなったのは最近もそうだから、改善していると思いたいですが。

ところで、病院の待合室にはテレビが天井からぶら下げられており、今日は高校野球が流れていました。しかも、自分が病院に行った時間帯は南北海道代表校が試合の真っ最中で、試合の様子を気にしている人が複数いました。自分もテレビから金属バットの「カキーン!」という音がしたときは、つい目線が行ってしまいました。だってほら、いい打音がしたらヒットかホームランか、そうでなければ大きな外野フライか、いずれにせよ長打なのは間違いないですからね。
そうすると、コロナワクチンの接種(たぶん4回目)で来ていた6~70代の男性が小声で「よしっ」「あー、ダメだ」など、試合の様子に一喜一憂していました。その最中に看護師さんから呼び出しがかかったのですが

「〇〇さん、ワクチン接種どうぞ」「えっ、ちょっと待ってよ」
「順番もあるから、行きますよ」「・・・」

腕を抱えられて接種の部屋へ連れていかれました。
試合のことが気になるのはわかるけど、ワクチン接種に多くの時間はかからないし、場所も場所だから看護師さんの指示に従うのが基本原則でしょうに・・・。加齢とともに融通が利かなくなるというか、我を通そうとするのかなあ、と思ってしまいました。だから、お年寄りを相手にするときの看護師さんの苦労が垣間見えた気がしました。と同時に、自分は“そんなふうになりたくないな”とも思うのでした。
譲れない部分は譲らないけど、他は言われるがまま妥協します、はい。

(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

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