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雨を避けて

弘前三日目。今日は帰るだけです。
帰るだけといったって、まずは天気が気になります。ホテルの部屋からは朝焼けが見えて、それはそれできれいと思うけれど、朝焼けは雨が降る兆しでもあります。

地元テレビの天気予報では「雨が降る」が一致しているものの、テレビ局によって「午前中」だったり「午後から」だったり、あまりはっきりしません。インターネットの天気予報も同じで、雨が降り出す時間はまちまちでした。

自分は折り畳みの傘を持っているので雨が降れば差せばいいのですが、飛行機を降りてからにしたいのです。つまるところ、ホテルからバス乗り場までは雨が降ってほしくないのです。
そこで、ホテルは8時30分にチェックアウトし、徒歩10分ほどのバスターミナルへ向かいました。この時間なら、まだ雨が降る前になりそうだったからです。で、実際に雨に当たることはなく無事に着きました。そこから9時20分のバス発車まで40分間は長かったですが、トイレに行ったり水を飲んだり、待合室の椅子に座ったり、ヒマつぶしをしたのでした。
バスに乗ったら、今度は「いつ雨が降るのだろう?」という考えに変わるから、我ながら現金だなあと思いました。なお、まったく関係ありませんが、バス運賃は現金ではなくSuicaで払いました。

青森空港のレストランで早めに昼食を摂り、手荷物検査を受けて待合室で搭乗案内を待っていると、ちょうど新千歳行となる機体が着陸したところでした。で、小さな空港だから見える光景を見れました。

マーシャラーが機体を誘導する様子です。
世界中どこの空港でも行われている光景も、大きな空港ではなかなか見られないものです。久しぶりに見られて少し得した気分になりました。

しばらくして搭乗案内があり、搭乗したまではよかったけれど、機長から「航空路混雑のため管制から離陸時刻が12時47分の指定がありました」ため離陸が12時45分となり、新千歳空港にも10分程遅れて到着したのでした。
ちなみに、いちばん心配していた天気は、弘前~青森空港が曇りのまま、飛行中は雲の中を進んだため機体はガタガタと震え、新千歳空港~自宅まで雨降りとなりましたとさ。

(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

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