今日、宛名に自分の名前がない郵便物が届きました。

ビニールの封筒で「この地区にお住いのみなさまへ」とあり、さらに大きな文字で
『テレビのご視聴に関するとても大切なお知らせ』
とも表示されていました。どういうこと？と思って中を開いてみると

「２月１５日以降、テレビ映像が乱れる可能性があります」

と、でかでかと書かれてありました。
しかし、一度読んでもいまいち理解できなかったので、ネット頼みで検索をしてみました。すると該当するサイトが見つかりました。

『700MHz帯を使用する携帯電話基地局の開設に伴うテレビ受信障害対策について』
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/89300.html

テレビの電波帯に近い周波数に携帯電話の電波を割り当てるため、アンテナにブースターを取りつけている場合は影響が出る恐れがあるらしいのです。でも、郵便物が届いて検索するまで自分は知りませんでした。
２月１５日といったら一ケ月もないのに悠長だなとは思いましたが、札幌はもともと電波出力は強いのでブースターを使っている家は多くないはずで、該当する建物は少ないと踏んでのことかもしれません。また、アンテナ代わりにＣＡＴＶが引かれている建物も多く、かくいう自分が住んでいるマンションも地上波はＣＡＴＶからのパススルー方式だから、画像が乱れることはないでしょう。
そこまで理解して、ようやくひと安心です。

だって、最初は新手の降り込め詐欺かと思いましたよ。でかでかと「テレビ映像が乱れる可能性」とあれば、次の瞬間に
“お金を出せば継続して見られるようになるという内容だろう”
と考えてしまいましたからね。それはそれで「毒されている」と思っちゃいましたけど、このご時世だから仕方ないです。
他の地区でも同じような手紙が届いているかもしれないので、ＵＨＦアンテナでテレビを見ている人は確認してもいいかもしれません。なお、工事が必要となった場合は無料なので、念のため。

（お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします）