faaicaan88

自分の世界と仲直りするためにわたしがやってきたこと、今知っていることなどを書いています

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あの日のこと

被災、というほどではないのだけれど、我が家もかなり揺れた。紛れもなく今まで生きてきた中で一番大きな地震だった。揺れている時間がとても長く感じた。 わたしの住む家は結構古い。おそらく旧耐震基準だし、建てられてからほぼ手を入れていない。祖父母が生きていた頃に住んでいた一階の大部分は 頑丈に作ってあるけれど、二階を含む残り半分は「大きな地震が来たらぺしゃんこ」と、かつて大工さんが言ったとか言わないとか… 背の高い家具は一部固定してあるものの、してないものもある。物が積み上がってい

    • 匂いから引き起こされた感情で

      今さらだけど10月の中頃のこと。 階段を降りると、家の中なのに、最後の数段で金木犀の匂いがした。 それで、この使い勝手の悪い古い家が、とても好きだと思った。数年前に手放さなくてはならなかったかもしれなかった時にこの家を守ってくれた両親に感謝を覚え、教育のためにとここを買って、そしてわたしたちよりもずっと短い期間しか住めなかった祖父母のことを思った。 スターシードであるわたしと、 地球で肉体を持って生きるわたし エンパスであるがゆえに空気に敏感だったこともあってか、わたし

      • 誰かのために祈る

        ある突飛な思いつきと、わたしの中にある普通とか常識という思い込み スターシードとかライトワーカーという言葉も知らなかった数年前、世界情勢やどこかの紛争を解説しているサイトを見たりネットラジオを聞きながらあれこれ思考を巡らしている時にふと、 こういうことに対してわたしは何もできないけれど、この、どうしようもない闇のようなものに光を与え続けることに意味があるのでは? と突然思った。 真っ暗な闇の中に小さな、けれど強い光がある様子がイメージとして浮かんだ。 わたしはジャーナ

        • 自分がいかに自由なのかを思い知る

          表面的にはいろんなことが上手くいっているようにみえる知人の話を聞きながら、彼女と知り合った当初からずっと感じていた違和感の正体がようやくわかった。 お金も時間もかなり自由で、 好きなことを存分にして、 家族との関係も良さそうで。 目に見えるもの。話に聞くもの。 彼女を取り巻く環境の多くを羨ましいと思った。 それなのになぜか、彼女と話すたびにわたしは違和感を覚えていた。 それは彼女の圧倒的な不自由さに対するもどかしさなのだと、最近になって気が付いた。 お金が自由でも、時

        あの日のこと

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          なんでも自分にきいてみる

          ちゃんと、という幻想 20歳くらいからずっと、わたしは1日1食+αぐらいの生活をしている。別にそうしようと思ってそうなったわけではなく、その頃は外食が多かったので、一人前を食べるとお腹がいっぱいになるからそれ以上食べなかった、というだけのことにすぎない。 わたしにしてみれば、自分の体の声を聞いていただけなのに、当時はやたらと「ちゃんと食べなさい」と言われた記憶がある。 最近、久しぶりに「しっかり食べるべき」的なことを言われた。今も昔も、こういうことを言う人は必ずみんな三

          なんでも自分にきいてみる

          同じことを3度繰り返さなかった話

          まだ潜在意識だの引き寄せの法則だのを知る前に起こったあることをふと思い出した。 10代の終わりに知りあったある子は、中3の時から家でごはんを出してもらっていないと言っていた。他の兄弟とお母さんは一緒に食べているのに、自分だけ食事が用意されないらしい。お金は貰っているようだったので(それも手渡しではなく部屋に置いておかれる)、それで何か買って食べたり、みんながいない時に冷蔵庫のものを食べたり。そんなことを何年か続けているらしかった。 わたしはたぶん、彼女を憐れんでいた。 わ

          同じことを3度繰り返さなかった話

          あらゆる幻想の中で眠る

          リアリティのある夢、というものを、誰もが見たことがあると思う。臨場感があって、夢であることに気付くことのできないような夢。 今生きるこの世界も恐らくそのようなものではないかな、とわたしは捉えている。 自分で見ている夢の中にいるように、自分で見ている現実の中にいる。 夢は、夢だと気がつくと目を覚ますことができる。けれど気が付かないうちは、怖い夢や嫌な夢であってもなかなかそこから抜け出せない。八方塞がりに感じたり、焦ったり。そういう夢は、目が覚めた時にも鼓動が速くなっていたり

          あらゆる幻想の中で眠る

          受け入れがたいのは当然だとは思うのだけれど

          この世で体験することはすべて、自分が発したものを受け取っているだけ。 わたしは比較的長くゆっくりといろんな角度から自分の心や世界、宇宙の法則と向き合って来た。そういうわけで、日常の些細なことから極悪非道に思えるようなことまで、人間としては到底納得できないようなことでさえも、良いことも悪いこと(とわたしたちがジャッジするすべてのこと)も、やはり基本的には、自分がすべての始まりだと信じている。 上手く行かないあれこれに逡巡することもあるけれど、そういう時は、 自分のどんな価値

          受け入れがたいのは当然だとは思うのだけれど

          言葉とエネルギー

          子供の頃、誰に見せるわけでもない自分だけの文章を、ただひたすら来る日も来る日もノートに綴っていた。 出来事を書いていたわけではないので日記とは少し違う。ただ思ったことを、感じたことを、書かずにはいられなかった。 今思うと、書くことでいろんなことを整理したり、受け止めたりしていたのだと思う。細かい字でびっしりと書いていたので自分は書くことが好きなのだとずっと思っていたけれど、学校の宿題の作文などは書き出しからしてまるで思いつかず、いつも途方に暮れていた。 言葉の扱いに慣れたこ

          言葉とエネルギー