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「DX成功の鍵:周回遅れを認識して共有する」

折に触れ、某プライム上場企業のCDOだった友人と意見交換をするのですが、先日の締めとしては、「日本は、IT化でも周回遅れ、デジタル化でも周回遅れ、AI活用でも周回遅れになろうとしているが、気づいている会社が世界と戦えばいい。元々日本は島国で今も鎖国しているようなものだから、エネルギー問題さえ解決できれば、人口も減るし、グローバル企業から見ても経済的に魅力的な国ではなくなるので、自己完結型で半鎖国型の企業・国家運営でなんとかなるでしょう」ということで終わり、次回につづくことになりました。

まあ、あくまでも個人的な意見交換でしかありませんが、もはや非競争領域になってしまった機能を賄うために、大量のバッチ処理プログラムと保守する人々、プログラムを動かすためのマシン、マシンを置く場所、動かす人々、その人々が働く場所。場合によってはその仕事を行う人々を雇用する子会社を作っている企業もあるでしょう。

パッケージ化され、SaaS化されている機能は、非競争領域であることは明々白々。

そんな非競争領域に大切な経営資源を投入してしまっている大きな無駄を垂れ流していること、同時にデータが重要な経営資源であること、そしてAIを武器として積極的に活用してオペレーションを自動化するチャンスであることを認識し、しっかり手を打っていけば、いくらでも周回遅れを取り戻すチャンスはあるんですけどねぇ~。
もちろん、価値を生んでいないNVA(non  value added)プロセスはちゃんと取り除いてから自動化しないと、NVAソフトウェアを作るだけになるので、それだけは忘れないようにしないといけませんけど。

気付いても気付かないふりをして逃げ切ろうとする人の方が多いかも知れませんが・・・。

まさに、これこそ経営の責任ですね!

#デジタルトランスフォーメーション
#DX

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