見出し画像

FACE 3周年座談会 【後編】FACEこれからの展開は?

こんにちは、城です。FACE運営メンバー座談会の後編をお伝えします。
前編はこちら

後編ではFACE掲載メンバーへの説明、施策、そして今後やりたいことについてメンバーが語りました。


第2期FACE運営メンバー 左から鈴木 瀧山 横田 武田  佐藤 三澤  

 

-FACESに新方針を説明、反応は上々 

城:ここからは、FACE掲載メンバーに改めて新方針を説明したときの反応についても聞いていきます。プログラム設計してくれた瀧山さんは、方針説明会とワークに参加してみてどうでしたか。 

瀧山:設計中は方針や運営の想いが伝わることをメインに考えていました。でも、実際に場づくりを行い、言葉を交わすことや相手の思いを聞き取ることの大事さを感じました。 

Miroで掲載メンバーから多様な意見をもらった

城:フィードバックをもらうことの大切さですね。横田さんは、いかがですか。 

横田:私のグループでは、共感の声と同時に、「好き」を軸に発信する新しいコンセプトについて、具体的にどうするんだろうといった不安の声もありました。ただ、個で始まって個で補う、個の思いを大切にする、「好き」を伸ばしてスキルにしたり、キャリアにつなげたりするのはすごくいいね、というような意見も貰っています。方針説明会に参加して、新方針は、他の人たちも求めていた部分と一致すると思いました。 

城:運営と掲載メンバーは、これまでコミュニケーションをとる機会が少なかったと感じています。今回、運営側の意見に対して、各自がそれぞれの言葉でコメントを書いてくれたり、今までFACEに掲載したことでの反響を教えてくれたりしたことも、すごく良い場だったのかなと思います。 

 

-「スキを語る会」開催についてどう思った?

 城:先日、メンバーに新しい方針を説明し、「スキを語る会」を開催しました。参加者の反応、進め方など、感じたことについて、教えてください。

瀧山:「好きを解放する」をテーマに、自分のWORKSを取り上げて「好き」という軸で見たときに、どのような記事が書けそうかを考えるイベント企画だったと捉えています。

メンバーの反応は、よかったと思います。「好き」という言葉は汎用的で人によって捉え方が異なる部分もありますが、各自の仕事に落としながら良い切り口で様々な対話ができました。私自身も「好き」を改めて言語化でき、よかったと思っています。

佐藤:僕は今回若手デザイナーの小黒さんと対話をして、普段、自分のこだわりを話す機会がないことに気づき、改めてすごく貴重な機会だったと思いました。

1つ1つの仕事に対して振り返る機会はありますが、今回、一気に自分の仕事を振り返ってみて、改めて自分の好きなこと、こだわったポイントが見えてきたことは、すごく素敵な経験でした。

城:対話を通じて、個人個人の業務を横断して見る機会があったこと、他の人の得意なことや価値観について垣間見えたことも、よかった点ですね。
 

-2023年、チャレンジしたいことを教えて!

城:新方針の2年目、「こんなことをやってみたい」などアイデアを言っていただければと思います。

武田:FACEの活動を発信することです。社外に対してはもちろん、デザインセンター内への発信をもう少し強化したいと思っています。あとはサイトのエンハンスにも力を入れていきたいです。今年度は方針決めに時間を割いたので、来年度はもっと手を動かせる年にしたいと思います。

城:自律的、自主的なプロジェクトをやっていく上で、社外だけでなく社内に対しても効果があることをアピールするのも大事な活動だと思います。そういった意味でも、私たちの今の活動内容や、記事の発信について届けることの重要性を感じました。

瀧山:私はFACEにジョインした当初から、サービスのグロースを数値的に測っていくところに興味を持っています。今は、方針を決め、内部の共感者を集めて初めてイベントを開催した状況ですが、「『好き』を解放する」という言葉をきっかけとして、どんな施策ができ、どんな変化を生んで、結果的にサービスのグロースにつながるところで、どういった効果を発揮したのかというところまで、定量化できればと思っています。指標を決めて、測定し、改善を回すことをやりたいです。

鈴木:今、FACEサイトの掲載者にアルムナイやRidgelinez所属の表記を追加していますが、これを起点にうまく富士通とRidgelinezをつないでいきたいです。富士通デザインセンターでもアルムナイの人と話をつなぐ活動をやっていて、FACEがハブの1つになるのも面白いんじゃないかなと。僕も含めFACEの立ち上げ・運営に関わったメンバーにRidgelinez所属のデザイナーもいます。

自分としては、流動性が高い組織は、すごくいいことだと思っています。平田さんや本山さんも運営メンバーからは外れていますが、FACEの活動は気にかけてくれているので、ナレッジの共有、座談会、情報交換など、相乗効果のある活動や取り組みができればいいなという夢を描いています。

城:私も、コミュニティとして成長させていきたいとの思いにすごく共感します。FACEやデザインセンターに閉じている必要は全くなく、アルムナイやRidgelinezなど、同じ思いを持つコミュニティとつながっていけるといいなと思います。

鈴木:Ridgelinezの中でも、「やっぱり内に閉じちゃうのってもったいないよね」という話があります。富士通絡みだけでなく、ほかの会社の人たちとFACEを通じて交流することも可能性としてはあるし、面白そうだなと思いました。

三澤:僕は、今回のテーマや課題設定がよいと思ったので、その部分から広げていきたいですね。どちらかといえば、興味があるのは、イベントごとよりも「いかに当たり前にしていくか」です。みんなから課題を聞き続けるとか、「『好き』を解放する」というコンセプトを持って日常的にマインドセットに入れていくにはどうすればいいのかといった話とか。シンプルに、周りの人と何ができるかを考えていきたいです。だから、まずは好きなことを聞いてみようといったところから、始めようかなと思っています。

佐藤:FACEのやることの順番の最後が「発信する」だと思います。最後のフォーマットが決まっていて、フォーマットに合わせて、みんなが自分の「好き」を言葉にするため、新しく自分を深掘りするためのフォーマットを考えてみたいです。
どうしたらもっと好きを発見できるのか、どんなワークをすればいいのか。今回の「好きを振り返る会」もそうですけど、ワーク、フォーマットを含むやり方をもっと考えてみたい気持ちが強いです。

城:ありがとうございます。改めて振り返ってみると、いろいろと迷ったり悩んだりしながら、でもみんなの中で「やっぱりこれがやりたい」という、自由にのびのびと個を解放していく、シンプルなワードに辿り着いて施策をやっていこうという、自分たちの最初の一歩を踏み出すための土台がしっかり固まった1年だったと思います。


今後の活動もお楽しみに!

2023年度もいよいよ後半戦。新しい方針に併せてオープンな場づくりを続けていきます。
2024年1月以降には企業交流会を検討していたりと、楽しく刺激的な活動を展開できればと考えています。
FACEの活動に興味がある、なかのデザイナーと交流をしてみたい、という方がいらっしゃればぜひお気軽にコンタクトからお問い合わせくださいね。

引き続きFACEをよろしくお願いします。


もっと知りたい方はぜひFACEサイトもご覧ください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?