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肉芽切除手術のため再入院

▽これまでの記事▽
発見:子宮筋腫がみつかるまで
手術決意:子宮全摘なのか筋腫のみとるか
入院準備編:あったら便利なものといらないものと心の準備
入院中編:主に入院中に大変だったこと 
手術後編:術後の流れについて
その後:子宮全摘出のその後~11ヶ月~

接触性出血とは

そもそもまずですね
「接触性出血」の意味を勘違いしていました。
聞いてびっくり笑
「普段の生活で体を動かす際に、内臓も一緒に動くから、その時に細胞同士が擦れたりして出血するんだよ。性生活だけが原因ではないんだよ。」との事
OMG!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
動きまわっちゃーダメですね。でも動き回ったわけでもないんですけどね笑
仕事がら立ったり座ったり、立ったり立って立って・・・・
立つことの方が多しい、何なら座って仕事してる時も左右に体重移動する作業ばかりです。

再診へ

7月7日、とうとうそれまで血が完全に止まった日が長続きすることなく、再び診察へ行きました。
もちろん、電極なんてお断りっ!切除の手術の話をするんだっ!と意気込んで。
「せっかく来たんだから電極で焼いて帰ったら?」と言われ
「絶対やだっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!超絶痛いやんあれっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
と、ごねる私に。子供の歯医者バリに
「痛かったらすぐやめるけん。ね?焼いたが良いって!」と…。
負けてしぶしぶ承諾(*_*)
でもやっぱり麻酔無しだし、前回よりもこれまた痛いっっ。
途中でギブです。もーーーー終わりにしよ…つって。
先生の予定してた焼きの半分で止めたらしいです。
そして診察室へ戻り「もーーーーーいやっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!焼くくらいなら店閉めるっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」と断言。
先生も私が一人でお店してるの知ってるから「大変かやろうがー!」と。
「んなもんどうとでもなるしまじで焼くとかもう無理やけんっ」と私がそこまで豪語するもんだから、とりあえず2週間後にもう一度来て、経過見せて。でその日は終わりました。

電極3度目の経過

だから最初から手術せろて言うたやないのーーーーーーーーーーー!
とゴリゴリに言いたくなるくらい、むしろ逆に出血量は増えていたんです。
多分、中途半端に焼いたからだと…。
あの苦痛を我慢して出血量増えるとか叩きたくなります。
病院で「増えたしっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」と冷たく言い放ち(先生とは付き合い長いからそんな言い合いできるんです笑)、手術をする事がようやく決まりました。

今回の手術内容

今回は開腹はしません。腹腔鏡でもありません。
腰椎麻酔で下半身を麻痺させて、下から器具を入れ膣を広げ視野を確保します。
肉芽ギリギリのところを切除して、断面を電極で焼いて止血する手術です。

入院日数と準備品

4日間の予定です。
持参する物は前回とさほど変わりませんが、清浄綿を買ってくること!との事でした。
結果、これは使わなかったんですけどね笑
私の場合は、切除箇所が一番奥のため、清浄綿は使用する必要がなかったんです。
手前の方に肉芽やポリープ等が出来て切除する場合は、尿がついたりして衛生を保てないので、清浄綿で清潔にしておくための物だそうです。

麻酔は全身ではなく腰椎麻酔

今回、これが一番不安でした。
神経に触れようもんなら、私の足はどうなる!?とか思って。
不安で不安で…
手術前日に麻酔科医から一通りの説明がありますが、その時に腰椎麻酔が怖い!と話しました。
そしたらまさかの「ぇ?久保さん昨年硬膜外麻酔やってるからそっちの方がつらいですよ?あれやれてるから問題ないと思いますけどねぇ?」って。
「ぇ?ぇ?ぇ??????そんなんやった?あれ全身麻酔で眠った後にしてないですか?記憶ないけど」って言ったら
「いいえ、全身麻酔する前に先に硬膜外麻酔するのでしてるはずです。きっと手術の緊張で何したか覚えてないんですよーーーー笑笑笑」との事。
完全に拍子抜けww
そして手術当日、腰椎麻酔してもらっている時でも、硬膜外麻酔したの思い出せなかったです笑 どんだけーー笑
腰椎麻酔は、不思議な感覚でした。
そのまま寝てる状態で、足をいつ開かれたのか、いつ下着をとられたのか、いつ器具が入ってきたのは全然わかりません。
そのまま寝た状態のつもりで過ごす感じです。
そして私の場合は、腰椎麻酔で眠くなったので、術中半分は寝てました

術後の過ごし方

術後ベットのまま部屋に運ばれ、翌日まで寝たきり生活です。
尿道カテーテルをされているので、トイレにも起きません。
ひたすら寝続けるだけです。
私の場合、麻酔が取れるまですごく眠くて…
寝てたら、血圧などの計測と状態観察で看護師さんが1時間おきに来て起きる。
そしてまた寝る。そしてまた経過観察で起きるを繰り返しました。
そうこうしていると、足の麻酔が取れて動かせるように!
でも、大きく動いたらダメだそうです。特に頭を大きく動かすと頭痛がしてくるそうなので、ひたすら寝続けました。
翌朝6時にすべて管や装置、点滴を外します
外してからは普通に過ごしてOK
人間の体ってすごいですね、朝6時の取り外しまで腰が痛くてあまり眠れなかったんです。
でも、全て取り外して起き上がれた事で腰の痛みって軽くなるし、その日も割と寝て過ごしたんですけど、腰の痛さは格段に違う。
上半身を起こせるか起こせないかで、腰の痛みがこんなに違うとか初めて知りました。
ちなみに、麻酔が切れたときに、切除部の痛みがでました。
先生曰く「奥で痛みが出にくいところだから大丈夫だと思うよ」でしたが、生理痛のズーーーーンとくるあの鈍痛が来ました。
点滴に痛み止め入れてもらって、1度痛みが治まったらあとは大丈夫でした。

手術の結果

1cm大の肉芽を切除し、出血も今のところありません。
仕事はすぐ復帰OKでしたが、お客さんからもきつく言われたので、21日まで休むことにし、のんびり過ごそうかと。
術後の検診も予定していますが、さほど問題ないような気がします!

さいごに

昨年の手術ですべてを終わらせたかったですが、私の体は本人同様、どうやら頑固者ですんなりとは終わらなかったですね。笑
子宮全摘する精神的苦痛、肉芽による出血の煩わしさ、この約2年でだいぶ強くなった気がします。
きっと同じ悩みを持つ方はたくさんいると思うし、子宮全摘後の肉芽は稀ですが、ないことではないので、心配になる気持ちもわかりますが、1年を目安に担当医を相談して決めていくのが良いと思います。
肉芽も小さければ1回の電極で治るらしいですよ!私みたいに1cmくらいになると電極だけでは無理で手術を受けることになります。
周りで悩んでいる方がいたら、こんなに悲惨な全摘手術(術後の下痢が一番つらかった涙)を乗り越えてもなお肉芽で悩まされた女がいるよ!と教えてあげてください。
「大丈夫だよ」や「頑張って」の言葉より「その辛さは完ぺきにはわかってあげれないけど、こんな人もいるから気が楽になるかもよ」の方が言われる側としては良いです。
時として超絶不機嫌な時もあるし、かまちょ全開になるときもあります。
周りは大変かもしれませんが、暖かく見守ってあげてください。

――― 完 ―――

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