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議論をかく(描く・書く)効果とは

 書くことは意見の承認になります。また、書くことで意見が流れない(見ながら)ので効率的な議論に発展しやすくなり、話し合いの整理につながります。


話し合いが良い方向に進む地上戦

 議論が空中戦ではなく、参加者同士が自分の意見や他社の意見を見ながら議論を進めることで、効果的で効率的な議論になります。また、議論を書くときは結論だけではなく、議論のプロセスを見える化するようにします。そうすることで、議論のずれを防止し、着実に話し合うことが出来ます。加えて、出ている意見を見ながら議論することにより参加者が発想を広げるきっかけを見つかりやすくなり、話し合いが良い方向に進みます。

月と言えば、満月?それとも三日月?

 人は自分が聞いた話を他の人も同じように理解していると思いがちですが、結構、人は違うように認識していることが多いです。例えば、月と聞いて満月を思い出す人も三日月を思い出す人、人それぞれです。
 なので、手元でノートをとるのでは無く、参加者全員が同じもの(ホワイトボードや模造紙)を見ながら議論することがポイントになります。
 また、話し合いを書いたものを使って振り返ることで、どのような議論をしたかが一目瞭然で見ることができ、議論のもれを防ぐことができるようになります。もし、欠席した人がいる場合でも後から議論を追うことができ、確認することができます。 

議論の分かりやすさを強化するには

 書いて共有するときはなるべく要約せずにテキスト化し、あとから確認をしながら、装飾、強調して分かりやすくします。強調は色分けでもよいですし、囲い込みや下線などでもよいです。また、普段からイラストやアイコンを練習しておき、自分の引き出しに入れておき、ワンポイントでイラストやアイコンを入れるとさらに分かりやすさが増強されます。

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