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【映画感想】「マジカルガール」を観たんだけど、みんな気をつけろよ!!

映画感想記事です。

スペイン映画、「マジカルガール」を観ました。
今回は鑑賞きっかけのエピソードは特にないんですが、
Amazonプライムビデオのおススメにあがってきて、何となくマイリストに入れていた映画です。

サムネイルが魔法少女みたいなピンクのドレスを着た女の子なんですよ。
それが何で私におススメされるんだ? と思って詳細を確認したらジャンルが「サスペンス」

確かにサムネの女性は額から流血してるし、ピンクの服を着た女の子は短髪なので、もしかして魔法少女好きの男の子がコスプレしてるのか? センシティブな内容か?

そんな先入観を持ってこの作品を観ました。
2024年4月19日現在、Amazonプライムビデオの会員無料対象の作品です。



先に旧Twitterにてポストしたネタバレなし感想を↓



あらすじ

白血病で余命わずかな少女アリシアは、日本のアニメ「魔法少女ユキコ」の大ファン。彼女の願いはコスチュームを着て踊ること。娘の願いをかなえるため、失業中の父ルイスは、高額なコスチュームを手に入れることを決意する。この彼の行動が、心に闇を抱える女性バルバラと、訳ありの元教師ダミアンを巻き込んでいく。出会うはずのなかった彼らの運命は予想もしない悲劇的な結末へ・・
*Filmarksより




感想*ここからネタバレあり

なんというか・・・嫌な映画でしたね。
あらすじにもありますが、ちょっとした少女の願いをかなえるためにしたお父さんの行動が、最悪の事態に転がっていく。
それをBGMも少なめに淡々と見せられる映画。

世の中に転がる「偶然」って本当に不思議なもので、良くも悪くも綱渡りみたいにちょっとしたことで落ちたりしてしまう。
例えば

・お父さんがラジオの手紙を聞いていたら
・吐瀉物が当たらなかったら(多分あのままショーウィンドウぶっ壊しててアウトですが)
・娘がステッキを探すそぶりをみせなかったら

とか、なんかいくらでも最悪に至らなかったルートがある気がしますもんね。
幸い、感情移入でできるような作りになっていなかったのか(引きの絵が多かったり、顔を写さないようにしてたり)、私はあまりショックは受けなかったのですが、まあ嫌な話でした。

そして何が嫌かって、私この映画嫌いじゃないんですよ。
胸糞系が好きってニュアンスではなくて、
作品全体の雰囲気と言うか、音少な目で淡々と進んでいく感じが。
展開が読めないっていうのも良いし、普通によくできたシナリオだと思います。
全体的にクオリティの高い嫌な映画、って感じです。

でもこの映画はあまり人におススメしたくないし、
この映画が嫌いじゃないことは周りに知られたくないです。
そんな感じ。


まあ何が言いたいかって、タイトルだけみて気になった人は絶対に後悔するから気をつけろよ!!
って話なんです。


おわりに

最後に注意喚起したんですが、そもそもこの記事を最後まで読んでいる人って、大体鑑賞済みだと思うので意味がなかったですね。
まあこの作品てR-18だと思うし大丈夫でしょ・・・

って思ってちゃんと調べたら、PG12でした。

マジかよ。
「親又は保護者の助言・指導があれば、12歳未満の年少者も観覧できます」
らしいです。

この作品は子供には見せたくないなぁ。
せめてR-15でしょ、映倫さん。


以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。



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